文╱中国の大法弟子
【明慧日本2019年4月21日】慈悲なる師父は何度も安全の問題に言及されました。しばらく前、明慧ネットも安全に関する交流文章を多く掲載しました。今日の中国におけるネット封鎖、監視カメラの設置、電話の盗聴等、たくさんの監視手段についての交流文章は、私にたくさんのことを教え、大変勉強になりました。
私は普段から安全のことを比較的注意しています。例えば、同修の家に行く時、或いは同修と一緒に大法の事を行う時、私は携帯電話を持たないようにしています。しかし、出勤する時、私は携帯電話を必ず持っています。なぜなら、職場で真相を伝える時、私はいつも携帯電話から「蔵字石」を検索して、その内容を人々に見せ、それを有効に使って真相を伝えています。私の携帯電話に煉功音楽が入っていますので、仕事の休み時間に同僚と一緒に煉功(動功第一、二、四式)をする時にも使います。同僚たちは修煉をしませんが、しかし煉功を好み一緒にやっています。私の仕事環境はとてもよく、周りの同修は皆私が法輪功の真相を伝えていることを知っており、誰も反対しません。そのため、私はいつも携帯電話を持ち歩き、縁のある人に会えば真相を伝えました。
しかし、安全に関する文章を読んでから、私はなぜかびくびくし始め、不安になり、恐怖心が生まれました。同修の家に法を学びに行く時、同修の家の周りに監視カメラが多く設置されているのを見て、「いつも行くのは安全なのかしら?」と落ち着かなくなりました。そして、真相を伝えることも、三退を勧める事もあまりしなくなり、休日に車で同修と一緒に田舎に真相を伝える時も怖く感じました。しばらくの間、私は恐怖心に妨害されました。この状態は正しくない、自分は大法弟子で、大法弟子としての責任を負わなければならないと心の中で分かっていました。
あることを思い出しました。真相を伝えた当初、友人はある患者を紹介してくれました。私は彼女を超音波検査に案内し、超音波検査室で、チャンスを掴んで私は彼女に真相を伝え、そして、お守りを渡しました。「お守りを差し上げます……」と私が言うと、彼女は大法のお守りだとわかり、慌ててそれをゴミ箱に捨てました。私はお守りを指して、厳しい口調で、「あのね。それを拾ってきなさい」と言うと、彼女はすぐにお守りを拾い、返してくれました。「あなたが要らなければ結構ですが、捨ててはいけません! このお守りは大変貴重なものです」と私は正々堂々と、法輪功の真相をしっかり伝えました。その結果、彼女は理解して謝ってくれました。
もう一つのことがありました。ある同修が連行されました。警察が家宅捜索をし、大法書籍を押収しようとした時、修煉をしていない同集修の息子は大声で「本にさわるな! 本がなければどのように習いますか? 本を習わなければ大法弟子と言えますか?」と一喝しました。警官はなんとおとなしく本を戻しました。
確かにその通りです。大法弟子であれば、誰でも大法の本や資料を持っており、誰もが功を煉り、真相を伝えています。大法弟子は正々堂々とやるべきことをやらなければなりません。師父は「だからといってまた、小心翼々な人として、いつも些細なことにとらわれ、歩く時も、蟻を踏みつぶすのを恐れて跳ねるようにして歩いたりしてもいけません」 [1] と説かれました。
邪悪は正義には勝てません。私達は師父のおっしゃる通りに行ない、理性を持ってやるべきことを行ない、安全に注意すると同時に、決してそれらを恐れてはいけません。監視などは大法弟子の前では取るに足らないものです。正念がでれば、恐怖心が消えました。私はいつもの状態に戻り、また機会を作って真相を伝え始めました。
個人の体得です、次元に限りがありますので、法に則っていない所があれば、同修達の慈悲なるご叱正をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』