豆腐売りをする中で 心性を高める
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2019年6月27日】私は60代の農村の女性です。町で豆腐を売って暮らしています。

 大法修煉をする前、私はひどい頭痛持ちで、いったん痛くなるとベッドから起きることが出来ず、数日間、食べる事も飲む事も出来ませんでした。頭痛がしょっちゅう襲い足まで痛くなるため、ベテランの漢方医に見てもらいました。すると、「これはリューマチだ。この病気は生涯にわたって付きまとい、あなたを苦しめるだろう」と言われ、私は号泣しました。「まだ、こんなに若いのに、なぜ、リューマチのような病気になったのか? これは不公平過ぎるのではないか」と神様を怨みました。

 私は身体もよ良くないのですが、心もそれほど優しくありませんでした。私はケチ臭いことをして得をするのが好きで、豆腐を売る時にも、よく企業の食堂の得意先に偽の領収証を発行しました。食堂の担当者が豆腐を買いに来ると、私は自ら進んで領収書に多めに金額を書き、実際には豆腐を少なめに計りました。彼らは喜んで私から豆腐を買いました。そのため、私の豆腐はいつも他の人より早く売り切ることができました。本当にわずかな儲けでしたが、当時、私達双方はそのちっぽけな儲けに心から喜びを感じていました。

 1999年の下半期から、法輪大法を修煉し始めました。法を習い、法輪功煉功をしてから間もなく、私は全部の病気が治り、そして、今日までずっと元気でやってこれました。

 大法修煉を通して、人間の身を処する道理が分かり、知らず知らずのうちに心性が高まり、私の人生観も世界観も根本的に大きく変わりました。豆腐を売る時にはこれまでのように得をしようとせず、いつも心が穏やかで、トラブルに遇えば自らを探し、人と争わず、衝突をせずに何事も自分の方から、先に一歩引き下がるようにしました。

 偽の領収書を発行してほしい人が来ると、私は「法輪功とは何か、師父がどのように教えておられるか、偽の領収書のどこが間違っているのか、以前、偽の領収書を発行して悪かった。そして本当に申し訳なかった」と皆に詫びました。顧客はとても理解してくれて相変わらず、私から豆腐を買ってくれました。

 うちの豆腐は伝統的な製造法で作っているため、客から美味しいと評価されています。都会から来た人はうちの豆腐を食べたら、またここに来ると必ずお土産に買って帰り、地元の常連客ならなおさらそうで、うちの豆腐はよく売れています。

 ある同業者は、私の商売が繁盛しているのを見てヤキモチを焼きました。彼女の売り場はもともと私の後ろにあったのですが、たくさん売れるようにと、売り場を勝手に前に移動してきました。私は争わず、我慢しました。顧客を取られても私は文句を言わず我慢し、顧客の前で悪口を言われても、時には、大事な客の前で恥をかかせられても、私はじっと耐えました。その時、とても辛い思いをしましたが、しかし、自分が大法修煉者で、師父の教え通りにしなければならない、我慢をしなければならない、トラブルの前で一歩引き下がって譲らなければならない。そして、師父が『轉法輪』の中で説かれた「韓信の股くぐりの話」を思い出して、じっと我慢しました。こうして私は同業者との間に、今までトラブルを一度も起こし事がありません。大法は私を忍耐強く、心身ともに健康な人にしてくださいました。本当に素晴らしいです!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/3/388004.html)
 
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