師父が救ってくださいました
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文/中国の大法弟子の夫

 【明慧日本2018年6月13日】妻は1999年から法輪大法を修煉し始めましたが、2カ月も経たないうちに、江沢民による法輪功への迫害が開始されました。妻は法輪大法の素晴らしさを知り、修煉を諦めなかったため、これまで10回ほど不当に逮捕されました。それでも、妻は諦めずに今もなお修煉しています。

 修煉の影響を受けて、私たち一家は大法の恩恵を受け、これまでたくさんの奇跡的な出来事を経験してきました。師父に命を救われたご恩に感謝して、より多くの人に法輪功が迫害されている真相を知ってもらいたいので、ここで、自分の体験について話したいと思います。

 私の職業は大工です。ある年の1月、上司の楊さんと工事現場に向かいました。古い建物を取り壊す作業で、私は建物の1階の天井、つまり、2階の床を壊す作業を任されました。機械で床を壊している時、力を入れ過ぎてしまい、勢いでそのまま真っ逆さまに下に落ちてしまったのです。その場にいた全員が「これはもう助からないだろう」と思っていました。しかし、私は左足を怪我しただけで、他はどこもかすり傷一つ負っていませんでした。これを見た同僚たちは皆不思議に思いました。頭から落ちてきたのに、左足を怪我しただけとは、まさに奇跡としか言いようがありません! 「私の妻は法輪功を修煉しているから、よく『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』と言っています。危険な時や、危機が迫ってきた時に唱えれば、助けてもらえるって本当なのです」と皆に教えました。私の話を聞いた大工たちは「神様がお前の命を救ったのだな、そうでなければ、お前は助かっていないだろう」と感心していました。その後、病院に行って検査を受けたところ、左足が骨折していたので、治療のため入院しました。会社にあまり負担をかけたくないので、3日で退院しました。会社は入院代の全額2700元を支払ってくれました。足が完治するまで入院すると、数万元もかかるところでした。「しばらく休暇を取って家でゆっくり休むと良い」と上司に言われました。妻と相談したところ、上司に言われた通りにすることに決めたのです。日常生活で、妻が常に師父の教えを守り、トラブルに遭った時はまず他人のことを先に考えるようにと言っていなければ、私もこのような行動をとらなかったでしょう。そして、以下の結果にも繋がらなかったでしょう。

 それからしばらく経ったある日、上司が見舞いに来てくれました。「君が仕事中に怪我をして、3日の入院だけで家に帰らせたのに、何の文句も言わず、損害賠償なども全くしなかったね。以前、ある大工さんが仕事中に怪我をして、君ほど酷い怪我をしたわけではないのに、数万元の賠償金を支払ったよ。おまけに治るまでの生活費も支払わされたさ」と自分のお陰で数万元も節約できたと上司に感謝されました。私は、全ては法輪功を修煉している妻に影響されて行なったまでで、感謝するなら、李洪志先生に感謝すべきだと上司に伝えました。

 職業上、よく機械や道具などを電動三輪車に載せてあちこちの工事現場に行って作業をします。ある日、電動三輪車に乗って少し離れた場所の工事現場に向かいました。夜、雇い主の家で夕飯をごちそうになった後、家路を急いでいる時、三輪車に乗ったまま突然、頭の中が真っ白になり、意識が飛びそうになったのです。電動式であるため、スピードが速く、目の前が真っ暗になって、意識が飛んでしまったため、ハンドルの操作やブレーキの操作ができず、そのままどんどん前へと猛スペードで走っていきました。もう少しで障害物にぶつかるその時、ふと妻に言われた言葉を思い出しました。「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」という言葉を唱えた瞬間、三輪車のスピードが段々と遅くなって、そして、障害物の直前で止まったのです。三輪車のサドルに乗ったまましばらく休むと、意識が少しずつ戻って来ました。これは、きっと師父が助けてくださったのだと心の中で確信し、師父への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 また、ある地元の同僚と下水道の設置の仕事をしている時、本来、自分は18時30分から19時の間で仕事を終了して家に帰えるようにしていました。あまり遅く帰宅して夕飯を食べると、胃が悪くなるので、いつも定時で帰るようにしています。その日、「今日で全ての仕事を終わらせよう」と同僚に言われたので、2人で夜9時過ぎまで仕事をしていました。家に帰り、道具を片付けている時、その同僚から夕飯の誘いの電話がかかってきました。話の途中で、急に眩暈がして、声も出なくなってしまいました。そして、目の前が真っ暗になり、そのまま床に倒れたのです。これを見た妻と子供たちは慌てて、私をソファまで運んでくれました。妻は耳元で私の名前を呼びながら、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と私に言わせようと何度も繰り返し、師父の説法テープを流し始めました。そのまま1時間ほど経ち、私の意識が再び戻ってきて、自力で立ち上がることができたのです。一晩寝て、翌朝起きた時には、身体に何の異常もなく、食事をしたり、話をしたりといつも通りに戻ったのです。妻が法輪功を修煉していなければ、師父が助けてくださらなければ、あの晩、私はそのまま逝っていたのかもしれません。たとえ、助かったとしても、多額の治療費を支払わなければならなかったでしょう。まして、病院で治療を受けても、全治する保障はないのです。

 これまでの人生を振り返って、この歳になっても涙が溢れて止まりません。師父への感謝の気持ちはとても言葉には言い表せません。師父は我々のためにたくさんのことを按排してくださいました。以前、真相を知らず、テレビで報道されたいわゆる共産党がでっち上げた「天安門広場で起きた焼身自殺事件」や、その他、共産党が作り上げた嘘を信じてしまい、妻の修煉に反対して、師父を罵ることもありました。無知だった昔の自分の行ないを深く後悔しています。

 あの頃、「テレビ報道や新聞を信じないでください」、「全ては共産党の自作自演でしかないのです」とよく妻に言われましたが、私は妻の言うことを信じませんでした。しかし、これまで何度も命の危険に遭って、妻の言うことを、そして、大法と師父のことを信じずにはいられないのです。妻が修煉する前はよく喧嘩をし、毎日、緊迫した空気の中で生活しており、そして、妻の身体の状態も良くありませんでした。けれども、妻が法輪功を修煉してからは、身体が健康になり、喧嘩の数も減り、子どもたちも私たちの言うことを聞き入れるようになり、毎日、穏やかな雰囲気で過ごしています。

 私も今、利益においては他人と争わないようにして、自分を少しずつ変えています。個人的に仕事を受けた時、たまに、代金がもらえない場合がありまが、その時、私は文句を言わず、相手に請求もしません。このようにして、私は今60歳過ぎになりましたが、何の病もなく、毎日楽しく過ごしています。お酒とたばこをやめる決心もしました。そして、法輪功を修煉しようと考えています。自分を通じて、真・善・忍の素晴らしさが世間の人々に知れ渡れば幸いだと心から祈っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/3/363524.html)
 
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