学習者が武漢女子刑務所で薬物を注射され死亡
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 【明慧日本2018年8月30日】(湖北省=明慧記者)湖北省武漢市女子刑務所は、いつも非常な邪悪な手段で法輪功学習者たちを薬物まで使って迫害し、学習者たちを苦しめ、死に至らしめている。

 2017年7月20日、大冶市法輪功学習者・朱細霞(女性)さんは不当に懲役4年の実刑判決を宣告されて、武漢市女子刑務所7区2分区に拘禁された。朱玉蘭さんは2分区の警察官らに転向を強いられ、非人道的な迫害を受けた。一例として、長時間、直立不動で立たせられたり、片足だけが地面に少し付いたままで、足かせを鉄ドアと一緒に3日間はめられたりするなど、数々の拷問で学習者たちを苦しめている。また、何人もの人に押さえつけられ、強制的に薬を飲ませられた後、朱玉蘭さんは泣き始め、頭痛で叫び声を上げ、反応が鈍くなった。朱玉蘭さんは警察官の区指導員・張彩紅に報告したが、無視されて、逆に精神病患者と言われた。朱玉蘭さんは2人の受刑者に囲まれて監視を受け続け、時々その2人の受刑者に殴られた。ある日、受刑者の胡秋香に酷く殴られて、隣の居室でも殴る音が聞こえてきたが、逆に警察官に胡秋香を殴ったと言われた。受刑者らが警察官らに指図されて法輪功学習者を迫害している。受刑者は法輪功学習者を指図通りに迫害すれば、自分達の罰を受けずに済むし、さらに自分達の罪減刑されるため、指示通りに積極的に法輪功学習者を罵ったり、殴ったりする。これらのことは、刑務所内では黙認されており、日常茶飯事の出来事になっている。

 武漢市黄陂区法輪功学習者・朱玉蘭(女性)さんが7区2分区に移送された時には、まだ健康でやや太っていたが、間もなく1日3回の不明薬物入りの注射をされてから、体の具合が突然悪くなった。刑務所の医者までもがグルになって、受刑者に不明薬物入りの注射をさせて、法輪功学習者を迫害している、ある日、4、5人の受刑者に取り囲まれて強制的に注射されたという。注射器も消毒せず、時々汚いバケツに入れて洗うだけだという。ここでは法輪功学習者は人間として見られておらず、生命も無視されているため、健康な朱玉蘭さんはすぐに不明薬物入りの注射をされて、重病患者になった。

 武漢市法輪功学習者の崔海(女性)さんは、武漢市女子刑務所で5年間迫害されて、刑務所を出所する時には、髪の毛が真っ白になり、身体が老いさらばえて、骨と皮ばかりになった。そして、2018年1月1日、刑務所を出所して19日目に、崔さんは無実の罪を着せられたまま亡くなった。享年69歳であった。崔さんは幼い時に湖北省伝統演劇学校に入学して、卒業後、軍隊に入った。兵役後、武漢市化学工業輸出貿易会社に入社して、部門責任者を担当した。仕事の能力が高く、他市の事業所の所長に就任した。法輪功が中国共産党に19年間迫害されている間中、崔海さんはただ法輪功を学び続けて修煉しているという理由だけで、3年の間受刑し、繰り返して連行され、拘束されたり拘禁され、不当に懲戒免職まで受けた。そして、崔海さんが迫害を受けてやむを得ず流浪している間に、2012年10月、武漢市警察署国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警察官に尾行されて連行された。その後、洗脳班に送られ、拘置所や安康病院の各場所で迫害を受けた。2014年1月8日午後、崔海さんは安康病院で江汉区裁判所の裁判官に、判決を宣告されたという。

 武漢市女子刑務所の現住所は武漢市蹻口区宝豊1通り81号である。外部的には偽って「湖北第一シルク工場」と称し、カモフラージュしている。現在ここには、十数人の法輪功学習者が拘禁されているが、とても危険な状態の中にいる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/20/372678.html)
 
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