真・善・忍を実践する15歳の少女の経歴
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 【明慧日本2019年11月27日】(河北=明慧記者)河北省滄県黄遞舗郷に在住の褚彬彬さん(34)は、法輪功を学んだため、2001年に労働教養を強いられた時、わずか15歳であった。

 1998年、褚さんは多くの人が法輪功を学んでいるのを見て、自分も学び始めた。「真・善・忍」の理念に基づき良い人を目指し、さらに無私無我の境地まで、他人を優先させ、もっと良い人になるように、褚さんは実践した。

 しかし、1999年7.20、江沢民は法輪功への迫害を発動した。事実の真相を明らかにするため、2000年10月27日、14歳の褚さんは北京へ陳情に行った。思いも寄らなかったのは、陳情部門がすでに「連行する部門」になったことである。行く道がきっちりと塞がれた状況下で、褚さんと他の学習者は天安門広場に行き、法輪功の無実を訴えたため、現場にいた警官らにスタンガンで電気ショックを与えられたり、ゴム棒で殴られたりした。暴力を受けた多くの学習者は、頭が負傷し血が流れているにも関わらず、車内に引っ張られて違う場所に拘束された。

 褚さんは海淀留置場で丸一日拘束された後、地元の滄県留置場へ戻され、大人たちと一緒に拘禁された。

 2001年、15歳の褚さんは河北省唐山女子労働教養所に移送された。その時、大勢の学習者が拘束されているため、所内では人が溢れて収容できず、褚さんはまた地元に戻された。そこで、5カ月間苦しめられ、断食して迫害に抗議した褚さんは、ようやく解放された。

 2001年8月のある日、滄県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と褚村派出所の警官らは、褚さんの家に押し入って褚さんを連行し、滄県留置場に拘束した。同年8月7日、褚さんは労働教養2年を科された。労働教養所の警官は交替して褚さんに睡眠させず、「三書」を書くように強制した。2002年5月31日、褚さんは帰宅した。

 その時、旧暦の2000年大晦日の日に、拘禁されている褚さんの父親は娘を想い、以下の詩を書いた。

 15歳の我が子が刑務所に拘禁されている
 朗々とした笑い声はどこに見つかるのか
 外と断絶された無期限の拘禁はいつまでと知らず
 大晦日の団欒の日にも我が子に会うことはできず
 雪は屋根の上に厚く扉の外で舞い上がる
 1枚の薄いシーツも貴重なものになる
 我が子の金剛のように固い意志は変わらず
 俗世間を超越して願いを叶えるように望む

 20年が過ぎ去り、30代の褚さんは絶えず昇華していき、法輪功を学ぶ決意は変わっていないという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/14/395801.html)
 
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