重慶市北碚区の5人の法輪功学習者に不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2018年9月24日】(重慶市=明慧記者)重慶市北碚区の法輪功学習者・頼恒惠(女性)さん、曾德玲(女性)さん等 5人が、不当に重慶市中区拘置所に1年間近く拘禁された。情報によれば、今年8月末に判決が下され、頼恒惠さんには懲役4年6カ月、曾德玲さんに懲役3年6カ月、邱永倫さん(70年代 男性)に 懲役2年、黄英さん(女性)に懲役2年のそれぞれ実刑判決が宣告された。しかし、鐘伝惠さん(女性)は行方不明のままである。

 黄英さんは昨年強制連行された時、心臓に異常が現れたため、仮釈放された。今年8月療養のため貴州省で休暇中に、開廷の通知を受け取り出廷した。そして判決を言い渡されると、そのまま拘束された。その後、黄英さんの娘に衣類を刑務所に届けるようにと、刑務所側からの通知を受け取ったことで、初めて家族は黄英さんが不当な判決を言い渡されていたことがわかった。

 2017年9月20日、重慶市北碚区の鐘伝惠さん、曾德玲さんが市内で法輪功の真相を伝えた時に、警察に連行され、家宅捜索を受けた。その日の午後、警察は天府麗正に住んでいる頼恒惠の家に行って、家宅捜索をした。警察が頼恒惠の家に入ると、「お前を何カ月も尾行していた。いつ乗車しいつ帰るのか、すべてわかっている」と言った。そして、頼恒惠さんのパソコン、プリンター、創始者の写真など私物が押収された。その後引き続いて、地元の邱永倫さん、黄英さんの2人も連行された。

 そして、鐘伝惠さん、曾德玲さん、頼恒惠さんの3人は不当に重慶市第一拘置所(渝中区)に拘束された。邱永倫さんは不当に重慶市渝中区拘置所に拘束された。黄英さんは拘置所で極度に迫害され、身体の状況が極度に悪くなり、心臓に頻脈が発生して仮保釈され、裁判を待つように言われた。

 2018年2月5日、渝中地方裁判所は5人の法輪功学習者に対して、不当に開廷をした。そして、押収した私物品だけを学習者たちに認めさせ、書類に署名するよう強制した。しかし、その判決結果はその場で宣告されなかった。

 頼恒惠さんは拘禁前には50kg以上あった体重が、酷く迫害されて35kg前後にまで減少し、やせ細ってしまった。そして、家族からの再三に渡る面会要請は、刑務所側に許可されなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/10/373607.html)
 
関連文章