文／中国の大法弟子
【明慧日本2018年7月12日】私は山奥にある小さな村に住んでいます。現在都会の人々が、山奥にある野生の珍味を食べ、原始の生態を探り、大自然に戻ることがブームになっています。私達の村は「民宿村」となっており、私の家も「民宿」を営むことになりました。
2017年8月の下旬、国際森林マラソンイベントが私達の村で開催され、イベント委員会の委員達が我が家に1週間くらい泊まる事になりました。
私は事前にたくさんの法輪功の雑誌を準備し、彼らが泊まる各部屋に置き、各部屋の前の壁に大きな「福」という文字を書いた紙を貼り、「福」の文字の両側に金色の「法輪大法は素晴らしい！ 真・善・忍は素晴らしい！」が印字された紙を貼り、とても目立ちました。委員会のトップは部屋に入りそれを見て、顔色が変わり、軽蔑の目で私を見ていました。
私は彼の様子を見て動じることもなく何も言わず、時間があるときに正念を発し、村の同修にも一緒に正念を発してもらいました。しかし、私の体は邪悪に邪魔され、酷い咳が出てきました。私はこの邪悪な要素を徹底的に除去しなければならないと分かり、師父にご加護をお願いし、師父にこれらの人々を救えますようにとお願いしました。
ある日、彼らのトップは夫に、「あなたの家に泊まっているのは上層部の人ばかりで、経営者もおり、社長もおり、たくさんの記者もいます。部屋にたくさんの法輪功の物が置いてあるが、万が一記者に告発されたら、どうしますか？」と言いました。夫は「大法を修煉していませんが、真相がわかり、大法を応援しています」と言いましたが、少し動揺し、私に「とりあえず片付けて、彼らが帰ったらまた出しましょう」と言いましたが、私は「だめです！ 彼らに法輪功の真相を分かってもらわなければなりません。彼らを救わなければならないのです」と言いました。その夜、私は大法の本『轉法輪』を夫に読んであげました。大法の威力のお陰で、夫はそれから、二度と大法の資料を片付けようと言いませんでした。
翌日、家にたくさんの人が泊まりに来ましたが、私はこの空間場には多くの悪い物があると感じ、またしても激しい咳が出てきました。私は強い正念を発し、師父に邪悪を取り除いて下さるようにとお願いしました。同じ村の同修達にも一緒に発正念をしてもらうようお願いしました。
CCTVの記者は夫に、「あなたの家に何故法輪功のものが置いてあるのですか？」と聞き、夫は正直に、「妻は法輪功を修煉しています。修練してからもう20年も経ちました。以前患っていた病や、入院しなければならなかった全ての病気が治りました。以前は妻の面倒を看ていましたが、法輪功を修煉してからは面倒を看る必要がなくなりました」と言いました。記者は、「分かりました」と言い、「安全に気を付けてください」とも言いました。
夫は今回の事で、「大法弟子は人を救う強い願望を持っていれば、大法の師父は必ず、人を救う願望を実現させてくださる、妨害は存在しない」と感じました。
マラソン開催委員会は家に泊まっていた1週間の間に、私はできるだけおいしい御飯を作り、喜んでいただく事ができました。最初の頃、私はとても忙しいので、饅頭や花巻などを買って来てそれで間に合わせていました。ある副社長は厳しい口調で、私に饅頭を指さしながら、「私が間違っていなければ、これは買って来たものではないですか？」と言いました。その時私は、彼が手作りの御飯を食べたいのだと分かりました。仕事で外食する事が多いので、私は彼らを自分の家族のように扱い、すべての食事を手作りし、しかもできるだけメニューが重複しないようにしました。
イベントが終わり、彼らが帰る日が来ました。あの副社長は私の前に来て、「もう一回ニラ餅を作ってもらえますか。お宅の庭のニラを使ってくださいね」と言いました。私は喜んでいただけたと思いました。チェックアウトのとき、彼は壁に貼ってある「真・善・忍は素晴らしい！ 法輪功は素晴らしい！」の文字を指さしながら、「精算はお任せします。あなたを信じていますから」と言いました。
私は彼の言葉を聞き、彼の誠実な表情を見て、彼は本音で言っていると分かりました。彼は大法弟子の善良、誠実、正直な行動を見て、私の精算したときの誠実さを見て、他の民泊者のように料金を安くしてくれるようにとは求めず、「来年また泊まりに来ます」と言ってくれました。そして、2枚の銅メダルを記念品として残してくれました（5000人が参加したマラソンで、上位50位までしかメダルをもらえませんでした）。私は師父が彼を通して私を励ましてくださったことが分かりました。
「来年また泊まりに来ます」という言葉は、私に対する肯定であり、大法弟子に対する肯定であり、彼が法輪功の基本的な真相が分かってくれたことを表明しました。私は慈悲なる師父に、このような法輪大法の素晴らしさをアピールできる機会をいただいたことに感謝しています。
