私は「SARS」を乗り越えた
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 【明慧日本2020年2月16日】

 【中国からの投稿】

 2003年SARS(重症急性呼吸器症候群)が発生した当時、河北省秦秦皇島市の大学で勉強していた私は、原因不明の熱を出して空咳もし、寮で数日間休んでいても症状は好転しませんでした。仕方なく母に電話をかけると、母は家に帰って来るようにと言われ、電車に乗って実家に帰りました。家に帰っても熱が下がらず、ベッドの中にもぐり込んだまま体も思うように動かず、汗をいっぱいかいているような状態でした。

 母は法輪大法の修煉者です。私は高校生だった時に母親について公園で煉功をし、大法の本も読みました。しかし、大学に入ってからは中国共産党が法輪功を迫害し始め、私は修煉の環境を失い、修煉から離れました。しかし心の中では、いつも法輪大法は素晴らしいということをずっと信じていました。今回、母に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じるようにと言われ、そして、李洪志師父の説法の録音を聞かせてくれました。私は聞いているうちに眠りに入り、目が覚めたらまた聞き、師父の説法を繰り返して聞いていました。

 こうしておよそ1週間が経ったある日、私は突然お腹がすいてきてご飯を食べたくなりました。少しご飯を食べてシャワーを浴びると、気分がすっきりとして身体も良くなりました。2日後、学校に戻ることにしました。学校に戻った翌日、学校はSARSにより封鎖されました。

 当時の症状はSARSの症状と大変似ていました。しかし、私は薬を1錠も飲まず、毎日「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ、李洪志師父の説法を聞いていただけで、症状が消えてなくなりました。

 これは私が自ら経験した確かなことです!

 SARSが発生した当時、熱が出た一部の人はすぐに隔離させられました。その結果、本来SARSではない人も感染してしまいました。今回の新型肺炎も同じ状況です。外に出ると必ず体温を計られ、もしただの風邪で熱を出した人が無理やりに他の患者と一緒に隔離させられ、そのまま感染してしまえば、それは無念極まりないことではないでしょうか。しかしその時に、誰もあなたに救いの手を伸ばしてはくれません。皆は熱を出した人を疫病神だと言い、誰もが危険であると感じて恐れていたからです。

 今回の新型肺炎について、政府はもっと早く情報を開示し、もっと早く措置を取っておけば、ここまで事態は深刻化しなかったはずです。しかし、公安は最初に情報を流した8人の医者を抑え込み、処罰し、その結果、人を救うタイミングを逃しました。しかし、政府は武漢市に十分な医療物品と医療関係者を提供することが出来ず、多くの感染者を収容することも出来ない状況の中で、今もなお、人の命を救う本当の情報を「デマだ」として懸命に打ち消し、「感染の拡大を封じるよりも、口を封じる」ことをしているのです。

 この共産党体制はすでに中国で8千万の人を迫害し、命を奪ったのです。現段階では、今回の新型肺炎に対して特効薬もなければ、治療法もありません。感染が急速に拡散する中で、市民は自分で自分を守るしかありません。同胞達の皆さん、中国共産党に注ぎ込まれた偏見を放下し、一銭もいらないこの秘訣を試してみるように伝えてはどうでしょうか。「誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい!』と念じて、三退をすれば、きっと今回の災難を無事に乗り越えることが出来る」ことを多くの皆さんに伝えてみてください。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/3/400613.html)
 
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