法輪大法は私と私の生徒に福を与えてくださった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年11月11日】私は小学校の教師です。2000年に私は法輪大法への信仰を放棄せず、北京へ行って大法の無実を訴えました。そのため、中国共産党に酷く迫害されて、不当にも1年の労働教養を強いられた後、給料の支給まで止められました。

 2001年に夫が亡くなり、私と子供のための収入源を完全に失いました。当時、政法委員会や派出所、町役場、それに教育委員会と私の学校の人員が常に我が家に来て嫌がらせをして、修煉をやめさせようとしました。私は24時間監視されている他に、お金がないため子供も学校に行けず、私たち親子は同修達の援助を受けて何とか暮らせる状態でした。その後迫害を逃れるため、私は師父の保護と同修の手助けの下で、我が家から脱出して故郷を離れ、居場所を転々としながら生活しました。

 生計を立てるために、私は借りた家で塾を開きました。絶えず学法して、心性を修める中で、師父は私に知恵を開いてくださり、小学生はもちろん、中学生と高校生の指導もできるようになり、指導した生徒の成績も大幅に上がりました。師父は「天体、宇宙、生命、万事万物が宇宙大法によって切り開かれたため、生命が大法から背離すれば、それは本当の堕落となります。世の人は、大法一致することができれば本当の良い人であり、同時に善報、福寿を得ることができます。修煉者として、大法と同化することができれば、あなたは得道した者、即ち神となるのです」[1] と説かれました。

 一、この先生は責任感のある先生です

 家もお金もすべて失った私に、同修は家を貸してくれました。私がどうしても家賃を払うと主張しましたので、同修は「それなら、100元(およそ1600円)にしましょう」と言ってくれました。2007年の相場は最低でも300元だったので、私は先ず200元を払い、後でお金を稼いでから返すと決めました。

 住むところは解決されましたが、部屋が古くて壁も汚れていましたが塗装するお金がなく、我慢するしかありませんでした。そのような状況の中で私は塾を開きました。

 ある日、私の塾に父親と1年生ぐらいの女の子が訪ねて来ました。女の子は目の動きが鈍く、知能に問題があるように見えました。一方、態度の大きい父親は部屋の環境を見て、「これが塾ですか。我が子に明るい教室と楽しく遊べる環境がありますか?」と私に尋ねました。

 「こちらの環境は確かに良いとは言えませんが、今は困っている事情があって仕方がありません。しかし、子供さんの指導を求めに来られたのではないでしょうか? 環境は悪いけども指導能力には問題ありません。どんなお子さんでも基礎から教え、私には成績を上げる自信があります」と淡々と答えました。

 その父親は一瞬ボッーとしていましたが、何も言わずに娘を連れて部屋を離れて行きました。

 その1年後のある日、私は部屋で講義の準備している時、ノックする音が聞こえてドアを開けたら、昨年ここに来た父親と女の子でした。その父親の態度は前回よりかなり良くなり、私に娘の中間テストの成績表を見せました。算数24点、国語43点でした。父親は「この前は娘が手をケガして来られませんでした。ケガで学校を休んだので、勉強についていけなくなり本当に困っています」と説明しました。

 女の子が1年前と同じく目の動きがにぶい様子から、知的障害だと判りました。実は前回、彼女がここを離れようとしませんでしたが、今回も私をじっと見つめていました。そんな女の子を見た私はかわいそうになりました。父親の話によると、もうすぐ期末テストが迫っており、もし、不合格になると留年するしかないというのです。

 こうして私は名前が「小偉」という女の子をあずかりました。教師の経験から、私はどんなに教えても、知的障害児の成績を上げる可能性が低いと分かっていましたので、彼女に常に「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と念ずるように教えました。しばらくしてから、小偉さんの成績は少しずつ上がり、期末テストでは国語は95+5点、算数は86点を取りました。特に算数の問題がかなり難しくて、勉強のよくできる子でも6、70点しか取れなかったそうです。小偉さんの両親を初め、学校の先生方や同級生も皆驚きました。

 私の塾に来る生徒数も徐々に多くなりましたが、今の社会ではいろんな塾が乱立しており、迷う保護者も多いのです。ある日、1人の女性保護者がやって来て、「この塾の評判は分かりませんが、我が子を多くの塾へ行かせましたが成績が上がらず、これまでお金ばかり使ってきました」と不満を言いました。それを聞いて小偉さんは私がまだ話す前にどもりながら、「こ、ここの先生の指導は本当にいいよ。この先生は責任感があるよ」と言いました。保護者は小偉さんの真剣な顔を見て、さらに彼女に授業のことを聞き、安心して申込みしました。

 もう2人の男の子も私の指導を受けていましたが、最初に来た時は算数と国語ともに不合格で、その中の1人はピンインも覚えておらず、なおさら読むこともできませんでした。その子に集中して国語だけを指導し、3日目で読めるようになりました。家でお母さんは彼にピンイン版のグリム童話を読ませたところ、完全にクリアしたそうです。お母さんは私に「先生はとても素晴らしい方です。私自身も師範学校を卒業しましたが、自分の子を教えることは出来ませんでした」とたいへん感心しました。

 期末のテストで国語の成績が97+17に達した彼は、塾をやめる時に、私に「先生、本当にありがとうございました。以前、成績が悪かったため、同級生からバカと言われました」と言って、深々とお辞儀をしてくれました。

 他の1人の生徒は私が教えた「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」をいつも念じており、期末テストですべての科目が優秀でした。法輪大法は私の教え子に福を与えてくださいました。

 二、夫婦が私に合掌して 三拝する

 迫害による経済的な不安定と頻繁に居場所を変えざるを得ない中で、私の修煉状態に問題が生じ、邪悪に隙に乗じられました。2011年に私は拘置場に連行され、塾も解散させられてしまいました。私は断食して抗議した結果、46日の不当な拘禁を経て、無条件で釈放されました。

 私が不当に拘禁された時、生徒の小洋さんは高校受験の準備中でした。私は彼を教えたことのある他の先生に電話して、その先生の家に行って指導するように依頼しました。その後、小洋さんは素晴らしい成績で有名な高校に合格しました。最初、小洋さんが来た時は全科目が不合格でしたが、高校受験では高得点を取れたことを皆、不思議に思いました。後日、小洋さんの両親が果物を持って、わざわざお礼を言いに来ました。夫婦はそろって合掌しながら三拝し、「先生のおかげで、今の小洋がいます」と私に感謝しました。私は夫婦に「感謝するのなら、私の師父に感謝してください。師父の大法のお教えがなければ、私は何もできませんでした」と言いました。佛教徒である2人に私は大法の真相を伝えると、夫婦は共に三退」しました。その後、小洋さんの両親は福に報われ、商売が繁盛したそうです。

 小洋さんのお母さんは私にこのように言いました。先生が連行された後、私は何度も塾を訪ねましたが、他の人がそこに入ったのを見て、初めて借家だと分かりました。その後、私の店のお客さんから、ある法輪功を修煉する先生の塾の評判が良いと聞いて、子供をその塾に行かせようとしていたのに、連行されて、とても残念です。良い人ばかり捕まえるなんて、本当に憎らしいと聞きました。私は「うちの子はその先生の塾の生徒で、授業も素晴らしいし、先生の人柄もとてもいい方ですよ」と伝えました。

 三、成績が後ろから3番目が前から3番目になった

 小松さんは少し知的障害があり、小学校の頃から先生によく怒られていました。ある時、他のクラスの生徒の前で辱められたことがあり、今でも心に傷が残っているそうです。

 小松さんは中学生3年生の時に人の紹介で私の塾に来ました。当時、高校受験が迫っており、国語が不合格だけではなく、全科目の指導が必要で、時間的な余裕がありませんでした。

 そんな小松さんに私は丁寧に指導すると共に大法の真相を伝え、彼は中国共産党の少年隊を脱退しました。それからの小松さんの成績は著しく伸び、性格も明るくなりました。順調に高校に進学した後、学校のテストの成績はいつも3番以内でした。小松さんの小学校からの同級生は「かつて、後ろから.3番目だった彼が、今は前から3番目になるなんて」と驚いたそうです。それに対して、小松さんは私に「彼らは法輪大法が私に知恵を与えてくださったことを知りません!」と嬉しさを隠しきれませんでした。

 2018年、小松さんは理想の大学に合格し、希望していた専攻を学ぶことが出来ました。

 このような例は他にもたくさんありました。法輪大法は私と私の生徒達に福を与えてくださり、どんな言葉を使っても、感謝の気持ちを表現しきれません。ここで、私と生徒が慈悲なる師父にお礼を申し上げます!

 注:
  [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「論語」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/17/394486.html)
 
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