文／中国の大法弟子
【明慧日本2019年8月1日】最近、明慧ネットで、インターネットが人、特に修煉者に与えた影響に関する文章を読んで、自分の修煉体験と、現代のインターネットが人をコントロールすること（人がほぼ生活の各方面でインターネットに依頼すること）について、私の考えを皆さんと交流したいと思います。
今の中国社会には、旧勢力が強制的に押し付けた網のような物にコントロールされています。人々は、人間の生活や、各面において現代科学はとても便利だと考えています。実は、旧勢力が人間の安逸心などの私利私欲の心理を利用して、しっかり人間の思想をコントロールしているので、人間はますますネットに依存し、一歩一歩、衰退し滅びる方向に進んでいきます。
近年の中国には、この変化が特に目立っています。人々は生活用品を買ったり、毎日の朝ご飯や野菜を買ったりする場合でも、ネット上のウィチャットやアリペイ（スマホ決済アプリ）を利用して支払います。今は現金を使って支払いをすると、逆に嫌がられます。理由はお釣りを返すのが面倒だとか、あなたはちょっとおかしいなどと言われます。しかし、皆さん考えてみてください、数千年来、人間は神が按排したお金で売買する形でした。中国でそれが受け入れられなくなり、その代わりにスマホで支払う方法は正しいことですか？ それは変異した状態ではないでしょうか。
現在のネット上には、いろいろな物が出てきました。特に、ネットショッピングを利用して、その便利さ、速さに人々が引き寄せられ、さらに人間はネットから離れられないようになりました。
私は以前このことに、あまり気づいていませんでした。常にネット上で買い物をするとき、品質が良く、また安い物を買うために、時間をかけてネット上の一つ一つの店で比較して、時間を無駄にし、思想も静かにならなくなりました。その時、利益の心、お金を節約する心が強くて、安くて良い物、自分好みの物が手に入れば、得をしたと大喜びし、嬉しくなります。
今年の3月、私達は子供を迎えに行くため高速道路を車で走っていました。突然、路上に小さな障害物があり、急に回避できないので、車はその障害物の上に乗ってしまいました。車はすごく震動して、大きな音がしました。私は助手席で寝ていてびっくりして、夫にどうしたのと聞きました。事情が分かったとき、これは偶然ではないと思い、内に向けて探しました。恐らくこの前、ネットに夢中になっていたことが原因だと悟りました。私はよくネットで安い物があるかどうかいろいろ探していました。それは利益の心ではないでしょうか？ 私は師父に、「師父、私は間違いました。どうか、私たちが安全に家に帰られるようにご加護をお願いします」と心でお願いしました。夫はサービスエリアに入って、車のタイヤを点検して、「大丈夫、何も異常はない」と言いました。私たちは高速道路を降りて、キャンペーンをやっているガソリンスタンドで安い価格で給油しました。その時私に歓喜心と便宜を図る心が出てきたことを全然意識していませんでした。また走っていると、路上の小さな穴を通る時、タイヤが「ピーッ」と音がしました。車から降りて確認すると、タイヤが30センチほど切れていました。路上の小さな穴なのに、タイヤは大きく切れていました。これは旧勢力が私の利益の心を掴んで私を迫害していると理解しました。先程の高速道路では師父に加護されて無事でした。もし高速道路での事故だったら大変なことになるでしょう。私は心の中で「私はいかに漏れがあっても、大法の中で正します。旧勢力は私を迫害する権利はありません。私の師父は旧勢力を認めず、私も認めません。今後私は必ずこの利益の心を放下します。師父、ご加持をお願いします」と念じました。夫は予備のタイヤと交換して、私たちは安全に帰りました。
その後、私のパソコンは明慧ネットに入れないという現象が現れました。内に向けて探すと、また利益の心、便宜を図る心の原因があると気づき、それを放下すると、明慧ネットに入れるようになりました。師父は「もしかして、皆さんはとても（師父が微笑んで）良い根基を持ち、大きい範囲の衆生の代表者で、先天的な能力も非常に高いかもしれません。しかし、同様にこの社会の様々な誘惑、各種の人心の妨害によって、この常人社会の深みにはまり、これらの良くないものに染められたかもしれません」[1]、「神から見れば、この滔々たる濁流の中で、波に流されず、その位置から動いていない人はすでに非常に素晴らしいのです。波に流されていない人は本当に素晴らしいのです。しかし、大法弟子は流されていないだけでなく、流れに逆らって進んでいます！」[1] と説かれました。私は何故師父が説かれた法の通りに行なわないのでしょうか。私は自分に、「常人はスマホや、ウィチャットから離れることはできないが、修煉者としての私は波に流されず、流れに逆らって上に進むべきではないか」と思いました。その後、私は完全に伝統的な生活方式で生活して、人と付き合う時、できるだけスマホを利用せず、相手と直接会って話します。物を買う時、ネットを利用せず商店での価格で買い物をします。人がネットでショッピングする時、特に修煉者であれば、そのネットショッピング自体にエネルギーが与えられるということを意識しました。もし誰でもそれを見ず、利用しなければ、この物は無くなるので、旧勢力は一生懸命人の執着を掴んで、人をネットに依存させています。
ネットは各方面で現代人を取り込んでいます。子供の入学や、教師はネットを利用して保護者との交流、学費の支払い、大学の応募もネットで行ないます。今の中国政府は皆ができるだけネットを利用するように勧めています。こうすれば、政府はビッグデータを分析して、各個人の生活や、その人の生活習慣や、個人の好き嫌いなどすべてしっかり把握して、国民をコントロールしています。しかし皆はそれに全然気づきません。
2018年6月30日付の明慧ネットの『すべての大法弟子への注意事項』には、「すべての大法学習者と大法弟子はウィーチャット（WeChat）、テンセントQQ（Tencent QQ）、クラウドサービス（iCloud）およびSkypeなどのソフトウェアを二度と使ってはならず、中国であろうと、海外のその他の国や地域であろうと使ってはなりません。ウィーチャットなどのソフトウェアを削除し、工場出荷状態に戻し、これまでの災いに終止符を打ってください。これで工場出荷状態に戻すことができます」
私は、中国のネットショッピングの各サイトは淘汰されるべきだと思います。修煉者としては削除すべきソフトウェアです。それらは人に大きな害を与え、人の心を誘惑し、人の思想を腐敗し、人の行為を妨げています。私の親戚はネットショッピングに夢中になり、毎月2000元の収入で、5000元以上の商品をショッピングしています。最後は金を借りてまでショッピングし、お金を返せないので、親がお金を出して返してやったそうです。現代社会は、ネットによって多くの問題を引き起こしました。ネットを離れて、伝統的な生活に戻れば、人間の生活は正常に戻ると思います。
以上は個人の浅い認識です。皆さんがこの問題に対して重視されるよう希望します。そうすれば私たちの生活環境は浄化できると思います。
注：
[1] 李洪志師父の経文：『二〇一八年ワシントンDCでの説法』
