【明慧日本2018年10月2日】河北省秦皇島市の法輪功学習者・温玉蘭さんは、2018年3月に身柄を拘束された。現在、昌黎県裁判所に懲役3年6カ月の不当な実刑判決を宣告され、温さんは控訴中である。昌黎県裁判所は2018年において多くの法輪功学習者に不当な判決を宣告したという。
温さんと妹は2018年3月20日ごろ、親戚を訪ね、警備員に法輪功の資料を配布したという理由で通報され、白塔嶺派出所の警官らに不当に連行された。温さんは秦皇島留置場に拘禁され、罪に陥れられた。一方、妹は秦皇島拘置所に6力月拘禁され、4月6日に解放された。
秦皇島海港公安支局、海港区検察庁、白塔嶺派出所は温さんが数カ月で何度も拘禁されたことがあるという理由で、温さんに逮捕令状を発付し、温さんを罪に陥れる資料を昌黎県裁判所に提出した。2017年7月28日から温さんは白塔嶺派出所に15日間拘禁された。
2018年8月16日、温さんに対して昌黎県裁判所で40分にわたって開廷された。裁判所は自分から弁護士を探さず、指定の弁護士を雇い、温さんも罪を認めたら有罪判決を宣告しない、もしくは軽い判決を下すと家族を騙した。温さんの娘は裁判所側の嘘を信じ、傍聴さえもできなかった。当日、判決は宣告されなかった。
しかし、9月6日ごろ、裁判所は温さんに懲役3年6カ月の不当な実刑判決を言い渡した。
昌黎県裁判所は他にも多くの学習者たちに不当な判決を宣告した。
2018年2月、当裁判所は学習者・高健さん、李秀芝さんの2人に、それぞれ懲役3年4カ月、懲役3年の不当な実刑判決を言い渡した。
3月25日、当裁判所は楊金梅さんの弁護士を法廷から追い出し、楊さんに懲役5年の不当な実刑判決を宣告した。
5月21日、当裁判所は呉春環さんに対して開廷し、6月14日に懲役1年8カ月の不当な実刑判決を宣告した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)