公主岭留置所内で法輪功学習者を迫害する外からは見えない内部事情を暴露
【明慧日本2019年7月16日】（吉林＝明慧記者）吉林省の公主岭留置所では、閉鎖的な方式で不当に拘禁された法輪功学習者を酷く迫害している。そこでは警官の指示に従わない学習者達に、単独で厳しい迫害を行ない、外部に知られないように消息を完全に閉鎖している。
法輪功学習者の劉全武さんは、2016年9月10日に公主岭留置場へ拘禁された。その際に、喬仁喜さんと一緒に2カ月もの間、長時間直立不動のまま立たされ、粗末な食事もほんの少しに制限された。万という警官は「餓死しなければよい」と言い放った。指導員の寧宇と隊長の孫常隆は細い竹でムチを作り、学習者の腕を幾度も、幾度も打った。学習者が彼らに法輪功迫害の真相をいくら伝えても、彼らは全然聞こうとしなかった。孫常隆は「ここにいる俺は理不尽で、冷酷無比な悪人でヤクザだ」と言い放った。
その後、劉全武さんはサインをしないため、2018年5月5日に集団訓練隊に入れられ、粗末な食事が2カ月もの間、ほんの少量に制限された。その食事とは、茶碗半分のおかゆとわずかな漬物だけしか出されなかった。当時、迫害で高血圧の症状も現れたが、劉さんが薬を飲むのを断ったため、残酷な拷問の一つである「死人ベッド」にくくりつけられた。
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また、呉亜軍さん（現在、すでに釈放されている）、朱宝範さんの2人は縛られて、警棒で力まかせに打たれたことが何度もある。他にもこのように電撃された法輪功学習者達は、白山の喬仁喜さん、史連如さん、楊国枢さん、遅民祥さん、王玉章さんの5人である。
そして、残忍な迫害で病状が現れた法輪功学習者もいた。紅梅鎮の学習者の蘇亜山さんは、迫害を受けてからお腹に異常が現れた。現在、すでに釈放されたが、体調の詳しい状況は不明である。
張景合さんは残酷な迫害で半身不随になり、張石友さんは脳血栓にかかった。
郭天慶さんは転向させられた後、ある1人の法輪功学習者を転向させる担当者に命じられた。その学習者は病院に運ばれたが、もう少しで命がなくなる程のひどい目に遭わせられた。その学習者は2日後に、留置所を出たが、お腹にはカテーテルが入れられたままの状態だったという。
留置場の教育科は、つまり集団訓練隊を厳しく管理する部門で、法輪功学習者をひどく迫害する所だ。主に法輪功学習者に対して洗脳する場所だ。毎日午前中に大法と大法の師を中傷し、攻撃したDVDを強制的に見させ、午後からは『皇帝内経』を強制的に見させる。月間の思想報告書を書くことも要求される。そのほかに、毎日10時間以上の労役をさせられる。洗脳に抵抗した学習者達に対しては、罰として彼らの友人との面会を一切許さず、買い物も許さない。主な迫害の拷問の手段には、下記の五つの方法がある。
1、長時間、起立させて直立不動の状態で立たせ、食事を制限する
2、気のすむまで、幾度もビンタする
3、警棒で力まかせに、電撃する
4、座禅したままの格好で人を縛りあげる（座禅している状態でひもで下記のように縛り上げた後、他の受刑者に踏ませることもある）
 酷刑のイメージ図：座禅を組ませ、縛り上げる |
5．死人ベッドに縛り付け、身動きできないようにする
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専任で法輪功学習者を迫害する者らには、教育科の科長の王韌堅、大隊長の許、教導員の郭、中隊の教導員の姚磊、中隊隊長の李凱、閆立濤らの6人がいる。
命令に従い迫害を行なう受刑者は、許朋、侯継豊、松原油田人（彼らはすでに釈放された）の3人だった。ここは特に洗脳に関する方面に非常に力をいれている場所で、法輪功学習者たちの心身に与えるダメージの破壊力は凄まじいものである。
2018年11月の初めに、また4人の善良な法輪功学習者たちが拘束されて連行され、ここ悪名高い吉林省の公主岭留置所に入所して来た。
