【明慧日本2018年9月13日】(山東省=明慧記者)5人の法輪功学習者に対して、2018年7月11日、山東省莱阳市裁判所において不当に開廷された。この裁判所では事実を無視され、法律を乱用された。そして、7月12日、法輪功学習者の祁玉玲(女性)さんは懲役8年の実刑と罰金1万元が、張志棟(男性)さんと呉桂梅(女性)さんの2人は懲役7年6カ月の実刑と罰金1万元が、劉彩紅(女性)さんは懲役2年の実刑と罰金5千元が、李国玲(女性)さんは懲役1年6カ月実刑と罰金3千元がそれぞれ宣告された。
本案件に参与していた人員は、莱阳市裁判所裁判長の高殿章、裁判員の孫高強、書記の徐慧珠、自称している陪席裁判官の盖福仁である。
2017年7月18日、祁玉玲さんが莱阳国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の主要責任者の馬曙光に連行され、ずっと煙台福山拘置所に拘禁されて、何の情報も取れなかった。昨年、父親が娘を心配して思うあまり脳梗塞を患い、救急車で病院に搬送されやっと助かった。しかし年末頃、少しよくなったが、今年の初め頃、父親が娘のことをもっと心配して、村の入り口によく行って娘を待っていたという。あまりにも悲しすぎて脳血栓を患い、長い間、病院で治療を受けたが完治せず、その後、家に帰ってベッド上での生活を始める状況になった。その上、父親は精神が朦朧とした状態になっているため、介護者が必要になった。
祁玉玲さんが北京西郊区に住んでいたが、実家は山東省煙台海阳市にある。北京で繰り返し迫害受けて、不当に強制労働教養を3回科され、懲役3年の実刑が宣告された。強制労働教養の間に、夫に離婚され、幸福な家庭がバラバラになった。そしてその間、祁さんは数え切れないほど酷い迫害を受けた。(詳細は明慧ネット「北京の祁玉玲さんが中国共産党に迫害過程」参照)。最近の2、3年間は、祁さんは海阳で賃貸住宅に住んでおり、今回の家宅捜索を受けて、家のすべての私物が無慈悲な警官らにより押収された。
2017年7月18日、莱阳市吴格庄の吴桂梅さんが連行され、家宅捜索を受け、プリントなどの私物が押収された。莱阳照旺庄北濾口の張志棟さんは自分の店で連行され、夜の8時か9時頃、北濾口にある自宅を家宅捜索され、事もあろうに、店の商品や車、そして家庭用の農業用の3輪車までもが押収された。このような盗賊のような押収の仕方は、他の国では考えられないことである。
他の状況は現在、継続して調べているところである。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)