大法に基づき 難しい問題を簡単に解決する
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2019年5月6日】お正月の前、人々はよく自分が余分に用意した正月用品を親戚や友達にお裾分けをします。しかし、自分が「ほしくもないもの」まで人にあげるとなると、やはり少し配慮が足らないのではないかと思いました。このような事はまさに我が家にも起きました。

 ある日、夫は豚の脂身の塊を持って帰って来ました。10キロほどあるでしょうか。知り合いからもらったそうです。夫はほしくないと思いましたが断り切れず、どうしても、もらってほしいと言われました。「家ではこんなの多いものを食べないから、お前がこれを老人ホームに持って行きなさい」と夫に言われました。夫も無理にもらって来たこの脂身の処分に困っている様子でした。

 夫の話を聞いて私は躊躇しました。老人ホームに持って行っても、お年寄りたちはこの脂身を食べられないでしょう。心筋梗塞や脳梗塞を起こしたらどうするのですか? 便秘になったらどうするのですか? 私は常人ではないから、こんなことを絶対にしてはいけないと思いました。

 しかし、この脂身を誰にもあげる人がいなければ、どうしたらいいのだろうか? 捨てるのはもったいないし、人にあげれば徳を失うし、返すのもその人を傷つけることになるし、犬を飼っている人にあげるとか? それもどうかと思いました。

 偶然な事はありません。きっと私に修めなければならないところがあるのだと思いました。

 この時、2年前のあることをふと思い出しました。ある80代の大法弟子は、「実家からもらった豚の脂身で、自家製ラードを作りました」と言いました。それを聞いた私は大変驚いて、「えっ! このお年でラードを食べるのですか、血管が詰まったらどうするのですか、便秘にならないのですか?」と聞くと、彼女は淡々と「それは常人の理です。私たちは修煉者でしょう」と答えました。まあ、理屈はそうだとしても、私はやはり疑いを抱いていました。 

 まさか自分も同じ問題に直面するとは思いませんでした。「私は常人ではない、常人の理は私には無効だ、これは私が法と師を信じるかどうかの試練だ」とここまで思うと、迷わず豚の脂身でラードを作りました。そして、熱いうちに残りカスを数枚ほど食べて見ましたが、これが結構、美味しく食べられました。

 すると、翌日にとても不思議なことが起きました。

 まず、朝起きてからパンパンに張っていたお腹はペチャンコになり、午後に、なんと2回も排便して、しかも、とても黒い宿便を排泄しました。夜、口臭が消え、唾液が爽やかになりました。この時、師父がおっしゃられた「もし、人類が道徳に基づき人間の品行、観念を高めることができれば、人類社会の文明は末長く続きます。神の奇跡も人類社会で再び現われるのです」 [1] について、より深く理解しました。

 他人のために考えたこの一念で、私はこれだけ超常的で、願っても手に入らない福報を得ました。

 心から師父に感謝いたします!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』「論語」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/10/383053.html)
 
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