劉淑静さんに懲役2年を宣告し、刑務所に移送
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 【明慧日本2019年10月2日】煙台市莱山鎮の法輪功学習者・劉淑静さん(男姓)は2018年8月27日に連行された。2019年5月10日、莱山区裁判所は劉さんに対して不当に法廷審問を行ない、法廷で弁護士は劉さんの無罪を主張したが、結果、劉さんは懲役2年を宣告され、現在、密かに山東省刑務所に移送された。

 2018年8月27日、劉さんは莱山区院格荘派出所、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)により家から連行され、劉さんの妻も一緒に連行された。警官らはいかなる手続きも証明書の提示もなく、不当に家宅捜索を行なった。

 翌日の8月28日、警官は劉さんの母親(84)の家へ行った。当時、母親は留守で、ドアには鍵がかかっていたにもかかわらず、警官らは窓から家に侵入し、家の中をメチャクチャにして、大法の書籍、師父の写真、パソコン2台、さらに1500元の現金を押収した。

 劉さん夫妻も母親もとてもいい人で、地元の村民は皆「どうしていい人を連行するのか? どうして悪人を逮捕しないのか」と不満を言ったという。

 劉さんの妻はその日の夜12時に家に帰されたが、5000元の罰金を科された。警官は劉さんの妻に、「家に帰っても外出するな。いつでも出頭できるようにしておけ」と言った。

 2018年8月28日、劉さんは煙台福山留置場に拘禁され、1カ月後、逮捕状が発布された。

 2019年5月10日、莱山区裁判所は劉さんに対して不当に開廷し、弁護士は劉さんの無罪を主張した。開廷当日、劉さんの妻の傍聴は許されなかった。村の300人の村民が署名をし、劉さんは良い人で、彼を直ちに釈放するようにと求めた。

 しかし、開廷から1カ月後、劉さんは懲役2年を宣告されたことを知らされた。そして、家族にいかなる連絡もない状況下で、劉さんは山東省刑務所に移送されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/31/390855.html)
 
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