夫が肝がんと診断され 大法のお蔭で奇跡が現れる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年9月24日】夫は2017年8月のある日突然、腹痛を起こし、激痛に苦しみ病院に行きました。検査の結果、病名は肝臓がんでした。その結果に家族はまさに晴天の霹靂でした。夫は一人子でまだ40歳にもなっていないし、幼い娘もいて、義理の両親はもう70歳を過ぎています。これから、一体どうすればよいのか、皆悩み苦しんでいました。そのとき、私は偉大な師父を思い出し、「慈悲深い師父しか、私たちを救えない!」と思いました。

 私は「八〇後」(一般的に1980年代生まれの世代を指す言葉で、一人っ子政策の実施後に生まれ、その多くが一人っ子で、小皇帝の元祖とも言える)の教師で、2013年に法輪大法を学び始めました。法輪大法を修煉してから、さまざまな素晴らしいことを体験しましたが、こんな大きな魔難に出遭い、今までに無い大きな不安を感じました。そして、私は知り合いの2人の修煉者にすぐ会いに行きました。2人は色々な面で交流してくれ、励ましてくれました。それで私は少し落ち着気を取り戻し、これからどう進んで行くかが分かるようになりました。

 大法の奇跡が大いに現れる

 私は夫の病室に戻り、夫に「あなたは昨日からずっと咳をしていますね。薬も飲み、スプレーの薬も使ったが、でも全然効きません。実は、簡単で良い方法があります。あなた、誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』と念じることができますか。今晩から、一緒に試してみない?」と話しかけました。それから私は、一晩中寝ないでずっと念じ続けました。なんと、夫は一晩中、咳をしませんでした。

 夫は公的機関に勤め、上層部の幹部になりある意味では成功者と言えます。しかし、大陸の多くの人と同じように小学校からずっと、中国共産党の文化を注ぎ込まれてきました。その上、共産党が法輪功への誹謗中傷を全国で行い、夫は当時、法輪功のことを信じていませんでした。

 しかし、昨夜のことで夫の心は揺るぎはじめ、少し信じるようになりました。その時、私は夫に本当の病名を告げました。それから「今は、法輪大法しかあなたを救えないわ」。夫も肝臓がんはどんな医療手段を使っても治らないと分かっていて、静かに私の提案を受け入れ、師父の説法を聞くようになりました。

 昼間、私は病室で大法の本を読み、夫は録音を聞きました。すると2日で夫の咳の症状が改善しました。以前も夜咳をして眠れなかったのですが、師父の説法を聞くと夕方に数回咳をしただけで、夜は静かに眠って、1回も咳が出ませんでした。

 しかし家族は「もっと良い病院に行って治療しながら、法輪大法も学び続けよう」という決断を下しました。それを聞いて夫も動揺し始め、もっと良い病院、もっと良い医師に診てもらいたい、という願望が出てきました。夫はスマートホンで病気関連の内容のものを探して読みはじめ、師父の説法の録音を聞かなくなりました。私は何度も学法のことを勧めましたが、全く聞き入れませんでした。私は焦りましたが「彼はまだ大法を本当に理解していないし、大法を修めるのは縁によるもので、強制するのは良くない」とも考えました。

 その日の夜になって、夫は絶えず咳で苦しんで眠れなくなりました。夫は私の腕を掴んで「俺は、どうしたらよいのだろうか?」と哀れな表情で聞きました。私は「あなたは病院を信じて、師父を信じなくなったからです。だから師父はあなたを守らなくなりました。本心から修煉したいと決心して、師父にお願いしてみてください」と諭しました。それから私たちは師父の写真を出して、写真に向かって叩頭しました。私は夫に「どうせ眠れないのなら、学法をすればいいわ?」と提案しました。夫は大法の本を持って、読みはじめて3分もすると「もう、とても眠むい、眠くなった」と言い出し、寝てしまいました。翌日、夫は以前のように説法を聞き続けるようになりました。

 魔難の中で大法を信じるか、医学を信じるかの大きな違いとその結果

   数日後、夫は他の地方にある大きな病院に転院し、そこで肝臓がんを研究する有名な医師、専門家に会いました。一連の検査を受け、診断結果は地元の病院と同じ結果でした。医師たちは私達に「この病気に万能薬はありません。内視鏡で診てみます。ドイツ制の薬を使ってみましょう。この輸入薬の薬効は10%以下で、副作用も大きいです。その上、毎月約5万元かかりとても高価なので、一般の家庭では中々使えないものです」と説明しました。

 「生死不定は浮世の常」、「天には風雨の憂いあり、人には不時の災難あり」という諺(ことわざ)がありますが、学法が進むにつれ、大法の無辺の力で夫がだんだんと落ち着きを取り戻してきました。

 しばらくして、再検査の時期がやって来ました。医師の予測より良い結果が出ました。腫瘍が小さくなり、血液検査で主な項目は正常値になりました。特にがん細胞指数の α-フェトプロテイン((AFP)も正常値に戻りました。結果をみて医師は「これからは放射線治療だけやればいいです。腫瘍栓を叩いて壊滅します」と言われ、夫はとても嬉しかったのです。それで夫は放射線治療科に行って、いろいろな関連事項を聞きましたが、話を聞いた夫はがっがりして帰って来ました。「夫のようなケースでは、一つの治療コースにかかる費用は15万元で保険もきかないし、1回のコースで治る保障はない」と言われたからです。現在、我が家はその治療を受ける経済状況ではなく、夫と義父は2人で病室をウロウロしながら悩みました。この状態は師父にお願いするしかないと私は思い、夫と義父に「悩まなくても大丈夫です。大法の師父にお願いしてみましょう。安心してください」と説得しましたが、それを聞いた義父はカンカンになって怒り出し、病室からすぐ立ち去って行きました。

 義父が帰った後、私は夫と病室で学法しました。私は夫に「絶対に、師父と大法を信じてください!」と言いました。その後、夫のMRIの検査結果が出ました。3日前のCTの検査結果と比べると、「腫瘍栓の三つがなくなり、他の二つも前より良くなり、放射線治療はもうしなくてもいい」という結果でした。夫と義父はとても喜びました。2人は大法の素晴らしい威力に感激しました。

 その後、2017年の最後の再検査のため、夫はまた入院しました。検査結果は「血液検査の項目すべてが正常になっていました。MRIの検査では小さい腫瘍が全部なくなり、一番大きな腫瘍は石灰化を始めていて、腫瘍栓が存在する可能性がある」と診断書に書かれていました。本当に思いもよらない良い結果でした。

 医師たちが病室を巡回したとき、夫のことについて副主任は主治医に「彼は多発性のものだったのですか?」と聞くと、主治医は「そのようです」と答えました。「彼に輸入薬を使ったのですか?」とまた副主任が聞くと、「いいえ、内視鏡で3回ほどしか診ていません」と主治医は言いました。副主任は「そうですか」。他の医師たちも皆、不思議そうな顔をしてその話を聞いていました。

 夫が退院した時、主治医はニッコリしがら「この前あなたが入院した時、私はもう、あなたと会えないだろうと思っていました。しかし、本当によくここまで頑張りましたね!」。夫は今回の入院で何の治療も受けておらず、退院できたのです。

 夫は突然、大病を患いましたが、回復までに6力月間しかかかりませんでした。夫は現在、大法の修煉者になり、すでに復職して元気に頑張っており、義理の両親や娘までが大法の本を熱心に読んでいます。今、我が家はとても幸せな雰囲気に包まれています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/29/372941.html)
 
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