【明慧日本2018年7月18日】「いいですよ、署名します」と話したのは、ロンドンのトラファルガー広場とセントマーティンプレイス広場で、法輪功学習者に法輪功への迫害の残酷な真相を聞いた市民たちである。
イギリスの法輪功学習者は長年の間、週末になるとロンドン市内で真相を伝えている。彼らはそこで法輪功の穏やかさと素晴らしさを伝え、中国共産の法輪功に対する残酷な迫害を暴いている。いつもこの活動に参加している学習者たちが一つ分かったことは、世界各地でますます多くの人々が法輪功の真相について関心を持ち、学習者の迫害制止を訴える活動を支持し、自ら進んで署名を行っていることである。
法輪功学習者「人々に法輪功の基本的な真相を明白に伝える」
真相資料の置かれたテーブルの前で、金色に輝く「法輪大法は素晴らしい」の横断幕や、中国共産党による法輪功学習者からの臓器強奪を制止する請願書の書かれたパネル1枚が設置された。他の5枚の真相パネルは斜めに立てて、見やすいように地面に置かれた。他にも、数人の学習者は展示パネルの後ろで五式の法輪功の動作を実演した。また数人の学習者は資料を配布しながら、迫害の真相を伝えた。
どこの場所でもこの簡単な設置方法がとられ、法輪功の基本的な情報が見れる。より多くのイギリスの人々に、迫害の真相を知ってほしいという願いが込められたこの設置方法は、人々の注目を集めた。
学習者のパトリックさんは、人々がますます真相を受け入れるようなったことを、嬉しく思っているという。「人々は私たちを見かけると何事だろうと思い、尋ねて来ます。そして私たちは彼らに中国共産党による法輪功に対する迫害を伝え、迫害制止の署名をするかどうかと聞くと、ほとんどの人はすぐ署名をしてくれます。中国共産党の迫害を信じ難いという人も中にはいます。しかし自分のこの目で見たこと、聞いたことを信じると話してくれます」
6月9日の活動に、現在ロンドン在住でポーランド人の末裔(まつえい・子孫)のダヌシアさんは、法輪功のことを聞いたことのない若者2人と出会った。彼らは迫害の真相を聞いたあと、何らわだかまりもなく迫害を制止する署名をした。
善良な2人は迫害に関心を寄せ、何が起きているのか知りたくて、真面目に真相を聞いた。ダネシさんは「私は彼らに法輪功とは何か、中国共産党はなぜ法輪功を迫害しているのか、それは江沢民の嫉妬からで、法輪功に対する迫害を発動したことや、中国共産党による法輪功学習者から臓器を強奪している」と話した。これを聞いた彼らは衝撃を受け「中国共産党のやり方は余りにもばかげている」と言った。
インドネシア人の末裔のラシータさんは、毎週土曜日にロンドン市中心部で真相を伝えている。彼は最近、奇異な現象に気づいたという。足を止めて真相パネルを見る人の中に、他の功法の座禅を習っている人がいた。そのような人に出会うとラシータさんは、自分が法輪功を修煉して受けた恩恵を彼らに話し、この生命双修でもある高徳な法輪功を試してみないかと勧めているという。
ラシータさんは「私は最近、共産主義の邪悪さを多く語り、中国共産党はなぜ法輪功を迫害しているのかについて説明することにより、人々は中国共産党の邪悪さを認識できます。私がよく話していることは、中国のような共産党国家は、いかなる団体に対しても人が多くなると、政権の脅威と見なして攻撃してくる。このように話せばほとんどの西洋人は理解して賛同してくれます」
「私は必ずもっと多くの人にこの情報を伝えます」
マリアナ・フィリブさんはハンガリー人で、現在ロンドンの大学で市場経営の修士課程を勉強している。以前から法輪功のことを聞いたことがあったが、6月9日、ここで学習者と会うのは初めてだという。
「座禅が私の注意を惹きつけ、そばに置かれた真相パネルが見えました。功法は非常に穏やかで、私は試して見ようと思っています」
「私が衝撃を受けたのは、中国共産党が法輪功学習者から臓器を強奪していることです。これは私が最も関心を持っている問題です。つい先ほどまでは状況は良くなり、迫害が停止したと思っていましたが、実際はそうではなく、私はすごく不安を感じています。この情報をもっと多くの人に伝えます」
「私に資料をください。ネットで見てみます。あなた達の成功を祈ります」
「この情報を多くの人に知ってもらう必要がある」
ピーターさんはロンドンから200マイル離れたところに住み、6月12日、ロンドンで他のある活動に参加するため訪れたという。活動終了後、サンマルティン広場に通りかかった時、法輪功の活動と出会い、真相を聞いて彼は迫害を制止する署名をして、学習者の活動を継続するように励ました。
「これはとても意義のあることです。すべての人に信仰の自由があります。生体から臓器を強奪することは酷すぎます。私はあなた達を支持します。このことは多くの人に知ってもらうことが重要です。あなた達はよく行っています。成功を祈ります」
「善の心から出たこうした努力は、必ず世界に大きな影響を与えます」
ポールさんはベルギーのアントワープから観光でロンドンを訪れ、パソコンの仕事に従事し、座禅の音楽が好きだという。彼はベルギーの本国で法輪功の真相を聞いたことがあり、再びこの地で法輪功の活動に出会い、学習者に称賛と支持の意志を表した。
「このような迫害が今の世界で起きているなんて、心を痛めています。私を感動させたのは、こんな多くの人々が代価なしに、この真相を精いっぱい他の多くの人に伝え、人々に信じ難い迫害が、今でも起きていることを注視させ、喚起しています。私は一人一人の声が世界を変えることができ、あなた達のようにすればとてもいいことです」
「世の中の事は予測し難く、それでもあなた達は迫害制止を積極的に推し進めています。学習者の善の心から出る努力は、必ず世界に大きな良い影響与えることでしょう。一つの魂に触れ、動かすことが出来れば、あなたは宇宙に触れ、動かすことになります」
法輪功を学び、中国共産党に自由を奪われてはならない
太極拳を長年練り、教師を定年退職したスーザンさんは、診療所で仕事をしたことがあり、今は北ロンドンに在住している。ロンドンに移ってからは、以前練っていた太極拳をやる場所を見つけることが出来ずにいる。彼女は6月12日に、サンマルティン広場で法輪功と出会い、学習者の穏やかで素晴らしい煉功姿が彼女を惹きつけ、エネルギーを感じたという。そのため学習者に煉功を教えてくれる場所を尋ねて来て、すぐに法輪功の煉功を始めたいという。
テーブルの上に置かれた、中国共産党による学習者の生体から臓器強奪を制止する署名用紙を見た彼女は、すぐに署名した。彼女は中国で短期間ではあるが生活したことがあるという。中国共産党が行っている中華の伝統文化に対する破壊や、野蛮な行為を受け入れられなかったという。
彼女は中国共産党の法輪功に対する迫害を非難した。「私は以前、中国共産党が統治する中国にいて、耐えられませんでした。中国共産党は専制政治を行い、侵略性が強く、表向きでは一人一人は良い生活をしているように見えますが、実際は一人一人が抑圧され、コントロールされています」
「これはとても恐ろしいことで、中国共産党は私たちの自由を奪っています。伝統文化は人々に受益させますが、中国共産党は人々が法輪功を煉ることを許さないのは、一体どうしてですか?」
別れを告げる際に、スーザンさんは学習者に向かって「あなた達の成功を祈ります!」と励ました。