文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年3月17日】年配同修Aさんから聞いたことは、私にヒントを与え悟らせてくれました。
ある日の夜、Aさんの息子の嫁と孫娘が真相を伝えるために出かけるとき、Aさんは2人を心配して、一緒に出かけました。暫く歩くとAさんは突然滑って転び、どうしても起きられませんでした。その時、「どこが間違って妨害を招いたのか」とAさんは内に向けて探しました。自分の念が正しくなく、出かけるのは衆生を救うためでなく、息子の嫁と孫娘を心配したためだとわかりました。見つかった後に、Aさんはすぐに起き上がり、3人は順調に真相を伝えて家に帰りました。しかしAさんは突然体の具合が悪くなり、息切れしました。Aさんは「私のどこが間違ったのか」とまた内に向けて探しましたが、探しても探しても何も見つかりませんでした。次の瞬間にAさんはやっと「発正念をするべきだ」と悟り、すぐ発正念をして、体調もすぐに良くなりました。
1回目の「内に向けて探す」ことは、完全に旧勢力の思考回路になったと思います。自分が正しく行なえば妨害されないはずで、間違いをすれば妨害されるのは至極当然のことだとAさんは思いました。それは、旧勢力を認める前提で内に向けて探すことで、旧勢力が手配した魔難の中で修煉することになり、無意識のうちに旧勢力の手配した道を歩んだのです。旧勢力のいわゆる基準に達したため、旧勢力はその難を取り除き、この空間でAさんはすぐ地面から起き上がれるようになったのです。そのような「内に向けて探す」のは、出発点は私心にあり、私心をめぐって修煉しており、当事者は簡単に見破れません。結局、旧勢力は一を得て二を望み、引き続きAさんのために魔難を作りましたが、幸いAさんは旧勢力の魂胆を見分けて、発正念をして旧勢力の更なる迫害を免れることができました。