安徽省の60代の姉妹が合肥女子刑務所に拘禁
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 【明慧日本2019年2月27日】安徽省六安市金寨県の法輪功学習者・鄭志霞さん(64)、鄭志栄さん(60)姉妹が連行され、拘禁された。その後、金寨県裁判所は、姉の志霞さんに懲役3年の実刑と罰金2万元、妹の志栄さんには懲役2年の実刑と罰金1万5000元の判決が言い渡された。現在、鄭さん姉妹はともに合肥女子刑務所に拘禁されている。

 志霞さんは連行されて、健康状態が悪くなり保釈され、他の地方に住む息子の家に行った。しかし、金寨県検察庁から志霞さんの息子に電話があり、志霞さんに金寨県に戻るように要求した。志霞さんは地元に帰ると同時に連行され、六安留置場に送られた。そして、2018年12月13日、志霞さんは合肥女子刑務所に送り込まれた。

 鄭さん姉妹は1997年から、法輪功を学び始めた。それ以前に、志栄さんは腎臓炎、胃病を患っていたが、法輪功を学んで健康を取り戻し、真・善・忍に従って自分に要求し、和やかな家庭を築き、近所の人たちとも仲良くなった。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功への迫害を開始した。そのため、同年12月、鄭さん姉妹は北京に行き、法輪功への迫害を停止するようにと求めた。天安門広場で警官らは姉妹に法輪功を罵ることを強要したが、姉妹はそれには従わなかったため、北京にある安徽省の駐在事務所に連行された。3日後、地元公安局の警官らは北京へやって来て、姉妹を地元に送還し、15日間拘留した後、別々に3000元を強制的に奪い取った。その後、解放された姉妹は毎日3回、派出所に顔を出すように要求されたという。

 2001年1月15日午後、鄭さん姉妹が他の地方に出稼ぎに行く準備をしているとき、鎮の共産党委員会の書記と派出所の所長に不当に家に侵入された。そして姉妹に向かって大声で罵った後、姉妹を留置場に連行した。その1カ月後、姉妹は県610弁公室の警官らに労働教養所に送られ、1年間拘禁された。

 2017年8月17日、鄭さん姉妹は古碑鎮宋河村に行き、法輪功の資料を配った。その時、監視カメラに撮られ、9月19日、姉妹は連行された。その後、志霞さんは健康上の問題で保釈され、帰宅した。

 2018年6月12日午後、金寨県裁判所は鄭さん姉妹に対して、不当に開廷をした。法廷で弁護士は法律に基づき、姉妹の無罪を主張した。志霞さんは法廷で法輪功を学んで、素晴らしい体験をしたことを話した。

 しかし、志霞さんは「態度が悪い」と言われ、懲役3年と罰金2万元の判決を言い渡された。そして、2018年12月13日、志霞さん合肥女子刑務所に収容された。志栄さんは懲役2年と罰金1万5000元の判決を下され、2018年12月12日、六安留置場から合肥女子刑務所に送られたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/2/11/382615.html)
 
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