正々堂々と 「訪問」する警官に対処する
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 【明慧日本2017年8月31日】最近、全国各地の公安派出所は各管轄地域の居民委員会(共産党の最下部組織)の委員を引き連れて、大法弟子の家を訪問しています。彼らが言うには「特に用事はないのだが、見に行くだけだ」とのことでした。法を正す進展の最後の最後に、邪悪はすでに大規模な迫害を起こす力がなくなっており、一方、警官や居民委員会委員の分かる一面も真相を聞いて、救われるのを期待しているはずです。昨日、私の村の数人の大法弟子(私も含めて)はこのいわゆる「訪問」に直面しました。

 次に、自分の考え方を少し述べさせていただき、同修の皆さんと共に切磋琢磨し、そして、さらに精進して向上したいと考えています。不適切な所があれば、同修の皆さんの慈悲なるご叱正をお願いします。

 まず、私は警官が訪ねて来ることを妨害だと認識していません。むしろ、それは「真相を伝え、人を救うチャンスだ」とみなしています。なぜなら、ふだん、私たちは派出所に行ったり、あるいは警官に接したりすることはほとんどなく、彼らに真相を伝えようとしてもなかなか機会がありません! 今日、彼らが自ら訪ねて来たことは、師父が邪悪の按排を利用して、大法弟子を成就させようとされ、それと同時に、彼らを救い済度させようとされているのではないでしょうか? 私達はこの機会をしっかり掴んで、人々に救われる機会を与えなければならないのです。それに、警官は最初から「特に用事はない。見に来ているだけだ」と言っています。師父は警官の口を借りて、私達に何の問題もないことを教えて下さっているのではないでしょうか? それなら、私達は何も恐れず、正々堂々と真相を伝え、人を救うべきではないでしょうか。

 昨日、2人の若い警官と居民委員会の委員(以前真相を聞いたことがある)が訪ねて来ました。私は笑顔で彼らを家に招じ入れ、そして椅子に座ってもらいました。居民委員会の人が新しく異動して来た2人の警官を紹介しました。私が「法輪功のことで来られたのでしょうか?」と聞くと、警官は「そうだ。あんたはまだ法輪功を煉っているのか?」と言いました。私は「もちろん法輪功を修煉していますよ。信仰の自由は憲法で守られており、何を信仰するかは国民の権利です。私は法輪功を修煉して14年間、薬を1錠も飲んでいません。それによって、家計は大変助かっています。あなた達はまだお若いようですが、法輪功の真相をご存知でしょうか? 真相資料を読んだことがありますか?」と聞きました。

 1人の警官は「知らない」と答えると、私は「法輪功の真相を知ることはあなた達にとって、とても大事なことですよ。あなた達は上の命令でやって来たと思いますが、しかし、くれぐれも法輪功の問題で、間違いを犯さないで下さい。私は心からあなた達のために言っています。法輪功は全世界に広まり、海外に行けば、香港やマカオでは、人々は公然と法輪功を修煉しています。この歴史の一ページがめくられ、大きな災難が過ぎ去り、あなた達が残された時、あなた達は初めてその真偽がお分かりになるでしょう」と言いました。

 警官は「あんたはまた法輪功を宣伝したね」と言い、「これは真相です」と答えると、彼は「あんたはビラ撒きをしているか?」と重ねて聞きました。私は「信仰の自由、言論の自由、結社、集会の自由は憲法が国民に与えた権利です」と答えました。彼はしばらく沈黙してから、「あんたの寝室はどこだ? 見せてもらっていいか?」と言い、私は「その必要はないでしょう」と答えました。

 彼は立ち上がって、廊下で娘に「あんたも法輪功をしているのか?」と聞き、娘は「していません。しかし、母の修煉を応援しています。母は修煉してから、病気にもならないし、薬も飲みません。これは事実です」と答えました。「父親もそう思っているのか?」と聞かれ、「そうです」と娘は答えました。そして、2人の警官は戻って来て優しい口調で「問題がないようですから、僕らはこれで失礼します」と言いました。「じゃ、さようなら」と私が別れの挨拶をするまで、全部で5分間でした。

 この一連のことを通して、慈悲なる師父は法を正す進展の最後に、まだ人々に救われるチャンスを与えてくださっており、同時に、人々が救われるのを妨害するすべての邪悪を一掃して下さっていることを悟りました。師父は何もかも私達に下地を作って下さっていました。後は私達が真相を伝えるかどうか、言えるかどうか、ただそれだけです。私達は師父を失望させてはいけません。

 ある同修は警官が来た時、警官を家に入れさせないと聞きました。もう一人の同修は「警官に協力しない、きっぱりと断る」と言っていました。「縁がなければ人は巡り合わない」と言うように、ここに来た警官も、縁によって巡り合ったのではないでしょうか?

 ここで、未だに出て来ない、あるいは、恐恐怖心を持っている同修に、自らしっかり修めると同時に、早く出て来て、正々堂々と正念をもって人々を救ってほしいと私は心から願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/24/352904.html)
 
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