米国の多数の政治家たちが 法輪功を支持する
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 【明慧日本2019年9月10日】信仰の自由を求めて20周年目にあたる 2019年7.20法輪功学習者が迫害停止を求める活動を始めて20周年でもある。例年通り、学習者は迫害に反対する活動を行ない、明慧ネットはそれらの活動に関して報道をしている。この特別な時期に、全世界で多くの国々の政治家は、当地の法輪功学習者の集会に出席し、または支持するメッセージを送り、あるいは各種の会議で法輪功学習者や、中国人の信仰の自由を支持すると発言した。このような状況を作り出したのは、学習者が20年一日の如く、迫害に反対して支払った代償の成果である。そして邪悪に対して始終妥協しない『真・善・忍』に対する確固とした信念が、世界の人々の共感を得て、実を結ぼうとしていることからもわかる。今世紀最大の正邪の対決の中で、正義が邪悪に打ち勝つ過程は、すでに最終段階に入ったと言える。

 以下は米国政府および政界からの、法輪功学習者の信仰の自由と迫害制止活動への支持である。

 一、米国トランプ大統領はホワイトハウスで、法輪功学習者と面会し迫害の情況を知る

 2019年7月17日水曜日、米国トランプ大統領はホワイトハウスの執務室で、27カ国から来た宗教迫害に直面して生き延びた27人と面会した。その中には、中国江蘇省南京市の法輪功学習者の張玉華さんが含まれていた。トランプ大統領がホワイトハウスで正式に法輪功学習者と面会したのは初めてで、学習者が受ける迫害の詳細について尋ねた。

 トランプ大統領はホワイトハウスを訪問した27人の宗教迫害の被害者に対して、「あなた達一人一人は信仰のために巨大な苦痛に遭われ、私生活を妨害され、脅迫され、裁判、拘禁、拷問などを受けました」、「あなた一人一人はいま、全世界で宗教の信仰は自由であることを推し進める重要性を立証しました」と語った。

 トランプ大統領は「米国人の我々には終始分かっていますが、私たちの権利は神から与えられたもので、政府から与えられたものではありません」とも語った。

 信仰の自由を守ることについてトランプ大統領は、どの米国大統領も信仰の自由の問題について、彼(訳注:トランプ大統領)のように真面目に取り組んでこなかったという。「私から見れば、宗教に対する信仰の自由はとても重要であり、ほんとうにとても重要なのです」と語った。

 トランプ大統領は訪問者の27人に対して、「あなた達が耐えた苦痛は、大多数の人には耐えられないものです。私は生き延びられたあなた方に祝福を贈ります。そして、一緒にここに来られたことを光栄に思います。私は永遠にあなた方と肩を並べて一緒に立ちます」と語った。

 トランプ大統領は、宗教の自由は米国の外交政策の核心として、ずっと取り組んでいるという。「この場におられる皆さんは、全世界の宗教の自由の推進にあたり、重要な証人です」と述べた。


法輪功学習者と握手するトランプ大統領

 二、米国副大統領は、中国で信仰の自由を勝ち取るために戦う人と面会 

 2019年8月5日、米国ペンス副大統領は執務室で、「国際宗教自由円卓会議」に参加する法輪功学習者を含む、中国の信仰の自由のために戦う4人と面会した。副大統領執務室が発布したニュース原稿によると、ペンス副大統領は面会の中で、トランプ政権と世界各国の各宗教信仰者が一緒に立ち上がるという承諾を再度確認し、米国政府は北京に中国憲法で定められている信仰の自由の権利を保障するよう、継続的に呼びかけ、信者達が中国全土において自由に信仰できるようにすると語った。

 法輪功学習者代表、明慧出版センタースポークスマンの陳傑夫氏は、ペンス副大統領と面会した4人の内の1人で、ほかの3人はキリスト教の権利を守る組織「対華援助協会(CHINAaid)」創始者・傅希秋牧師、「米国人権団体・公民力量」創始者・楊建利博士、世界ウイグル会議副主席・オメル・カナト氏、米国務省の世界信教の自由(International Religious Freedom)のサム・ブラウンバック(Sam Brownback)特使も同席した。

 陳傑夫氏は明慧記者の単独インタビューに応じた。彼は、記者会見のペンス副大統領に、「法輪功は20年間もの長きにわたり酷く迫害され、現在も依然として厳しい状況にあり、明慧ネットで確認が取れただけでも、迫害で4000人以上の法輪功学習者が死亡しています。中国共産党の情報封鎖により、実際の死亡者数はこの数倍に上ります。生体臓器収奪も確認されてから20年近くなり、被害者人数は異常に膨大です」と伝えたという。

 ペンス副大統領は話しを真剣に聞いたあと、「我々はあなた達(法輪功)を忘れることはありません。私は保証します」と語ったという。

 インタビューを受けた陳氏は、中国について、「中国共産党は数千万の法輪功学習者を迫害し、彼らを刑務所や強制労働収容所に強制収容し、公職を解雇し、強制的に退学させています。この行為は当然、現存の法律を踏みにじり、善悪をひっくり返し、道徳を壊し、善念のない人らを公職位におき、中国社会においてこの20年、急劇な道徳の滑落をもたらしています。そのため、市場に偽物や粗悪品が多く出回り、はなはだしきに至っては有毒食品、有毒ミルク、偽ワクチン、不公平、道義のない現象が多く現れており、中国人の一人一人がみな被害者です」語った。

 陳氏は、被害を受けているのは信仰団体だけでなく、中国共産党の信仰に対する迫害は中国人に巨大な傷を負わせ、米国民も被害者だという。彼は「人々は中国で信仰のために家財を差し押さえられ、信仰のために臓器を強奪されています。多くの人にとって公平な貿易、知的財産権は笑い話に過ぎず、だから米国も中国社会における道徳滑落の被害者になっています」、「しかし、信仰の自由が回復され、社会で道徳が再構築されれば、中国社会の諸問題は自然と解決され、今日米国が直面している貿易問題も再び現れないかもしれません」と語った。

 ペンス副大統領は、米国政府の中で中国に対する強硬派の代弁者である。7月18日、彼は信教の自由大臣級会議の席で、「中国共産党は各種の宗教信仰を迫害し続けているが、しかし中国各地で信仰は花を咲かせている」と語り、彼は「(米中貿易の)交渉はどのような結果になろうとも、あなた達は安心してください。米国民は頑なに中国のすべての信仰者と一緒に立ち上がります」と述べた。

图2:美国副总统彭斯
米国ペンス副大統領

 三、米宗教自由大使 中国共産党の法輪功迫害を非難

 米宗教自由大使・サム・ブラウンバック氏は7月29日のツイッターで、「今年の7月20日で、法輪功は中国で禁止されて20周年を迎えた。現在、法輪功学習者は依然として中国共産党政権の迫害を受け続け、逮捕、拷問をもって信仰の放棄の強要に直面している。中国共産党の行為は受け入れることはできない」とコメントした。

 今年3月8日、サム・ブラウンバック氏は香港外国人記者クラブで、中国の宗教自由と題して講演した。その中で、中国共産党の法輪功学習者に対する迫害、法輪功学習者から臓器収奪が行なわれていることを非難し、迫害の停止を求めた。


米国国際宗教自由大使・サム・ブラウンバック氏

 四、マイク・ポンペオ米国国務長官「中国共産党の人権侵害は世紀の汚点

 7月18日、米国国務省主催の第2回「宗教自由大臣級会議で、ペンス副大統領に続き、マイク・ポンペオ国務長官、ベテラン国会議員・クリス・スミス議員が、中国共産党の宗教信仰および人権に対する迫害を非難した。マイク・ポンペオ長官は、中国共産党が多くの国の今回の国際会議への参加を妨害した行為も非難した。彼は中国共産党の人権侵害を「世紀の汚点」と称した。

 中国の人権と宗教問題に長期にわたり関心を持ち続けている、共和党下院議員・クリス・スミス氏は、中国共産党はあらゆる宗教の信仰を破壊しようとしている。ずっと法輪功とチベット佛教徒を破壊しようと企み、消滅できないキリスト教会に対して「宗教の中国化」を実施し、「国の直接管理と利用」をし始めていると話した。

 人々に喜ばしい事実として、20年の残酷な迫害を経ても、法輪功学習者は依然として中国共産党に管理され利用されることを拒否しており、明慧ネットには直接得た迫害の情報が大量に保存され、この情報が信仰自由の今世紀の戦いで最強の有力な証拠になると、スミス議員が話した。


会議で挨拶するマイク・ポンペオ国務長官

 五、米国国会および中国問題委員会は声明を発表し、法輪功に対する迫害の停止を求める

 今年の7月20日で、法輪功学習者の迫害制止活動が20周年を迎え、米国国会および中国問題に関する連邦議会行政府委員会 (CECC) 主席、ジム・マガバーン議員と、同主席、マルコ・ルビオ議員は共同声明を発表し、中国共産党の法輪功に対する迫害停止と、拘禁されている大勢の法輪功学習者たちの釈放を求めた。

 声明で「法輪功学習者は過去20年間、中国で人々を驚愕させ、全く容認できない程のひどい人権侵害を受けている。1999年7月、中国共産党政権は人々が法輪功を修煉することを禁止し、法輪功学習者を思うままに拘禁して拷問で苦しめ、強制労働をさせ、解放されてからも、絶えず私生活への妨害を行なっている」

 「この痛ましい迫害を、中国共産党政権はすぐさま停止させるべきである。また、過去20年間にわたり法輪功学習者に対する人権侵害の実態を公にするためにも、国連の独立した透明性のある実態調査を受け入れるべきである」

 「我々は中国共産党政権を促し、鄭翠萍さん、左洪涛さんをはじめとして、他の法輪功学習者たちも無条件で釈放することを求める。それと同時に、国際人権基準および中国憲法が保障するものに基づき、すべての法輪功学習者たちを尊重し、彼らの信仰の自由とその権利を行使できるように求める」と述べた。

 米国国会および中国問題に関する連邦議会は米国国会両院と行政が2000年に設立した特殊な機構であり、主に中国の人権と法治の進展を監督し、毎年米国大統領ならびに米国国会に報告書を提出するようになっている。

'图:美国国会及行政当局中国委员会(CECC)主席麦高文议员(中)'
CECC主席・ジム・マガバーン議員(中央)


CECC主席・マルコ・ルビオ議員

 六、米国国会議員は、法輪功の迫害制止を応援する

 法輪功学習者は米国首都ワシントンDCで「7.20」迫害制止集会などの活動期間中、米国連邦議員スティーブ・シャボット(Steve Chabot)氏、テキサス州連邦議員シーラ・ジャクソン・リー(Sheila Jackson Lee)氏が集会に出席し、応援のメッセージを述べた。他にも、米国連邦議会上院と下院26人の議員から応援のメッセージが送られ、彼らは法輪功学習者が支払った代償を称賛し、法輪功は世界の平和を推進しているが、しかし中国共産党は普遍的な価値に背いて進んでいると指摘した。26人の議員は、中国共産党の人権侵害を非難するとともに、中国共産党の法輪功に対する迫害の停止を求めた。そして、米国連邦議会本会議で、法輪功学習者の基本人権が確保されることを希望し、法輪功学習者と一緒に立ち上がり、法輪功の迫害の終息に継続して尽力するという。

 法輪功の迫害制止活動期間中に、応援のメッセージを送られた議員の皆さんは、以下の通りである。

 アイオワ州連邦上院チャールズ・E・グラスリー(Charles E. Grassley)議員

 テキサス州上院テッド・クルーズ(Ted Cruz)議員

 アイオワ州連邦上院スティーブキング(Steve King)議員

 イリノイ州連邦下院ロドニー・デイビス(Rodney Davis)議員

 ウィスコンシン州連邦上院ロン・ジョンソン(Ron Jonson)議員

 ペンシルベニア連邦上院パトリック・J・トゥーミー(Patrick J. Toomey議員

 ペンシルベニア州連邦下院マイク・ドイル(Mike Doyle)議員

 メリーランド州下院エリヤ・E・カミングス(Elijah E. Cummings)議員

 ウィスコンシン州下院グウェンムーア(Gwen Moore)議員

 イリノイ州下院ビル・フォスター(Bill Foster)議員

 ワシントン州連邦下院ハイメ・ヘレラ・ボトラー(Jaime Herrera Beutler)議員

 ウィスコンシン州下院マーク・ポカン(Mark Pocan)議員

 ウィスコンシン州下院グレン・グロスマン(Glenn Grothman)議員

 ワシントンDC連邦下院エレノア・ホームズ・ノートン(Eleanor Holmes Norton)議員

 テキサス連邦上院ジョン・コーニン(John Cornyn)議員

 インディアナ連邦上院マイク・ブラウン(Mike Braun)議員

 ウィスコンシン州下院ジェームズ・センセンブレンナー・ジュニア(F.James Sensenbrenner. Jr)議員

 ニューヨーク州下院キャロリン・B・マロニー(Carolyn B. Maloney)議員

 カリフォルニア連邦下院ケン・カルバート(Ken Calvert)議員

 ミズーリ州連邦下院サム・グレイブス(Sam Graves)議員

 ミズーリ州連邦下院ブレイン・ルケマイヤー(Blaine Luetkemeyer)議員

 バージニア州連邦下院ジェラルド・E・コノリー(Gerald E. Connolly)議員

 ニューヨーク州連邦下院ジェラルド・E・コノリー(Paul D. Tonko)議員

 オハイオ州連邦下院スティーブ・スティバーズ(Steve Stivers)議員

 ミズーリ州連邦下院ヴィッキー・ハーツラー(Vicky Hartzler)議員

 ミネソタ州連邦下院ディーン・フィリップス(Dean Phillips)議員

 (明慧出版センターURL:https://www.mhpublishing.org/)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/7/391178.html)
 
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