遼寧省凌源市の趙長福さん 酷刑の上大挂を受ける
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 【明慧日本2018年11月27日】(遼寧省=明慧記者)2018年8月22日午後4時頃、遼寧省凌源市の法輪功学習者・趙長福さん(男性)が子供を学校に送ろうとしたとき、十数人の私服警官らに一瞬にしてどっと取り囲まれた。その中の1人が警察手帳を提示し、確認したいことがあると言った。警官らが趙長福さんを家に連れて行き、捜査令状を示さないまま、約40分の間家宅捜索を実施した。このとき、趙長福さん自身は押収された私物を確認できず、押収リストももらえなかった。

 上記の十数人の私服警官らは、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の部門長・王亜東、警官の趙鳳臣、李海超、莫胡店派出所副所長の斉軼国、起動隊員の警官らである。

 趙長福さんが迫害を認めないため、警官に首根っこを押さえつけられ、警察車両に乗れと脅迫され、最後には無理やり押し込まれた。拘置所で6回も呼び出されて、取り調べを受けた。

 趙長福さんが警官の趙鳳臣に法輪功迫害の真相を伝え、2011年に新聞出版署が法輪功書籍の出版も解禁されたことも伝えた。警官の趙鳳臣が1999年の法輪功書籍出版禁止令を持ってきたが、しかし、2011年の解禁令が見当たらなかったと言った。

 趙長福さんが不当に逮捕された後、検察庁の陳と杜に1回取り調べられた。1人は男性、1人は女性であった。その時、男性は来てすぐ趙長福さんを罵って、趙長福さんの満期日が永遠にこないし、また、息子は公務員試験を受けられないし、軍隊にも入れないなどと脅した。女性の方は趙長福さんに法輪功の組織があるのかと聞いたが、趙さんは「ない」と答えた。

中共酷刑示意图:上大挂
拷問イメージ図:酷刑の上大挂は非常に辛いものである

 10月26日朝から、趙長福さんが断食して抗議し始めたため、強制的に灌食され、非常に辛い拷問「上大挂」を受けた。拘置所は連座制のルールがあり、断食期間中は一緒にいる他の拘禁されている囚人達までも、自分と同じように寝ることを許されないために、趙さんは断食をやめざるを得なくなった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/10/376916.html)
 
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