文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年1月18日】私は1996年から法輪大法を学び始めた古い大法弟子です。24年来、私の身には無数の奇跡が起きています。私は高学歴ではないので、修煉体験の交流文章を書いたことはありません。しかし、周りの同修たちが邪悪に肉身を迫害され、それを否定できないことを聞いたり、目の当たりにしてきました。また、衆生を救い、済度を急ぐ時期である今、病業によって肉身を失う同修もおり、自分が病業を乗り越えた体験を書き出すことを決心しました。数日かけて書いた文章を同修にパソコンに入力してもらいました。病業にかかっている同修がその病業の仮相を否定することに、少しでも役立ててもらえば幸いです。法に則っていない部分がありましたら、同修の慈悲的なご指摘をお願いします。
法輪大法を学ぶ前に両脇の下、顎下はともにリンパ節が大きく腫れていました。病状が重いとき、ご飯も食べられず、話すこともできず、高熱が出て、いつも抗生物質を飲んでいました。この病気は9年間も続きましたが、法輪大法を学んで完治しました。
しかし、2008年7月に、顎下のリンパ節に卵大の大きさの腫れができました。学法するとき声が出なくて、ご飯を食べるときにも飲み込めず、流動食しか食べられなくなりました。さらに高熱もありました。この病業に対して、私は消極的に耐えるしかできなかったのです。しかし、その症状はなかなか消えず、私は焦り出し、気になって毎日鏡を見ていました。
ある日の朝、煉功したあと口を開け、鏡で口の中を見ました。その時、頭の中に「あなたは師を信じていないでしょう。大法を信じていないでしょう」という念が現れました。そして、私は「師父、すみません。私は病業の仮相を認めていました。間違った念でした」と謝りました。それから、私は鏡を見なくなり、腫れた部分も触らなくなり、痛みがあっても無くても気にしないようにし、いつも通りやるべきことをやりました。その2日後、舌の下に何か物があると感じたので、鏡で見てみると、膿疱が見えました。押してみたら、膿と血が出てきて、もっと強く押すとレーズンくらい大きさの両端がとがった固いものが出てきて、それを吐き出しました。その後、リンパ節の腫れが消え、痛みも消え、熱も下がりました。
先日、私と同じ症状の同修に出会いました。彼女もご飯を食べられず、声も出せず、首に発正念の口訣を書いた紙を貼っていました。学法のとき、その同修の番になっても読まなかったので、「悪者があなたに法を読ませないようにしているので、それに従うなら、悪者を認めることになりますよ。それを否定してください。あなたの番が来たら法を読んでください」と話しました。そして同修の番になると、頑張って声を出して読みました。しかし、痛みで泣いてしまい、泣きながら読みました。その日の夜、いつも薄いお粥しか飲み込めなかった同修は、家族と同じご飯と豆腐料理を食べることができました。同修の口からも膿と血が出ましたが、私のような固いものは出ませんでした。翌日、同修は完全に回復することができました。
二、胃の中の石を排出する
2009年、私は胸の左側(胃のところ)で何かが動いていると感じました。しばらくすると、ご飯を多く食べた日に、その動くモノが心臓に当たると感じました。それから座ってご飯が食べれず、学法のときも長く座っていると具合が悪くり、横になれば少し楽になるという体の不調が続きました。しかし、私は学法、煉功、家事も怠りませんでした。それを病気だと思わず、気にも留めず過ごして、良くなるまで2年かかりました。
ある日、そのモノがよく動いて、私は「どうぞ動きなさい。でもどんなに動いても私はあなたのことを認めない!」と話しかけました。その4日後、私は全身に冷や汗をかき、トイレに駆け込んだところ、卵黄大の石が排出されました。すると胸の動くモノも消え、ご飯が食べられるようになりました。最初、少し痛みましたが、2日後には完全に回復しました。
三、顔面神経麻痺が7日間で回復する
2014年7月6日午前、ご飯を食べている時に突然顔の右側が麻痺し、口からご飯粒がこぼれ出ました。それでも私は仕事に行きましたが、全身に力が入らず倦怠感がありました。夜になって、私は師父の写真の前で合掌し、「師父、弟子は頑張ります。ご心配なさらないでください」と話しかけました。
以前、私は内に向けて探すことがなかなか出来なかったのですが、今回、自分の内に向けて探すと決めました。私はまず、世間体を気にする面子の執着心を探し出しました。今年7月に実家に帰るつもりですが、以前から帰る時はいつも自分をきれいに見せようと、服装などにこだわっていました。地元や親戚などの多くの知合い達から好評を得たいためです。しかし、今回帰る前に邪悪に隙に乗じられ、歪んだ顔面になってしまいました。同時に、子供からは「病院を予約したから」と病院へ行くように促され、親子の情の試練もやってきました。私は行きたくないので、夫に「師父が私のことを見守ってくださるので、病院に行かなくても大丈夫よ」と言いました。そして、夫は子供に「お母さんは実家に帰って、数日休んだら治る」と代弁してくれました。実家に帰る電車に乗ると、症状はさらに悪化し、右目が開かず、口の歪みではっきり発音が出来なくなりました。実家に着くと、弟や妹、親戚中の皆から病院へ行くようにと勧められました。しかし、私は動揺せず、病院へ行きませんでした。あれから、日に日に良くなっていき、7日目には完全に回復しました!
四、脇の下の大きなしこりが消える
修煉する前から、私の脇の下には大きなしこりがありましたが、痛くも痒くもなかったので、放置していました。しかし、しこりは徐々に大きくなり、ある日親戚が私のしこりを見て、「知り合いの〇〇さんもあなたと同じしこりがあって、1万6千元(およそ25万6000円)かけて手術をしたのよ」と言ってきましたが、「私のしこりは大丈夫よ」と返事しました。しかし夜になって触ってみると、手で握れなくなるくらい、しこりが大きく固くなっていました。私は自分に「大丈夫。すべて師父に任せている。このことは師父にお任せしています」と言い聞かせました。その後、このことをすっかり忘れて2~3カ月経った頃、そのしこりは知らないうちに消えていました!
五、大きいお腹が1日で消える
ある日、ある同修に「あなたのお腹、どうしてこんなに大きいのですか? 邪悪の迫害によるものじゃないのですか?」と聞かれ、「太っただけですよ」と答えました。あれから、私は「食べ過ぎたのかな、便秘だからかな」などと常人の考えになってしまい、考えれば考えるほど、お腹が張ってますます大きくなりました。仕事を終えて、「バナナを買おう」と考えていましたが、すぐにバスが来たので買えませんでした。「『師父が買っちゃいけない』ということで買えなかったのかな」と考えながら、家に帰ってご飯を食べずに学法をしようとしましたが、なかなか落ち着きませんでした。その後「師父がおられる。師父にお任せすればよい」と言う正念が出てきて、心も体も楽になり、学法し続けました。
翌朝、お腹を見てみると、大きかったお腹がすっかりへこんでいました。驚きながら、夫を呼んで見せたところ、夫も「本当だ!」とびっくりしていました。
六、腰痛の仮相を解体する
今年9月、2人でミシンを持ち上げた時に腰の筋を痛めた感じがし、夕方の発正念のときも腰が痛く重い状態でした。その症状を直ちに否定しなかったためか、夜になると歩くことも困難になりました。煉功する際に、痛みでしゃがむことができないほどになりましたが、私は頑張ってしっかりしゃがんで、よく歩きました。ふくらはぎと脚を見ると黒紫色になっていました。翌日、グループ学法に行きましたが、坐禅が組めず、椅子に座ろうとした瞬間、同修に「そうすると、あなたはその症状を認めることになってしまいますよ」と言われ、そのまま地面に座りました。しかし、足を少し動かすだけでも痛く、学法を終えてもなかなか立つことが出来ませんでした。しかし、帰るとき、私はあえて足を伸ばして歩き、階段を上りました。帰宅すると背中までもが痛み始めました。その後、ご飯を作り、皿を洗い、あと片付けなどをいつも通りにしました。「大法弟子の肉身に対して迫害する邪悪生命と要素を解体せよ!」と発正念したところ、30分後には体の痛みがなくなり、さらに15分発正念すると、体がほとんど回復でき、さらに15分発正念すると、体が軽やかになり、正常に歩くことが出来るようになりました。
以上、私の比較的大きい病業の関のことをお話しました。病業に対して一念で仮相を否定すると、すぐ消えることも多々あります。例えば、ある日、手首を脱臼した際に、「法から離れたのが理由だ」と思うとすぐに治りました。腹痛の際も、「男性に法輪功の真相を伝えたくないのは私の色欲の心のせいだ」と思うと、すぐ腹痛が治り、伝えたくない気持ちも変えられました。
私たちは修煉者で、病気はありません。常人と同じような症状が現れても仮相です。そのとき、見た、聞いた、触ったなど、感受したものを信じないでください。師父を信じてください。私たちは修煉を通じて、肉体に対する迫害を否定することができます。
師父が説法の中で病業について、「修煉者が重んじているのは、正念です。正念が強ければ、何でも食い止めることができ、何でも行なうことができるのです。あなたは修煉者で、神の道を歩んでおり、常人の要素、低次元の法理に制御されていない人だからです」[1] とはっきりおっしゃいました。
私たち修煉者には師父がおられます。偉大な師父には出来ないことはありません。ですから、私たちが何を信じるか、何を欲するのかが重要なのです!
注:
[1] 李洪志師父の経文:『ロサンゼルス市法会での説法』