湖南科大の高恵芳さん 累計20万元の年金を差し引かれる
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 【明慧日本2019年10月5日】(湖南省=明慧記者)湖南科学技術大学を退職した法輪功学習者・高恵芳さん(79)は、1997年に法輪功を学び健康になった。1999年7.20、江沢民が法輪功を迫害し、「肉体を消滅させ、経済的に破たんさせ、名誉を汚し」の絶滅政策が実行される下で、高さんは16年の間、今なお累計20万人民元(およそ298万8000円)の年金を無断で差し引かれた。以下は高さんが語った内容である。

 私は高恵芳と言い、79歳で、湖南科学技術大学を退職した。法輪功を学ぶ前には体が弱く、1人で横断歩道を渡ることができず、多くの病気を患いとても苦しんでいた。

 1997年、法輪功に出会い、奇跡的な転換が訪れた。薬も飲まずにすべての病気が自然に治り、若い時には横断歩道を渡れなかった私が、80歳近くの高齢者になった現在、遠くまで歩いても疲れない。法輪功が私を救い、師父が私を救ってくださった。そして、法輪功学習者として道徳水準を高め、「真・善・忍」に基づき本当の良い人になり、さらに良い人になり、絶えず教えを実践できれば、初めて健康な身体を得ることができると分かったという。

 一、無断で2003年から年金が差し引かれた経緯について

 迫害が始まった当初、学校の指導者と当時の保安室の翟慶国たちは、何度も給料と職務を条件に上げて、法輪功学習者を脅かしたことがある。法輪功を放棄するか、あるいは自ら学校を離れるかという明確な決まりがあった。

 2003年5月、私は法輪功の資料を配布した際に、法輪功に誤解を持つ人に通報されたため、学校の保安室と湘潭公安局の関係者、保安処の処長・陳立新、610弁公室の副主任・翟慶国らは、いかなる手続きもなく、家の至る所をむやみに家宅捜索し、法輪功の書籍2冊、師父の写真、煉功音楽のテープなどの私有物を押収し、私を10日間拘束した。その頃から、学校は洗脳担当者・劉玉清をよく派遣して、長期にわたり私を監視させ、家族にも大きなプレッシャーをもたらした。

 2003年、ある学習者が私の家を訪問したことを、学校の610弁公室に知られた。保安処の処長・陳立新は私に「花崗岩の頭だ」と言い、その時から現在に至る16年間、ずっと無断で年金を差し引かれた。

 二、無断で16年間の間に差し引かれた年金の金額

 2003年、当時の月給は1050元(およそ1万5700円)だが、毎月300元(およそ4500円)の生活費だけが支給された。16年間で計算すると、当然受け取るはずの合計13万5300元(およそ201万6000円)が差し引かれたことになる。

 16年の間に、学校では何回も賃上げの調整があり、私と同じ経歴の人の現在の年金額は4000元(およそ5万9700円)だが、私の毎月の年金額は2900元(およそ4万3300円)で、1100元少なく支給された。賃上げの年から計算すると、合計6万6000元(およそ98万5600円)が無断で差し引かれたことになる。

 13万5300元に6万6000元を足すと、合計20万1300元(およそ300万6800円)を奪い取られたことになる。16年間の中で、上記の金額には各種の福利厚生や年末賞与などが、すべて含まれていない額を計算したものである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/20/393510.html)
 
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