師父の慈悲なるお導きで 父親は修煉を始めた
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2019年6月2日】父が2018年12月1日に、「わしは法輪功を修煉する」と言い出した時、私は師父に心から深く感謝しました! 師父の慈悲深さに感謝しました!

 2018年の冬に、父は腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかん・きょうさくしょう)と足の血管が詰まるという症状が現れました。父は接骨院で針治療とマッサージを受け、病院で点滴を受け、漢方薬で足湯をし、時には数種類の治療を同時に受けていました。父のスケジュール表には、何時に針治療、何時に点滴、何時に足湯など、予定がびっしり詰まっていました。しかし、いずれも効果がありませんでした。

 父は怖くなりました。自分が動けなくなったら、母の事はどうしたらいいのだろうかと心配しました。母は体が弱くて自由に動けず、普段は家の掃除や洗濯から、ご飯の支度まで、母親の世話は全て父がやっていました。もし、父も動けなくなったら、この先の暮らしはどうすればいいのだろうか? 父は心細くなり、困惑しました。しかしどうすることもできず、「この大きな町には、わしの病気を治療できるところはないのか? いい医者はいないのか?」と苛立ちました。

 2018年11月30日、私は両親を見舞いに行きました。私は父に再び「法輪大法は素晴らしい」を念じるようにとは言いませんでした。1997年に修煉してから、私は父に「法輪大法は素晴らしい」と念じるように数えきれないほど言いました。しかしこの迫害の悪影響と、それに私自身も何度も連行されたことがあって、父は大法に対して終始理解をしてくれず、毎回この話となると、いつもけんか別れになっていました。今回も私は本当に父に「法輪大法は素晴らしい」と念じるようにとは言わず、言おうとも思いませんでした。

 帰る時、父は私を玄関先まで送ってくれました。私は自転車に乗ろうとした途端に、父に「『法輪大法は素晴らしい』と念じるように言うべきだ!」との一念が頭に浮かびました。振り返って見ると、父はちょうど玄関の戸を閉めていました。それで私も足を止めずにそのまま行ってしまい、自転車を漕ぎながら、「さっきは、父に『法輪大法は素晴らしい』と念じるように言おうとしなかったが、どうしてあの言葉が頭に浮かんできたのだろうか?」と思いました。「それは師父のお導きなのでしょうか? 師父は私に『法輪大法は素晴らしい』と念じるように言ってほしかったのでしょうか?」と思いました。その瞬間、私は師父の洪大な慈悲を感じました。私は父の事を諦めていましたが、師父は父の事を諦めておられませんでした。私は心の底から師父に感謝しました。師父、ありがとうございます! ありがとうございます! 「明日、もう一度実家に行って、父に『法輪大法は素晴らしい』と念じるように伝えて来よう!」と心の中で決めました。

 翌日、両親は家にいました。台所で私は父に昨日のことを話しました。すると、父は「わしは、法輪功を煉功するよ」と自ら言い出しました。この言葉はあまりにも突然で本当に驚きましたが、心の中で大喜びしました。そして、師父に対する感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 今、父は学法も煉功もとても頑張っています。

 この事を通して、私は師父の慈悲深さを感じ、その慈悲が洪大で永遠なものだと感じさせられました。また、この事を通して真相を伝える時や、衆生を救い済度する時に、決して諦めないことを教えてくださいました。今まで、多くの真相を受け入れてくれない人に対し、甚だしきに至っては、とても親しい人に対してさえも、私は彼らを諦めようと思っていました。しかし今は、私はそう思わなくなりました。「もう一度話をして、ダメなら、さらにもう一度話をしよう、もしかすると、このご縁は次の話の中にあるかもしれない!」と思うようになりました。

 師父に感謝いたします! 師父に本当に感謝いたします! 合掌いたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/2/26/382648.html)
 
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