村民は連名で 教師の朱素栄さんの保釈要求
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 【明慧日本2020年2月7日】法輪功学習者・朱素栄さんは、河北省保定市蠡県の鮑墟郷東孟嘗村小学校の教師で、3学年のクラス担任である。2019年10月11日、朱さんは法輪功を学んでいるという理由で、鮑墟郷派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。現在、朱さんは今なお保定留置場に拘禁されたままでいる。

 朱さんが連行された後、学校の数人の先生と生徒たちは泣いた。情報を知った同郷の人たち、隣近所の住民も涙を流し、ため息をつきながら「こんなに良い先生なのに、どうして連行されたのですか」と言った。

 同郷の人たちは朱さんが1日も早く帰宅できるように、次から次へと署名して拇印を押し、数日間で300人以上の村民が連名で署名をした。また、多くの住民は他所へアルバイトに出かけ、不在であった。

 2019年12月24日、蠡県検察庁は証拠不足のため、公文書を公安局に差し戻して、さらに証拠を補足するようにと命じた。

 少し前に、弁護士は保定留置場に行って朱さんと面会した。その際に、朱さんは法輪功を堅持し、罪を認めないと自分の意志を弁護士に伝えた。しかし、家の中で病床で横たわっている高齢の母親や、間もなく出産する長女、まだ在学中の次女、特に心配している学校の生徒達のことを思い出すと、朱さんは涙を滲ませていたと弁護士は面会のときの様子を話した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2020/1/21/399597.html)
 
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