怨恨を内に向けて探し 取り除いた体得
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年5月19日】「内に向けて探し、恨みの心を取り除き、病業の関を乗り越えた」とい同修の交流文章を読んで、感慨深く思いました。怨恨(えんこん)について、同修の皆さんと交流したいと思います。

 私は専業主婦で数年前に、体に突然病業のような仮相が現れました。全身に力が入らず、呼吸することすら困難で、足が浮腫(むく)み、心拍数がとても早くなり、ベッドから起き上がるのも難しい状態でした。その時に自分がこの数年間、法に従わずによく修めておらず、修煉状態に問題があると感じました。それから、内に向かって探してみると、執着心が多すぎることに気づき、考えれば考えるほど不安になり、どうすれば良いか分からなくなりました。大法に泥を塗るようなことをしているのではないかと、心配になりました。

 不安と苦しみの中で、一つの正念を持っていました。「法を多く勉強し落ち着いて学べば、きっと転機が訪れる」と思いました。それからは法をできるだけたくさん勉強しました。ある日、師父が「多くのことを考えずに、今、発生していることから自分を探しなさい」と啓示してくださいました。それで心が落ち着き、穏やかになりました。焦る心も執着心の一つだと分かっていたからです。

 また、自分の修煉状態は、家族の状態にも反映されていると感じました。家族の問題を見つけると、すぐに内に向けて探しました。体の病業の仮相は好転したものの、足はまだ浮腫んだままでした。

 この間、知り合いの同修の数人が旧勢力によって、病業の形で亡くなったことを思い出しました。彼女達には、ある共通の問題がありました。それは「恨みの心」でした。彼女はいつも、他の人が自分に対して良くない態度をしたとか、夫が自分に良くしてくれないとか、暴力を振るわれたとか、浮気をされたとか、いろいろな怨恨を持っていました。同修たちの病業の現れは浮腫みでした。一部の同修が「恨みの心」を取り除いたとき、浮腫みは消えました。その後、また恨みの心を持ったとき、すぐ浮腫みの症状が現れました。

 数年前、明慧ネットで一つの交流文章を読みました。同修は人に「恨み」をもっていて、全身が腫れ上がっていましたが、その執着心を取り除くとすぐに浮腫みが無くなりました。私は自分にもこの「恨みの心」があると探し出し、その心に向かってこれらを全て解体するようにと発正念をしました。そのとき、師父が私の体から黒い物質を外に出しておられる光景を見せてくださいました。そしてこの時、自分の「執着心」を正しく探し出せたのだとわかり、師父はその悪い物質を取ってくださったのだと認識しました。

 私はいつも家族や他の人の話が自分の意にそわなければ、上から目線で説教していました。ですから、子供がよく私のことを「すぐ人のことを指摘したがり、まるで先生みたいだ。自分の道徳観を人にすぐ押しつける!」などと言いました。確かに、私はそうでした。いつも、母親が私をよく教育してくれなかったせいで、わがままになってしまったとか、母親がいつも私の言う通りにしてくれ、何をやっても怒らず、注意してくれなかったせいで、私は家事もよく出来ず、一人前にもなれず、無責任な人になってしまったなどと、母親のことを恨んでいました。

 ですから、私は毎日煉功を堅持することも出来ず、家事もきちんとこなす習慣がなかったのです。家計の事も心配せず、生活上の小さい事もやり遂げられず、本当に悩みましたが、これら全てを人のせいにして、内に向けて探さなかったのです。実はこれらの問題は大法を修めている過程で、解決できるはずなのに、何もかも母のせいにしていました。いつも母に電話するとき、「孫の教育を良くしていない!」と言っては、母を責めていました。考えてみれば、母はきっと私のこれらの文句を聞いて、悲しくなったに違いありません。相手の気持ちも考えずに言いたい放題でした。旧勢力がこの隙に乗じ、私の体に迫害を加えてきました。まさに、あの同修の言うように「毎日、人のことを恨んでいるばかりで、元気になれるわけがない!」と気づきました。

 これらのことは自分の良くない行ないだと認識できました。悟ったら、実践しなければなりません。それ以降、私はこれらの一つ一つを法に則って自分を正し、「執着心」を取り除いていくと、体が軽くなりました。しかしその後、何回もぶり返しがありました。心性が守れないとき、体にまた浮腫みの症状が現れました。また再認識して自分を正すと、浮腫みが消えていきました。「執着心」を取り除いていくと、その取り除いた分、浮腫みが消えていきました。

 言うまでもなく、私には他の執着心がまだまだたくさんあります。例えば、ネットで常人のニュースを見たり、ネットで買い物をしたり、安逸を求めたり、怠けたり、利益を重く考えたり、自分より優れている人のことに嫉妬したりします。同修の皆さんの前で、これらの「良くない執着心」を暴露することは、法の中で正したいと思っているからです!!

 法に則っていないところがあれば、同修のご指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/21/385357.html)
 
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