文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年7月16日】ある年の秋、村の幹部である陳が会議で田さんが法輪功を修煉していることを警察に通報しようと言ったことを知り、私は田さんと一緒に彼の家に行って大法の真相を伝え、大法弟子を迫害することを制止させようとしました。
陳の家に着くと、私たちがまだ口を開いていないうちから陳はぷんぷん怒り出し、私たちを追い払おうとしました。私たちが庭に入った途端に、陳は前に出て手を挙げ、田さんを一発殴りました。この光景を見た私は直ちに正念を発して、「悪人が自分を殴るように」という一念を加えました。すると、陳は自分の顔を思い切って殴りました。彼は自分が空振りして自分を殴ってしまったと思い、もう一発殴ってきましたが、やはり自分の顔を殴ってしまいました。田さんを殴っても当たらないため、今度、彼は足で蹴り始めました。しかし、やはり当たらず、それどころか彼は仰向けになって倒れ、スッテンと転びました。今度、陳は地面から石を拾い上げ、田さんめがけて投げつけました。しかし、その石は田さんに当たらず、木に当たり、跳ね返って来て彼の体に当たってしまいました。陳は慌てふためいてぶつぶつと、「あんなこと(田さんを罪に陥れること)をすれば、雷が俺の体に落ちてくるわ」とつぶやきました。その言葉を発した途端に、雷が本当に彼のすぐそばにドーンと落ちて来ました。彼はびっくりして家の中に逃げ込みました。
しばらくしてから、陳の妻と息子が出て来て田さんを引っ張り、私たちを帰らせようとせず、そして、とても聞き苦しい事を言いました。陳の息子は手を挙げて田さんを殴ろうとしたので、私はそばでまた、正念を発しました。この時に陳の妻は息子に「殴らないで、殴らないで、私を殴ってしまうから」としきりに叫びました。なるほどその結果、息子の振り上げられた手は母親に当たってしまいました。
彼らがまだ田さんを引っ張って手を放さないのを見て、私は片手を胸元で立て、「大法弟子を迫害するすべての邪悪の生命と要素を徹底的に解体するように」と強い正念を発しました。こうしてしばらくすると、彼らは勢いがなくなり、私たち2人も無事に家に戻ることが出来ました。その後、陳一家の生活はとても不運続きとなりました。それを見た村人はみんな彼が大法弟子を迫害して、悪報に報われたと言い合いました。
「正念は神威を顕し」[1] の事例は大法弟子の中では、まだまだ数多くのことがあります。未だに、大法の真相を分かっていない人達に、早く大法の真相を知ってほしいと願っています! そうすれば、あなたもきっと大いに受益することができるでしょう!
師父の慈悲なるご加護に感謝いたします。同修の皆さんに感謝します。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「新年の挨拶」