フィンランド中国大使館前 真相伝えの見聞録
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 【明慧日本2019年4月10日】フィンランドは北欧にあり、人口はわずか500万人の小さな国である。人口は少ないが、国民は誠実で善良である。中国共産党が法輪功に対する迫害を発動して以来、フィンランドの法輪功学習者は、中国大使館付近で平和的に請願を行い続け、横断幕を掲げて、法輪功の煉功動作を実演し、人々に資料を配ったりして迫害の暴行を暴き、迫害の停止を呼びかけ続けている。

'图:法轮功学员在驻芬兰中共使馆外的和平请愿。'
中国大使館付近で真相を伝え、迫害の停止を呼びかける法輪功学習者

 法輪功学習者の活動場所から中国大使館までの距離はわずか7メートルで、そのため往来する人々と通過する車両の中から人々は真相伝えの横断幕を見ることができる。以下に最近の見聞録をまとめた。

 ある中国人男性は車を運転して、友人のビザを取得するために大使館を訪ねた。学習者から資料を渡された彼は、微笑みながら「私は持っていますよ」と言ったが、渡された「共産主義終極の目的」という新聞特別号を受け取った。

 あるタクシー運転手は、客を大使館まで送ったあと、請願活動を見て車を学習者の前で停車させた。学習者は彼に真相を伝えたあと、資料を渡した。

 中国人女性が大使館で用を済ませたあと、活動場所を通りかかった時、学習者から資料を渡された。彼女は優しそうに聞いた。「あなたたちは毎日ここに来ているのですか?」さらに「私はあなたたちのことにずっと関心をもっています。身体を大切にしてくださいね!」。そして彼女は偽名で中国共産党組織の少年先鋒隊から脱退した。

 フィンランドで仕事をしている中国人の若者が請願活動を見て、学習者に「私は法輪功を知っています」と言った。学習者が「親戚が法輪功を学んでいるのですか?」と尋ねると、彼は「いいえ、していません。しかし私はあなたたちの活動を信じています。本当のことを語っています」と答えた。彼は「保安」という偽名で共産党組織の団員から脱退した。

 近くで仕事をしていたブルガリア人の男性は、中国共産党の臓器狩りの横断幕の前に車を停めた。彼は「私は共産党の邪悪さをよく知っています」と言った。彼の叔父さんは、ブルガリアで共産党に迫害され、私有財産を全部没収されて、労働教養所に監禁されていたいという。学習者が横断幕の写真を指さすと「その通りです。中国共産党は中国でこの法輪功学習者を理不尽に迫害しています」と話した。別れ際に彼は「あなたたちが行っていることはとても重要なことです」と言った。

 2人のベトナム人の若者は中国へ旅行に行くので、ビザを取得するために大使館を訪ねた。請願活動を見た2人は「あなたたちがなぜここにいるのか、その理由を知っているよ」と言った。2人は国内にいた時から法輪功の真相を知っていたという。

 近くに住むベトナム人は、横断幕に書かれた文言をゆっくりと読んでいた。彼女は以前「いくらかのお金を払えば中国で臓器を買うことができると聞いたことがあるが、不可思議で考えられないことだ。資料を持ち帰って、ベトナム語の法輪功の書籍を読んでみたい」と言った。

 付近の住民で孫を連れて散歩していた女性は「法輪功学習者が酷く迫害されていることを知っています。あなたたちはよく行っています。この付近にはお金もちの人がたくさん住んでおり、彼らにも知ってもらえればいいなと思います。子供が近い内に中国へ旅行に行くと言っていましたので、子供にこの話しをしておきます」と言った。

 学習者の弛まない真相伝えにより、ますます多くの人々が法輪功の真相を理解しただけでなく、巡回している警官も学習者を見かけると、手を振って挨拶をしてくれるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/1/384614.html)
 
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