欧州「2019ロンドン法会」開催 師父から祝辞
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 【明慧日本2019年9月11日】(欧州=明慧記者・藍玲)「2019年ヨーロッパ法輪大法修煉体験交流会」が8月31日、英国のロンドン市内で盛大に開催された。ヨーロッパ29カ国をはじめ、アメリカ、アルゼンチン、中国、ベトナム、イスラエルなどの国の法輪功学習者が交流会に参加した。

 法輪大法の創始者・李洪志師父より交流会への祝辞が送られ、師父は「大法弟子の修煉は個人の円満成就だけのためでなく、師に手伝って衆生を救い済度するためです。大法弟子は使命を背負っているのです。これは皆さんが大法弟子になれたことの理由です」、「まだしっかり行なっていない人は今まだ終わっていないので、それなら行なうべきことにしっかり取り組んでください!」と説かれた。

'图1:二零一九年欧洲法轮大法修炼心得交流会'
2019ヨーロッパ法輪大法修煉体験交流会会場

 イタリア、チェコ共和国、イギリス、オーストリア、ドイツ、ポーランド、フランス、スウェーデン、ベルギー、スイスなどの国から参加した17人の法輪功学習者が、職場、マスメディア、神韻公演を広め、政界に真相を伝えるなかでの修煉体験を発表した。交流会は7カ国語の同時通訳で行なわれ、厳かで穏やかな雰囲気の中で、参加者は自分に照らし、互いに学び合って向上した。

'图2~6:来自意大利、捷克、英国、奥地利、德国、波兰、法国、瑞典、比利时、瑞士的十七位法轮功学员交流了他们修炼法轮大法的体会。'
交流会で発表する学習者

 困難の中で師と法を信じる

 イタリアの学習者・ラファエレさんは、神韻公演を広める中で自分の限界を突破し、師父のご加護の下で大法の不思議を体験したことについて発表した。

 2018年の神韻公演において、彼はトラックで道具を運び、技術スタッフの道案内の役を担った。ある日、彼が一日の仕事を済ませたときは、すでに深夜の3時だった。翌日の6時45分には神韻の芸術団スタッフを劇場まで送ることになっていた。彼の体力はすでに極限に達し、非常に疲労を感じ、焦って、これ以上は無理だと泣きたくなったという。修煉者は最も困難な逆境に直面しなければならないということは知っているが、なぜ自分がこんなに負荷を背負わなければならないか、理解できなかった。

 この時、彼は自分は修煉者であることを自覚し、脳裏に「これは自分を高める過程であり、業力が取り除かれようとしている」という一念が現れた。そして一瞬の内に、身体に一塊の暖かい流れと師父の巨大な慈悲を感じ、業力は多く取り除かれ、次元は押し上げられ、瞬時に意識がしっかりして、精神状態がよくなり、エネルギーに満たされた。ラファエレさんは心から喜びと幸福を感じて疲労を感じなくなり、一晩眠ったように感じた。このあと家に戻り必要な準備を行ない、気が付けば朝の5時30分だった。彼はいまさら寝るよりも座禅をもって寝たことにして、当日の仕事に就いた。

 オーストリアの学習者・クリスティーナさんは8歳の時『法輪功』という大法の書籍を読み、その後『轉法輪』を読んだあと、大法は宇宙の真理だと確信し、その時から修煉は彼女の心の中で根を下ろした。

 クリスティーナさんは大法の法理を、幼少期、少年期、青年期に学び、歩んできた修煉体験について交流した。挫折した時彼女は法理をもって自分に注意を喚起し、よくないことに見えても良いことに変え、同時にこの過程で周りの人に大法を認識させ、大法の素晴らしさを感じさせた。修煉者の人との接し方、あるいは物ごとに対する対処の仕方は真実で、善良で寛容であることを感じてもらいたいという。「師父が私の修煉の道を按排してくださり、加護してくださったことに感謝しています」、「修煉者が師父の言葉を遵守すれば、一切が素晴らしい結果を得ることができます」と話した。

 ある時、クリスティーナさんは大学の教職員が不足する困難に直面したため、自分の研究室の研究を担いながら、ほかの授業の講義も担当することになった。直属の上司と大学幹部との間に意見の相違があるために、直属の上司と同僚は彼女が数学の講義を行なう行為は、意識的に彼らを裏切ろうとしていると誤解され、さらに上司は彼女がこの仕事にふさわしくなく、その能力はない、と部内で噂を流した。

 彼女は善の心で説明を行ない、上司と衝突しなかったが、心は穏やかでなかった。自分の名誉が傷つけられ、今後の真相伝えに影響を及ぼすことを心配し、トラブルの解決法が分からなかった。

 クリスティーナさんは自分は修煉者であり、このマイナスの心を持つべきではないと思い、『法輪大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』という経文を思い出し、問題が起こったときは、、悪い事は全て良いことだと見るべきだと悟った。

 師父の法理は彼女を悟らせ、真面目に仕事を行ない、学法を多くすればするほど、物ごとが行ないやすくなり、友好と尊重の態度で上司と数学を教える同僚に接し、良い効果を得ることができた。この過程で一人の同僚は彼女の仕事にずっと関心を持っていたといい、彼はクリスティーナさんがこのような圧力に耐えられたことが考えられなかった。彼女は良い心理状態で不公平に対処したことで、同僚の尊重を得ることができ、多くの同僚は積極的に彼女を助けた。この事を通して同僚に法輪大法とは何か、中国共産党が法輪功を迫害している真相も伝えたあと、みな中国共産党が輪功学習者から臓器強奪を行なうこと反対する請願書に署名したのである。

 師父がおられなければ、一切は不可能である

 ドイツの法輪功学習者・ピーターさんは、ドイツ語版の『轉法輪』を翻訳する過程で、「師父がおられなければ、一切は不可能である」と悟った。

 彼はドイツ語の最新版『轉法輪』を翻訳することを自分の修煉と見なし、この過程で多くの試練に直面した。そしてこれらの試練が繰り返して実証されたのは、師父は、大法弟子が師に手伝い正法を行なうとおっしゃっておられるのは、この過程で弟子が欲する一切を可能にするためだという。

 師父の法身は常にピーターさんの傍で指導してくださり、素晴らしい翻訳を完成させることができた。『論語』を翻訳している時、『論語』はそれほど長くないので、すぐ翻訳ができると思っていたが、そうではなかった。師父は繰り返して彼に啓示され、一つ一つの単語を脳裏に巡らせ、決めていった。例えば朝に目覚めたとき、一つの意念が彼に別の単語を考えなおすようにと教え、彼がその単語を理解し、もう一度見直すまで、その啓示がずっと続くなかで、彼はその単語が間違っていたことに気付いた。このようにして師父の法身は彼を導いて一歩一歩と進み、『論語』の翻訳を完成させたのである。

 純潔な心理状態で神韻のチケットコールセンターで奉仕する

 イギリスの神韻チケットコールセンターメンバーである李さん、ピーターさん、エリナさん、ダミアンさんの4人は、コールセンターでの修煉体験について交流した。

 李さんは11年来ずっと神韻チケットコールセンターの仕事を担い、仕事の中で各方面からのトラブルと心性の摩擦に出遭った。しかしどんなに不当な扱いをされても、笑顔で穏やかな態度で電話に応対した。なぜなら電話をかけてきた衆生は救われるのを待っている縁のある人達だからである。

 ピーターさんは2018年にコールセンターのメンバーになり、今年のコールセンターで電話を受ける中で絶えず「私」を放下し、慈悲と善を修めた体験について交流した。

 神韻の今年のロンドン公演はキャンセルされ、一公演は延期を余儀なくされた。ピーターさんはチケットを購入したすべての観客に電話をかけて、彼らに新たにチケットの配分をしなければならなかったが、失望した観客に対して、真摯に相手の立場に立って考え、如何なる不満にも慈悲をもって対処した。そのため、事後、観客からは粗暴な自分の態度を謝る電話がかかったと言う。

 エリナさんはとても心地よい家庭環境から離れ、執着を放下し、謙虚な態度と感謝の心で神韻の観客に奉仕したことについて交流した。

 ダミアンさんは毎日少なくとも8時間以上コールーセンターで仕事をした。どのようにして家庭とのバランスを取り神韻の仕事に就いていたかについて体得した唯一の方法とは、自分をよりよく修めることだったという。

 「2019年ヨーロッパ法輪大法修煉体験交流会」は、午後5時に成功裏に幕を閉じた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/1/392186.html)
 
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