楊万明さんと宗廷選さん 保安沼刑務所で様々な拷問
■ 印刷版
 

 【明慧日本2019年8月4日】年初来、内モンゴル保安沼刑務所では善良な法輪功学習者に対して、残酷な迫害を与え続けている場所である。元中佐士官だった楊万明さんはスタンガンで電撃を与えられ、頭や手が傷だらげになった。宗廷選さんは拘束バンドで縛り付けられて頭部だけが露出しており、顔に唐辛子の汁を噴霧され、針で前額や人間の急所の一つである人中をめちゃくちゃに刺され、血まみれになった。

 保安沼刑務所は内モンゴル自治区ヒンガン盟に位置しており、法輪功学習者を拘禁し、ひどく迫害する邪悪な黒巣で、保安沼男子刑務所と保安沼女子刑務所に分けられている。そこで、多くの学習者が迫害されて大怪我を負い、障害者や精神異常者となり、さらには迫害死している。知っている情報だけでも、迫害死した法輪功学習者は周彩霞さん(女性)、于秀蘭さん(女性)、于振傑さん(女性)、田福金さん、房慶昌さん、周倹さんたちがいるが、実際の死亡者数は当局により厳しく隠ぺいされているため、この6人はただの氷山の一角に過ぎない。

 保安沼刑務所では用いる迫害の手段はあまりに残酷で、人を激怒させるほどだ。下記は保安沼男子刑務所であった実際の迫害の手口の一つである。

 楊万明さんは内モンゴル・フルンボイル市の学習者で、元中佐士官だった。法輪功の修煉を堅持していただけで、懲役7年の実刑判決を下された。刑期が満了して解放されて間もなく、2014年4月にまたもや連行され、同年9月に懲役6年の実刑判決を言い渡され、保安沼男子刑務所に収監され、第一監獄区に拘禁された。

中共酷刑示意图:电击
中国共産党による拷問:スタンガンで数人が一斉に電撃する

 2019年3月26日、楊さんは刑務所内でちょっと座禅して煉功しただけで、第一監獄区の共産党書記・呂興安によりスタンガンで電撃を加えられ、唐辛子の汁を顔に噴霧された。当時、電撃を受けていた楊さんは苦痛に耐えられず、地面を這い回り、頭や手は傷だらげで腫れあがった。翌日の朝、楊さんは再びスタンガンでの電撃を受けて重体となり、病院に運ばれて救急手当を受けてやっと一命をとりとめた。

 宗廷選さんは内モンゴルホルチン右翼前旗の法輪功学習者で、不当な拘禁と迫害に抗議するため、2019年4月16日に、刑務所での労働出勤を拒否した。すると、呂書記は受刑者らに拘束バンドで宗さんを縛り上げさせ、呂の事務室に運ばせて拷問を加えた。

 拘束バンドで縛り付けられた宗さんは頭の部分だけが露出しており、警官らはまず宗さんの頭に唐辛子の汁を噴霧し、それから針で前額を何度も刺し、最後に人中(じんちゅう・ 鼻と口との間にある縦の溝の部分で、人間の急所の一つ)という部位に何度か針を刺した。宗さんの頭や手は血まみれとなった。

 呂興安らの残虐な行為は『刑法』、『刑務所管理法』、『警察法』に違反しており、拷問器具を濫用し、勝手に学習者らに目に余る残酷な拷問を与えるものである。国内・外の正義感のある方々は、ぜひ手を差し伸べて、保安沼刑務所に拘禁されている多くの善良な法輪功学習者たちを一刻も早く、救出するようお願いしたい!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/27/390671.html)
 
関連文章