江蘇省の唐学勇さん 残酷な拷問を受け瀕死
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 【明慧日本2018年7月9日】江蘇省射陽県の法輪功学習者・唐学勇さんは江蘇洪澤湖刑務所で残酷な迫害を受けている。刑務所3監区の警官が唐さんを転向させるために2018年4月19日、唐さんに「喉に鍵を掛ける」という拷問を加えた。つまり、警官が両腕を交差させて、唐さんの喉を力強く絞めた。その為、唐さんは両目が開いたままの状態になり、長い間声を出すことができず、食物が喉を通らなかった。

 唐さんが頑として転向しないと見た警官らはまた受刑者に指図して、2018年5月31日に「瞳を掴む」という拷問を唐さんに加えた。唐さんはすぐに右目が出血し、網膜剥離の状態になった。転向という目的を果たせなかった警官らは6月7日に、またも受刑者に指図して唐さんの頭を酷く殴らせた。唐さんはこれまでにも留置場で拷問を受けた事があり、歯が11本抜け落ち、残りの歯も全部緩みガタガタになっている。

 現在、残忍な迫害を受けた唐さんは、洪澤湖刑務所で命の危険に晒されている。

 唐さんは北京へ陳情に行ったため、2年間の労働教養を強いられたことがある。そこの労働教養所で「法輪大法は素晴らしい」と叫んだだけで、拘禁期間を3カ月も延長された。また、法輪功についての真相チラシを配っただけで、2001年洪澤湖刑務所に収監された。そこでも連続40日間の暴力的迫害を受けて、やっと2004年に解放された。2005年、唐さんはまたもや南京刑務所に入れられた。それに、唐さんの兄の唐学斌さんもチラシを配っただけで、射陽留置場に入れられた。そこで20日間以上にわたり拷問を受けた後、懲役10年の実刑判決を宣告された。唐さんと唐さんの兄は洪澤湖刑務所で残酷な拷問を受け、あらゆる苦難をなめ尽くした。

 唐さんは2014年6月28日に不当に連行された。そして自宅を家宅捜索され、パソコン数台、プリンター数台、法輪功の関連書籍、多くの真相チラシ、神韻DVDなど多くの物品を押収された。

 射陽国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は2014年の4月から6月の間、唐さんを含め十数人の法輪功学習者を不当に連行し、塩城と射陽両地の留置場に拘禁し、すでに2年以上経過した。これら11人の学習者に対して、当局は裁判をまったく行わず、そればかりか有無を言わさず、法を無視して直接、実刑判決を下し、収監した。そして、唐さんは懲役8年10カ月の実刑判決を宣告された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/29/370404.html)
 
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