各界4人のエリートが 九死に一生を得た物語(四)
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年9月21日】 

 4. ベトナムのトップレベルの心臓病の専門家・阮清泰さんは奇跡のように蘇る 

  阮清泰さんはベトナム・ホーチミン市のチョーライ病院の心臓科の主任で、ベトナムでトップレベルの心臓病の専門家です。

 阮清泰さんは10歳の時にリューマチ熱にかかりました。この病気はあまり見られず、いったん熱が出ると、致命的な危険性がありました。この秘密を阮清泰さんは60年ずっと守ってきました。

 当時、古参の医師は心を尽くして治療し、阮清泰さんが良くなったと思い、阮清泰さんの家族に「これからは心配いりません」と保証しました。しかし状況はそうではありませんでした。

 時間が流れるにしたがって、清泰さんは肺炎に感染し、呼吸困難になり、引き続き薬を使用せざるを得なくなりました。それでも病気や痛みを受け入れた清泰さんは、顔にいつも疲れた微笑みを浮かべ、終始優しい性格を保持していました。

 職業を持った生涯全体の中で、清泰さんは古参の医師になり、ベトナムでトップレベルの心臓病の専門家になった後、自分の心臓病の専門家の同僚や友人に、自分が肺炎になったことを話していませんでした。しかし突然、肺炎になり再び痛みが襲ってきました。医者たちは清泰さんに「選択肢はありません、大手術が必要で、心臓の弁膜を交換しなければなりません」と告げました。このことに清泰さんは縮み上がりました。

 外見で判断すると、清泰さんは臨終を迎えた病人のようには見えず、友人たちもそのように言いましたが、医者たちは清泰さんに「生きたければ、すぐに手術を手配しなければなりません」と告げました。

 「手術の後、仕事に戻れることを希望したい」と清泰さんは心の中で望み、自分が苦痛を乗り越え、正常な人と同じように生活できることを望みました。

 2014年7月5日のその日、マレーシア国立心臓病センターにとって、それは普通の1日でした。ベトナムからはるばるやって来た清泰さんは手術台に横たわり、周りにはトップレベルの専門家と看護師がいました。長年、清泰さんはアジア太平洋心臓病学会のメンバーだったので、手術を担当する医者の多くが清泰さんの友人でした。

 2日間の手術の後、清泰さんは突然呼吸困難に陥り、その後心停止になりました。看護師たちは急いでぐるりを取り囲み、清泰さんの呼吸を復活させようと努力しました。その時、真実からはほど遠いことが起こりました。なぜ阮医師は突然死んでしまったのでしょうか? 看護師たちに答えはありませんでした。

 あり得ない! 手術を担当した医者たちの操作は確かで、誤りはありませんでした。その時、医者たちはペースメーカーを使って清泰さんの心拍を維持しようとしました。誰もが清泰さんがよみがえるのを望み、悪夢が終わるのを望みました。しかし、状況は悪化したままでした。

 最後に、医者は清泰さんの家族を病室に招き入れました。家族たちは清泰さんの手を握り、手術を行った専門家たちがやって来て、看護師たちは忙しく清泰さんの検査を行い体に反応がないかを検査していました。母親の情況を見て、娘は声を殺して泣き出し「母さん、行かないで」と叫びました。

 清泰さんの心臓はすでに止まり、脈拍もありませんでした。

 病室の誰もが「彼女はすでに亡くなった」と確認しました。しかしその時、清泰さんは突然、息を吹き返しました!

 息を吹き返した時、静泰さんは自分の娘が自分を胸に抱き「どうして? どうしてこうなっちゃったの? どうして私から離れていっちゃうの?」と泣きながら、叫んでいるのに気が付きました。

 清泰さんは「心配しないで、何で泣いてるの? 私は大丈夫よ」と答えました。自分がどのくらい呼吸が止まっていたのか全くわからず、友人たちが悲痛の中にいる中で、奇跡のように蘇(よみがえ)りました。そして瀕死の体験を思い起こしました。清泰さんは「私は仙女のような生命の一群を見ました。そして、白い中国式長着を着ていて、私の目の前で漂っていて、とても不思議な光景でした」と言いました。

 息を吹き返してから2日後、清泰さんはまた発熱し、4カ月近く熱が下がりませんでした。

 清泰さんがこのように苦しんでいるのを1人の友人が見て、ある中国発祥の功法を学ぶように提案しました。それが法輪功でした。この友人は「いい、よく聞いて、あなたに是非伝えたいことがある。私は2カ月修煉して、今は無病で体がずいぶん軽い。本当に不思議でしょう!」と言いました。

 友人がくれた資料を清泰さんはめくり、突然、12年前、泰という名字の女性の博士が自分に、法輪功を紹介したことがあったことを思い出しました。その時、泰博士は「一緒に修煉しましょう! 私は数カ月修煉して、血小板減少症と四肢から出血する症状、月経不順と鼻腔炎がみんなよくなったのよ」と言われました。

 その時、静泰さんには修煉を学ぶという考えはありませんでした。なぜなら、清泰さんは心臓科の医師で、西洋式の治療法が何よりも好きでした。それで、このような精神の原則に基づき、動作が柔和な功法を好まず、伝統的な修煉方法を好まなかったからです。

 あれから12年が過ぎ、ベッドに横たわっていた清泰さんは、2、3片の睡眠薬を飲まなければ眠れず、ここから脱するには、この伝統的な修煉方法を試してみるしか、残された方法はありませんでした。

 そこで、清泰さんは毎朝4時に家を出て、法輪功の五式の功法を煉功しに行きました。友人は『法輪功』という1冊の本を清泰さんに手渡しました。最初、清泰さんは『轉法輪』から読み始めました。読んだ感覚は普通とは異なり、心がぱっと明るくなりました。

 知らないうちに清泰さんは健康を取り戻し、発熱と疲労の症状は消え、高血圧の持病もよくなり、心臓も回復し、こうして薬から離れられない毎日に別れを告げました。法輪功の修煉を学んで2カ月後、清泰さんは嬉しいことに、仕事に復帰しました。

 事務所に戻ったその日、同僚の全てが清泰さんに注目しました。そして、阮医師が健康を取り戻した秘訣を知りたがりました。女医と病人たち皆は清泰さんの顔色を見て、羨ましがりました。清泰さんは以前とは違いさらに若々しく、さらに美しく見えたからです。これがわかった清泰さんは、分かち合うように、自分の秘訣は「法輪功」のお陰であると皆告げました。

 (完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/26/372943.html)
 
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