文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年9月2日】
一、交通事故で、ケガを負った彼女の顔が元通りになる
地元のある女性同修は2018年の上半期、不幸にも交通事故に遭いました。当時、彼女は意識を失い、顔にひどいダメージを負い、唇が裂け、目玉が飛び出そうになり、顔は傷だらけになりました。その後、病院に運ばれ、救急措置を受けましたが、顔の傷口を縫った針の数は無数で、頭は腫れあがっていました。彼女を見舞いに行った時、彼女だと認識ができませんでした。
しかし、彼女は自分の顔の事や自分が醜くなったことをあまり気にせず、ただひたすら内に向けて探し、「どうしてこんなに大きな事故に遭ってしまったのか? 三つのことを疎かにしているのではないか? 法を学んでいても心に留めていないのではないか? 発正念をする時に気が散って集中していないのではないか? 人を救う時に心をこめて行なっていたか? 他人のための心が法の基準に到達していないのではないか? 自分にはまだ何か執着心、人心、欲望、観念があって、それらが自分の修煉を妨げているのではないか」と探しました。
彼女は絶え間なく探し、自らを正し、半年間で自分を正しました。すると、彼女の顔も元に戻り、縫合した傷口の傷跡も残らず、肌も白くて全く以前と変わらなくなりました。今回の事を通して、また人々に大法の不思議さと素晴らしさを見せることができました。
二、死の淵から目覚める
ある同修の親子は最初の頃、とても精進していました。師父は娘に「日月中天」との四文字を見せて下さり、同修の親子によく修煉するようにと励ましてくださいました。
その後、母親は中国共産党にひどく迫害され、路頭に迷う生活を強いられ、娘はまだ小さく、生活が厳しいため、仕方なく子供を連れて南方のある病院にアルバイトに行きました。仕事も生活も大変で、その上、修煉の環境も失い、彼女は次第に修煉を疎かにしました。そのため、彼女は旧勢力に隙に乗じられ、肺がんになり、余命20日間位だと言われました。同修の協力の下で彼女は地元に戻って来ました。
彼女に会った時、彼女はすでに痩せこけており、人相も変わり、臨時に借りたアパートで寝込んでいました。私を見ると彼女は泣きながら、「夫も優しくないし、私は死んだ方がましだ」と言いました。「その一念は間違っていますよ」と私は言い、そしてさらに、「あなたが死んでしまったら、お嬢さんはどうするのですか? あなたの世界の衆生はどうするのですか! あなたは起き上がって煉功すべきです。師父だけがあなたを救うことが出来るのですよ」と言い聞かせました。
彼女を起こし、座らせて座禅をさせ手印を打たせました。しかし、30分も経たないうちに、彼女はもう無理だと言って、そしてお腹が絞られるように感じ、辛くて耐えられないと言いました。「頑張ってください。必ず続けてください。それは師父があなたの体を浄化してくださっています。いい事ですよ」と私は励ましました。
彼女は薬の瓶を掴もうとしましたが、掴む度に瓶が落ちて割れてしまいました。彼女も薬を飲んではいけないと悟り、もう薬の瓶を取ろうとしなくなりました。こうして、彼女は1時間の座禅をしました。すると、身体が楽になり、ベッドから下りられるようになりました。それから、薬を全部捨てました。
それからというもの、彼女は毎日法を学び、煉功し、正念を発して、内に向けて探しました。およそ3週間後には、彼女はなんと完全に回復しました。その後、彼女はまた南方にアルバイトに行きました。当時の医者も同僚も友人も、彼女を見て皆大変驚きました。「どうしてこんなに早く元気になったのですか? まったく別人になりましたね! どんな治療を受けましたか?」といろいろ聞かれました。彼女は「法輪大法は私を救って下さり、李洪志師父は私に新たな命を下さいました」と言いました。彼女は法輪大法の素晴らしさを見事に実証しました。
また、彼女は夢を見たと言いました。彼女はとても美しい所に飛んで行き、そこにはあずまやや楼閣が建ち並び、草花や樹木は色鮮やかで人間の世界にはないような美しい景色でした。そこには人が多くいないのですが、皆は彼女を囲んで引き留め、彼女を帰らせようとしませんでした。「あなたは太陽の息子で、カルロス王子と言います。あなたは私達の王です。皆はあなたの帰りをお待ちしていました。もっと素晴らしい我が世界を作ってほしいと願っています」と言われました。
しかし、「いくら素晴らしい所でも、自分は戻らなければなりません。それは、師父が私たちにそのように警告してくださったからです」と彼女ははっきりと分かっていました。そして、彼女はこの一念を持って、あの美しい世界から戻って来たそうです。