中国共産党に痛めつけられた、夏梅仙さんが死亡
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 【明慧日本2019年4月6日】中国共産党の警官により家宅捜索、連行、罪に陥れるなどの迫害で混明市の法輪功学習者・夏梅仙さん(55)は、2019年3月18日に死亡した。亡くなる前に、裁判所から裁判待ちの知らせを受けていた。

 夏さんは2013年に法輪大法の修煉を始めた。以前、子宮頸癌後期と病院で診断され、余命3カ月と告げられた。しかし、法輪功を学んでから健康になり、2019年で7年目が経過し、夏さんの病気を診た医師らは皆不思議に思っていた。

 法輪功のおかげで健康を取り戻した夏さんは、中国共産党に容認されなかった。2018年6月6日、混明市西山区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と梁源派出所の警官らが不動産管理部署の職員に偽装して夏さんの家に押し入り、家宅捜索を行い、夏さんを連行して留置場に入れようとした。夏さんの娘が、母は収容されてはならないという病院からの診断書を提示すると、警官はやっと諦めた。最後に保証金という名目で3000元を奪い取ったが、夏さんは連れて行かなかった。 

    2019年3月1日、夏さんは西山区裁判所から電話を受けた。「裁判所に召喚状を取りに来い」という知らせだった。午前9時に電話を受けた夏さんは、すぐに裁判所へ行き、召喚状を受け取った。召喚状には、3月6日午後2時に夏さんを含めた法輪功学習者4人に対して開廷すると書かれていた。しかし、夏さんらは召喚状をもらって家に戻る途中、また開廷日時を変更するという裁判所からの電話を受けた。

 夏さんは家宅捜索、嫌がらせ、裁判待ちなどの迫害を受けて、本人も家族も不安になり、恐怖に怯えていた。そのため、夏さんの健康状態が悪化し始め、しばらくすると、歩くこともできなくなり、3月13日に病院に搬送された。その5日後に無念な思いを晴らせないまま死亡した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/3/384679.html)
 
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