母と共に修煉の道をしっかりと歩む
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2019年2月15日】

 偉大なる師父、こんにちは! 

 同修の皆さん、こんにちは! 

 私は大学2年生の大法修煉者です。幼い頃から母親と一緒に法を勉強し、成長した今も共に大法の中で修煉しています。小さい頃は、大法が素晴らしいことは知っていましたが、修煉の意義は理解していませんでした。ですから、母に引っ張られて促され、一緒に学法煉功をしてきました。

 一、私の学法、煉功、発正念のやり方

 4、5歳の時、母に教わって『洪吟』や「論語」を暗唱し始めました。小学生の時、私が凄く速いスピードで法を黙読していたので、真剣に勉強していないことに気づいた母は、法を暗記するようにと言いました。母の要求の下で、『轉法輪』を一度暗記しましたが、それ以降は、ずっと声に出して読んでいます。しかし時々眠くなったり、気が散ったりしたときは、スピードが早くなり、自分でも何を読んでいるか分かりません。このような情況を防ぐため、法の暗記を再開することを決意しました。今は『轉法輪』の第六講まで進みました。段落ごとに暗記しているので早くはありませんが、眠くなった時は立ち上がって暗唱するようにし、誤字脱字がないか気を付けています。

 中学に上がると毎朝早めに起きて、母と共に煉功拠点に向かい、そこで煉功を済ませてから自転車に乗り中学校に行っていました。高校に上がるとバス通学になり、家で煉功をすることになりましたが、時々、安逸心の中で煉功したくなかったり、第二功法をやめて、第五功法の座禅だけにしようと思ったりすることがしばしばありました。この解決策として、夜に母と一緒に煉功するようにしました。お互いに注意し合うので、当然、さぼれませんでした。

 以前、第二功法と第五功法を煉る時は、よく余計なことを考えてしまい、心が静まりませんでした。煉功する時は何も考えてはいけないと分かっていましたが、どうしても、何かを考えてしまうのです。自分自身が実修していないことが原因で、静かになれないことに気づいてからは、心性を修めることを重んじるようになり、執着心を取り除き、自分を浄化することに力を入れ始めました。今では、何も考えずに第二功法と第五功法を煉ることが出来るようになり、以前のように時間が長いと感じることも、座禅して足が痛いと感じることもなくなりました。

 家のパソコンは夜6時から定時になると、自動的に発正念の音楽が流れます。特別なことがない限り、私と母は必ずリビングで発正念をします。初めは、格好だけでしたが、今では、掌のエネルギーを感じ取れるようになりました。

 二、ネット上で真相を伝える

 小学校6年の時の夏休みには、母に言われてネット上で真相を伝え、「三退」を勧めることに参加しました。原稿やマニュアルなどすべてが用意されているので難しいことは何もなく、その年の夏休みは、中国のネットユーザーに真相を伝え始めました。あの時の自分はまだ幼くてとても単純だったので、原稿通りにメールを送ることも、真相を伝えることも比較的に順調でした。しかし、インターネット上の怪しげなものや、暴力的なものに影響されることを心配した母親に、夏休みが終わると同時にそのことを止められました。

 大学入試を終えた後、スマートフォンのアプリケーションを使い、勇気を出して口頭で、ネットユーザーに「三退」を勧めました。原稿は自分で作り、母も手伝ってくれました。中には、話せばすぐに脱退する人や、真相を理解して感謝する人もいれば、何の返事もない人や逆に罵られたこともあります。自分の修煉状態が良い時は、「三退」も勧めやすいのですが、精進していない時には、相手は何も聞いてくれません。そして、後になって何度も通報されたため、IDが封鎖されてアプリが使えなくなってしまいました。母が大法のプロジェクトをいくつか掛け持ちしていたので、私はその一部の手伝いをして、文章の編集など行ってきました。

 今は、明見ネットの編集を担当しています。文章や画像の選択、編集、ウェブページの使い方など、すべて母が教えてくれました。文章を編集する時、特に真相に関する文章の場合、常人の立場になって文章の理解度を考え、文字の付け足しや削除などを行います。それから、写真を付けて発表します。これらの文章を読んで、世の中の人々が真相を理解し、素晴らしい未来を手に入れることをいつも祈っていました。

 三、心性を実修し、執着心を取り除く

 幼い頃から嫉妬心が比較的に強く、これは自分の一部であると認識し、それでよく些細な事で嫉妬したり、不公平に思ったりしていました。実修しようと決心した時、真っ先に遭った関はこの嫉妬心でした。

 高校3年時、とても仲のいい親友がいて学校で何をするのも一緒でした。しかし、ある日、ある女子学生が私と彼女の間に割り込んできて、休み時間になるといつも私の親友の所にやって行きました。これを見た私は非常に嫉妬しました。表には出さなかったものの、友人を奪われるのではないかと思っていました。

 初めの頃、嫉妬心を取り除かねばならないと認識してはいましたが、なかなか容易なことではありませんでした。結局、翌日の席替えの時、その女子学生と私の親友が隣同士になりました。これはまさに嫉妬心を取り除かなければなりませんでした! 2人だけの行動から3人の行動になった当初は、まだ不満を抱いていました。彼女たちに近づきたくないとさえ思っていました。不満はあっても我慢して一切、表に出しませんでした。

 ある日、休み時間になり、私は机に伏せてこの嫉妬心について考えました。これまでずっと排除し、「嫉妬心を取り除く、嫉妬心を取り除く」と心の中で言い続けていましたが、いざ、この嫉妬心に触れられると、本当に辛い思いでした。関を乗り越え、執着心を取り除こうと決心していても、すぐに嫉妬する心が波のように次々と湧き出てきます。しかし、それを否定し続けているとある瞬間に、心の中が空っぽになりました。それまでとは全く違う心境になり、いつの間にか嫉妬心が消えたのです! 学法を通じて絶えず否定し続けてきたから、師父が助けてくださり、悪い物質を取り除いてくださったのだと後で分かりました。「修は己にありて、功は師にあり」[1] という師父の説法を改めて認識しました。

 それ以来、その女子学生に会っても笑顔でいられるようになり、卒業するまで2人ととても仲良く出来ました。今でも多少嫉妬心が残ってはいるものの、前ほど強くなく、固い正念で否定することができます。

 家庭の中でも心性を修煉することが出来ます。私も母も修煉者ですが、時々口喧嘩になることがあり、また、お互いの意見がすれ違うと、すぐ母にガミガミとあれこれを言われます。すでに理解していても、普段の習性で母は何度も同じことを繰り返すので、くどいと感じることがありました。しかし、その反面、自分にも自尊心や言われたくない心理、気配りが出来ないなどの悪いところもあることに気づかされ、次第に忍耐することを学びました。時に表面上我慢していても、心の中では不平に思うことがありますが、できる限りこれらの悪い心理を否定し、抑制しました。私は修煉者なので、できる限り他人の事を考えて寛大な心を持ち、相手のことを受け入れなければなりません。

 今はインターネットを通じて、他人と連絡を取り合う手段が非常に発達しており、私もかつては常人社会の流れに影響されて、インターネットを通じて友人を作ったり、小説や漫画を読んだりするなど、インターネットに夢中でした。特に、友人達がスマートフォンを持って何かに夢中になっている姿を見ると、自分もつられてやりたくなりました。毎日母と共に法を勉強し、煉功や発正念をしています。これらを毎日やらなければならないことと見做し、実修する意志はこれまでありませんでした。けれども成長していくにつれて、大法の重要さに気づくことができ、高校3年の時、ネットを通じて知り合った友達との連絡を断ち切り、小説や漫画も一切切り捨てました。切り捨てた後、次元が高まったと感じたので、師父が私の体と思想を浄化してくださったと悟りました。

 しかし、しばらくしてから、再び小説にはまりました。すると、身体の状態が悪くなり、初めはあまり気にしていませんでしたが、後に、ネット小説を見たことが原因であることに気づきました。止めたくても中々決心がつきませんでした。ある日、小説を読みたいという気持ちになった瞬間、すぐにそれを排除しました。私がしっかり修めていなくても、師父は私のことを諦めずに、身体を浄化してくださっていました。この点に気づいてからは、ネットに対する執着心を取り除き、真面目に修煉していく決心がつきました。

 それ以降は小説を読まなくなりました。たまに我慢できない時は他のものを見たりしていますが、そういった時は、必ず悪夢を見るので1人で寝られませんでした。ですので、師父にお願いして、二度と常人のものを見ないと約束してから、妨害が少しずつ消えてなくなり、ネットに対する執着心も段々と弱くなりました。このようなことを何度か繰り返しましたが、今では、常人の音楽やチャットには全く触れていません。

 常人のものに触れると、学法や煉功、発正念をする時に、頭の中に雑念が湧いてきて色々と考えてしまい、なかなか静まりません。私のこれらの経験を教訓とし、チャットに夢中になっている若者の大法修煉者はしっかりと「三つのこと」を行い、実修してください。

 四、結論

 修煉において、まだしっかりしていない部分はたくさんあります。今まで母に引っ張られて「三つのこと」を行ってきましたが、成長した今は、大法とは何か、何のために修煉するのかを理解しました。これからも修煉の道を勇猛邁進し、母と共に前に進んでいきたいと思います。

 師父に感謝いたします!

 同修の皆さんに感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/30/377838.html)
 
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