唐山市の田世勝さん夫婦 懲役7年と5年の実刑判決
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 【明慧日本2019年12月19日】唐山市開平区の法輪功学習者・田世勝さんと妻・田淑蘭さんは、2019年7月3日に押し入って来た警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。ところが最近、秘密裏に開廷され、田世勝さんに懲役7年、妻の田淑蘭さんに懲役5年の実刑判決を言い渡された。2人ともこれを不服として、すぐさま控訴した。

 法輪功を修煉して健康になる

 1997年前半、中年になった田世勝さんは血便が出て、家族に病院に運ばれた。この治療のために、元々多くなかった貯金は使い果たされた。1997年の年末に、隣村の知人の紹介で法輪功の修煉を始め、しばらく経つと田さんの顔色が良くなり、元気が出てきて気力も戻り、仕事も改めて出来るようになった。

 また、妻の心臓病も自ずと治った。病気の治療にお金を使い果たした一家は経済的に泥沼に陥ったが、法輪大法の修煉のお陰で元気になり、仕事に復帰できて幸せになった。しかも大法の真・善・忍の法理に従って学んだ田さんは、優しくて謙虚な良い人になった。

 田世勝さんは木工職人で、ここ数年間、数えきれないほどのお客さんに頼まれて内装の仕事をしてきた。そして、田さんは契約以外の余分のお金は一切受け取らなかった。田さんのポケットの中にお金を入れたお客さんもいたが、田さんはそれをすべて返していた。「僕は法輪功学習者ですから、ほかの人とは違います」と常に微笑みながら説明した。田さんに接触した人達は皆、田さんの人柄に敬服した。

 不当に連行され、判決を下される

 2019年7月3日朝7時ごろ、開平区越河鎮派出所および唐山市公安局、開平支局は3、4台のパトロールカーを出動させ、13、14人の警官らが突然に田さんの自宅に押し入り、田さん夫婦を連行てし、家宅捜索を行なった。

 警官らが押収した私物財産は下記の通りである。プリンター5、6台、DVDアールダブル1台、パソコン2、3台、用紙の切断機1台、携帯電話3台、人民元1万元(およそ15万6000円)あまり、コピー用紙1箱、法輪功の真相資料10箱、および他に生活用品などの個人の多くの私有物である。

 当日、唐山市範囲内で多くの学習者たちが一斉に連行された。警官らは「携帯電話を盗聴したり、住宅区の監視カメラで監視したり、尾行するなどの手段で15日以上、学習者たちを見張っていた」と自慢そうに語った。

 田さん夫婦は唐山市第一留置場に収容された。最近の情報によると、田世勝さんには懲役7年、妻の田淑蘭さんには懲役5年の実刑判決が言い渡されたという。2人ともこの判決を不服として、すぐに控訴した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/13/396981.html)
 
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