【明慧日本2018年7月30日】広州市天河区の法輪功学習者・李慶華さん(49)は、2017年8月15日、勤務先で十数人の警官により連行され、越秀区留置場に拘禁された。現在に至りすでに11カ月以上経っている。
法輪功を学び心身ともに健康になる
李さんは幼稚園の時B型肝炎を患い、結婚後はうつ病や不眠症、胃の痛み、狭心症などの病気に罹った。狭心症の痛みで李さんは意識を失ったことがあり、辛い日々を耐えている時、悲観的になり、自殺まで考えたことがある。
1999年3月、李さんは法輪功に出会った。1カ月後、李さんの病気はいつの間にか奇跡的に治り、性格まで明るくなった。
1999年7.20から江沢民勢力による法輪功への弾圧が始まった。厳しい環境の中で、李さんの夫は圧力に耐えきれず、2005年に李さんと離婚した。李さんは夫に対して何の恨みも全くなく、夫に全財産を譲り、10歳の息子を連れて実家に帰った。
法輪功を放棄しないため 何度も迫害を受ける
2007年2月、いかなる法的な手続きも行われていない状況下で、李さんは1年6力月の労働教養を宣告され、槎頭女子労働教養所に拘禁された。数カ月後、家族は「労働教養決定書」と「拘留通知書」を受け取ったが、関係者の氏名の欄に誰もサインしておらず、空白のままだった。女子労働教養所で、李さんは毎日十数時間の労役をさせられた。主にGパンとブレスレットの制作に携わり、スパンコールを付けるなどの作業だった。釈放されたあと、勤務先は様々な口実を理由に仕事に復帰させず、李さんは何度も復帰の申請をして、6力月後にやっと元の勤務先に戻れた。しかし、李さんはこれまでの会計士の仕事を外され、雑務や雑用係りに身分を落とされて使われ、賃金や待遇がこれまでの会計士のものと比べ、最低になった。
2011年6月8日、仕事が終わってバスに乗り帰宅していたところ、李さんは勤務先の上司に呼ばれてバスを降りた。その直後、7、8人の警官らに連行され、天河南派出所で12時間拘束された。
李さんは2017年8月に不当に拘禁された後、持病が再発した。にもかかわらず、留置場の警官はうつ病の症状が出て、毎日頭が正常な状態ではない李さんに対して、罪を認める署名を強要した。李さんの80歳近くの父親は、多くの病気を患っており、毎日極度の恐怖の中で生活している。74歳の母親は娘の無実を訴えるため、毎日あちこち駆けずり回って救援を呼びかけ、心身共に疲れ果ててしまい、涙も枯れ果てたという。