文/吉林省の大法弟子
【明慧日本2019年8月29日】私は今年76歳です。小さい頃から多事多難であり、生後6カ月の時に、不幸にも左目を刺され失明しました。6歳の時に、体中に膿疱がたくさんできてしまい、医者に、「膿疱が13カ所であれば、1セットになりますが、あなたは26カ所もできたので、ちょうど2セットです」と言われました。医者にナイフで足の膿疱を切り取ってもらうとき、痛さで体が震えていたため、大事な筋が切られてしまい、膿疱は治りましたが、踵(かかと)が動かなくなりました。当時医者には「歩くことを練習すれば、筋を延ばすことができる」と言われました。
しかし、不運は次から次へとやって来て、天然痘が流行する年に大人から子供まで、次々に天然痘にかかり、私も天然痘にかかりました。しかし、私の場合痘が体の中に閉じ込めらて表に出ず、近所のおばあちゃんは私がそのままでは死んでしまうと心配して、一つの方法を教えてくれました。それは地面に穴を掘り、私を穴に寝かせて口と顎(あご)だけを残し、土で私の体の他の部分を全部埋めました。この方法で私は少し良くなりました。おかげでその後、痘がやっと表面に出てきました。
二回の病気のせいで、私は歩けなくなりました。両親は私は賢い子なので、学校に行かないと不憫(不憫)に思い、毎日学校へ送迎してくれました。学校に行くと同級生達に片目しかないとからかわれ、いじめられました。同級生に頭を思い切り石にぶつけられ、骨が折れてしまいました。同級生達から、からかわれ、いじめられて精神的にも耐えられず、結局、不登校になりました。大きくなり社会に出てからも、人との接触で数々のいじめに遭いましたが、我慢するしかありませんでした。
このような私は20歳で結婚しましたが、体に障害があるせいで、自分より6歳も年上の家庭が貧困な人と結婚し、5人の子供を産みました。私が38歳のときに夫はひどい腰痛になり、それ以来18年もの間、下半身不随になりました。それから私は1人で家庭を支え、耐えられないほど辛い日々が続き大変でした。
こんな生活の中でいつの間にか、私の体力も限界になりました。右目の水晶体が濁ってしまい、物がはっきり見えなくなりました。体にむくみが出て顔色は血色がなく、夫に「病院に行きなさい」と言われても、家には8000元もの借金があり、病院に行く余裕はありませんでした。私が倒れたら誰が家族を支えるのでしょうか? 家族のためにも私はどうしても健康になって、彼らの世話を一人で全てやらなければなりませんでした!
病院に行き、医者の診察を受けて驚きました。私の体のあちこちが悪く、五臓六腑に良いところは一つもありませんでした。医者に「どの病気を先に治しますか?」と言われ、あまりにも病気が多すぎて、手が付けられない状態でした。医者に「あなたのヘモグロビンは6gしかなく、体がかなり酷い状態で、頭から足の先まで良いところはどこもありません。あなたの家庭の事情は分かりますが、どうしますか?」と言われました。
私はびっくりして、どうすればいいかわからなくなりました。80歳の高齢の親もおり、それに加えて子供達も5人おり、しかも、夫が半身不随でした。これから先、どうすればいいのかと思いなやみました。
大法を得て、大法の生きたマスメディアになる
1996年の2月、近所の人が我が家の事情を知り、私に法輪功の修煉を勧めてくれました。当時、私は「お金がかからなければ、やります」と言って、修煉を始めました。1時間煉功をすると、体がリラックスできました。
師父の説法を聴いた途端に「これは佛法ですね」と私は言いました。第四講まで聴き終わったら、下痢が始まりましたが、お腹は痛くありませんでした。それが1日中ずっと続きました。夜また説法を聴くので、行きたくないと思っていたら、子供に「いっておいで。説法を聴いたら、師父が下痢を止めてくださいます」と言われ、渋々行きました。説法を聴き終わり、帰宅の途中でまたトイレに行きたくなりました。そしてトイレに行ったら、体の中から大きな物体のような物が排出され、体が一気に軽くなり、生まれて初めて心地よい状態になりました。
おかげで、私は毎日煉功を続けられました。2カ月後のある日、第一式の功法を煉功しているときに、足にあった小さいときからの傷が、ナイフで切られたように痛く感じました。それからすぐに痛みがなくなりました。私は師父が足を治してくださったと確信しました。それから私の足が治り、正常に歩くことができ、目も見えるようになり、体のあちこちの不調がすべて治りました。
夫は私の元気になった姿を見て、自分も説法を聴きたいと言い出し、師父の説法を聴きました。夫は「師父の説法はとても素晴らしいです。あなたを怒ったら、あなたに徳を与えることになるので、今後はもう怒りません。煙草もお酒もやめます」と言ってくれました。2週間も経たない間に、夫は立ち上がることができ、しかも1時間くらい立つことが出来るようになりました。
修煉してから1カ月後、ある日の昼ご飯を食べた後に夫は突然腰が痛くなり、汗でビショビショになり、その状態が4時間も続きました。近所の人に「病院に行った方がよいのではないか」と言われましたが、夫は「師父が私の体を浄化してくださっているので、病院に行く必要はありません」と答えました。この一念で、夫は乗り越えました。それから腰の痛みがなくなり、普通に歩けるようになり、働くことができました。新しく引っ越して来た人達に、夫はまるで別人になったと言われ、生まれ変わりました。
これらの事を通して、親戚や友達、近所の人々、それに町長や村の幹部までもが、そして、私達夫婦の知り合い全員が法輪功を修煉したおかげで健康になり、元気になったと知れ渡りました。
それ以来、私達夫婦は人との付き合い方は、全て「真・善・忍」の基準に従い、自分に要求してきました。利害関係があることであれば、親戚や友達、近所の誰に対しても損得を気にかけず、争いをしませんでした。近所の人達からは「このおばあちゃんは法輪功を学んでから、とても良い人になりました」と言われました。我が村では、この事が人から人へと伝えられ、「このご夫婦は、『法輪大法は素晴らしい!』と言うことを知らせる生きたマスメディアです」と言われ、村じゅうに広まりました。