右頬にできた悪性のしこりが 悟りで取れる
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文╱台湾の大法弟子

 【明慧日本2019年7月2日】右頬のおでこに近い所に、小さなしこりが出来たのは、2019年3月の初めでした。その後、しこりが毎日大きくなっていると感じました。

 よくない考えが出てきて、病院に行って検査を受けました。検査の結果、「これは悪性のもので、手術をして切除しなければならず、すぐに手術の日時を決めなさい」と言われました。その時、私は何も考えず、ただ検査結果を見てぼーっとして、「これは業力の消去で、私は修煉者だから大丈夫でしょう」と思いました。

 業力を消去していると分かっていても、現実に顔にしこりが出来て、しかも目立つ所にあり、やはり気になって仕方ありませんでした。常人はそれを見ると必ずいろいろと聞いてきて、「こうしなさいとか、ああしなさいとか」アドバイスをしてくれました。そうするうちに、手術の予定日が近づいてきました。「何かおかしいし、修煉者が取るべき方法ではない。私には師がおられ、何を恐れているのだろうか?」と思いました。また「魔難に遇った時、必ず師父にお願いしなければならない、これは最も大事な事ではないか」と突然悟り、そして「この良くない考えを徹底的に否定しなければならず、それに従って考えてはいけない。考えるのは求めることで、仮相でも本物になるかもしれない」と悟りました。

 師父は「師がいて、法もあるのに、何を恐れるのですか? 無視すればよいのです! 放下すれば、関は小さくなり、あなたは変って大きくなり、一歩だけで乗り越えてしまいます。その難は何程のものでもありません。必ずそうなるのです」[1] と説かれました。

 そこで、私は意志を固めて病院に「今回の手術の予約を取り消したい」と電話をしました。私は自分を師父に委(ゆだねる・すべてをまかせるねました。それからは何も恐れることなく、いつも通りに過ごしました。家族はやはり心配してくれましたが、私は彼らに「大丈夫よ。安心して」と言いました。

 しばらく経ったある日、家族と一緒にご飯を食べに行きました。食べ終わって立ち上がり、転びそうになった孫に手を貸そうとした時、顔に何かが当たりました。一瞬痛く感じましたが、その後、顔が濡れたように冷たく感じました。「お前! 顔から血が出ているぞ」と夫に言われ、すぐにテーブルに置いてあったナプキンを取って、を押さえました。その時、床に大きな膿の塊が落ちているのが見えました。皆は病院に行って診てもらおうと言いましたが、私は「大丈夫よ、安心して!」と言い、汚した床をきれいにしてから、皆と一緒に我が家に帰りました。

 家に帰った後、包帯で傷口を巻いてから、そのまま寝てしまいました。今、頬に小さな傷跡だけが残っていますが、それを見ると、心から師父に感謝しています。大きな関門を突破させてくださった事に、大変感謝しています!!

注:
[1] 李洪志師父の経文:『シドニー法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/8/388432.html)
 
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