江蘇省南昌市の黄東安さんに不当な懲役刑
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 【明慧日本2019年1月26日】江蘇省南昌市の法輪功学習者・黄東安さん(51歳男性)は2018年6月、昼休憩の時間を利用し、人々に法輪功の無実が収録されたDVDを配布したという理由で、身柄を拘束された。最近の情報によると、黄さんは2018年11月の初めに、吉安市永豊県裁判所に懲役1年6カ月の不当な判決を宣告され、江西省南昌刑務所に拘禁されているという。

 以前、黄さんの仕事は企業への融資を担当していたが、金銭的利益に動揺せず、エリートとしての高い評価を博していた。家庭においても大黒柱として、長年にわたって身体が不自由な弟の面倒を見ていた。

 しかし、黄さんは法輪功を学んでいるという理由だけで、かつて2001年から2006年まで、江西省西湖区裁判所に懲役5年の不当な判決を言い渡され、江西省豫章(よしょう)刑務所で迫害された。

 2018年6月25日、黄さんは永豊県へ出張し、昼休憩を利用して地元の人々に法輪功の真相が収録されたDVDを配布した。中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる警官に通報され、市の国家安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の人員に不当に連行され、県留置場に拘禁された。

 吉安市の刑事警官は資料をねつ造し、黄さんの調書や関係書類を県検察庁に送った。他の法輪功学習者が担当者に法輪功の無実を伝えたが、「黄の家から35枚のDVDが見つかった。1枚あっても判決を下す」と言われた。さらに黄さんが以前、5年間拘禁された経緯を口実にして、「判決を下さなければ、俺が拘禁されるに違いない」と言った。

  2018年10月22日の9時半に、永豊県裁判所は黄さんに対して開廷したが、当日判決は出なかった。

 最近になって、黄さんの案件はすでに2018年の11月初めに、懲役1年6カ月の不当な判決が宣告されていたことが明らかになった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/1/21/380657.html)
 
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