武漢の陳善菊さん 法廷で裁判官に脅迫される
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 【明慧日本2019年6月27日】湖北省武漢市漢陽区裁判所は法輪功学習者・陳善菊さんに対して、2019年5月27日、不当に開廷した。

 開廷する前、警官は陳さんの弁護士に、「お前はよく法輪功の案件を引き受ける勇気があるな」と脅かし、弁護士の携帯電話やパソコン、書類などを調べて嫌がらせをした。

 法廷での審理中に裁判長・梁宏は法輪功を誹謗中傷し、陳さんに法輪功を煉功してはならないと脅迫した。陳さんは「法輪功を信奉することは合法なことで、法輪功を迫害することこそが犯罪です」と言った。

 弁護士は「裁判長が法廷で当事者を脅迫するのは違法な行為で、当事者が法廷で自分の意見を述べることは法律上、許されることです」と指摘した。そして、「期限を超えて陳さんを拘禁するのは違法です。直ちに無罪放免とするべきです」と主張した。

 開廷する前、弁護士は漢陽区裁判所の事務室で裁判官と打ち合わせをした時、「陳さんをすでに1年7カ月も拘禁しています。これ以上、拘禁の期間を超過することは違法です」と指摘したところ、事務室の職員・曹文は全く法律を無視して、「俺らはに懲役3年の刑を下してやる」と暴言を吐いた。

 2017年10月17日、陳さんはある法輪功学習者の家で集団学法に参加した際に、警官に連行された。他の人は当日に解放されたが、陳さんだけが東西湖二支溝にある武漢市第一留置場に移送され、すでに1年7カ月以上も拘禁され続けている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/1/388120.html)
 
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