文/中国の大法弟子
妻の意識が戻って来た時には、運転手はすでにその場からいなくなっていました。その後、妻はよろめきながら家に帰って来ました。妻は弱々しい声で「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! 師父、私を助けてください!」と言って、また意識を失いました。妻の顔には血痕があり、鼻からも血が出ていて、黒い血を吐きました。「師父が妻の体内から鬱血した血を出して下さっている、そして、師父は修煉者を見守って下さっている」と思うと、少し気分も楽になり、落ち着いてきました。
妻が朦朧として相手が誰だか分からなくなった様子を見て、私は同修に電話をしました。すると、すぐに3人の同修がやって来てくれ、一緒に正念を発して一緒に法を学びました。娘にも電話をし、娘が帰って来て、「大丈夫よ、すべて仮相です。決して認めないようにしましょう。師父と法を信じましょう。大法と師父はきっと母を救ってくださいます」と言って、大声で「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じました。その晩、私も娘も一睡もせず、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ続けました。
翌日、また同修達が来てくれて、皆で法を学び、正念を発し、師父の詩「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[1] と暗唱しました。私は繰り返し、繰り返し、その詩を暗唱しました。娘が仕事から帰って来てからも、私達は妻の傍で大声で「法輪大法は素晴らしい」と念じました。
二十数人の同修が毎日家に来てくれ、発正念をし、一緒に法を学びました。このようにしていると、師父の慈悲なるご加護の下で、同修達の無私の助けがあり、妻はしだいに意識を取り戻し、同修に支えられてゆっくり歩けるようになりました。
二十数日後、妻はすべて正常に戻り回復しました。
この事は親族たちに大きな衝撃を与えました。皆は「法輪功は本当に不思議です! 法輪功の師父は本当に偉大です!」と言い、そして三退をし、誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい」と念じるようになりました。
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」