河北省滄州市の龐慧霞さんに 懲役7年の実刑
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 【明慧日本2020年3月7日】河北省滄州市の法輪功学習者・龐慧霞さん、張振偉さん夫婦は2020年2月11日、滄州市運河区裁判所により判決を宣告された。龐さんは懲役7年と罰金2万元(およそ30万円)、張さんは懲役1年、執行猶予2年と罰金5000元(およそ7万6000円)の判決を言い渡され後、この判決を不服として、滄州市中級裁判所に控訴した。

 龐さんはすでに滄州市留置場に1年間拘禁されていたが、現在も引き続き拘禁されている。この迫害で龐さん夫婦や家族にも多くの苦難をもたらし、挽回ができないほどの損失を被った。

 龐さんは1998年5月から法輪功を学び始めた。そのおかげで、患っていた奇病が全て消えた。張さんはかつて重い滑膜炎を患い、両足の膝が大きく腫れ上がり、治療の際に、数回も膿と血の混じった液を抽出しなければならなかった。病気のせいで、張さんは短気な性格に変わった。しかし2011年、張さんは法輪功を学び始め、しばらくして滑膜炎が完治した。

 龐さん夫婦は農業を営んでいるが、暇の時期には市場で生活用品の販売を商売にして、生活を維持していた。

 2019年1月15日、滄県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の大隊長・李永聖、王植朋は大勢の警官らを率いて、突然、張さんを連行した。その後、警官らは張さんの家を家宅捜索し、法輪功の関連書籍、法輪功の小冊子、パソコン、プリンター、テレビなどの私物を押収した。龐さんは連行を免れるために、放浪生活を余儀なくすることを強いられた。

 しかし、2019年2月22日、龐さんも滄県国内安全保衛部門の警官らに滄州市留置場に連行された。その後夫婦は前後して、検察庁に逮捕状を発布された。同年4月17日、張さんは釈放されて帰宅した。

 2019年4月28日、龐さんの弁護士は滄州市留置場で龐さんと面会した。龐さんは両腕を背中に回されて手錠をかけられたままで、面会をさせられた。その理由として、留置場側は龐さんが拘禁中に断食して、不当に抗議したためだと言った。断食していた龐さんだったが、留置場で強制的に灌食された。

 2019年10月21日、運河区検察庁は龐さん夫婦を同区裁判所に起訴した。

 2019年12月27日、夫婦ともに運河区裁判所に不当に開廷された。龐さんの弁護士は法律に基づいて、龐さんの無罪を主張した。裁判官は、国内安全保衛部門の警官が、龐さんさんの家から押収した1000冊の『共産主義の最終目的』を法輪功の書籍としてみなし、いわゆる重要な「証拠」として扱い、龐さんに罪を被せた。

 そして、龐さんは懲役7年の実刑判決を下された。龐さんに対する判決は滄州市地区で2013年に、法輪功学習者・曹淑蘭さんが7年の実刑判決を受けてから、実に、2例目の重い判決となった。運河区裁判所は滄州市政治法律委員会と610弁公室に操られており、完全に公正な審判の権限を失っていた。

 龐さん夫婦は、法律実施を破壊する行為を何一つもしていなかった。それにもかかわらず、運河区裁判所が最高裁判所と最高検察庁が法律に対する解釈を根拠にして、法輪功学習者に罪を負わせるのは違法である。というのは、最高裁判所と最高検察庁は立法機関ではなく、法律を執行する機関だからだ。

 江沢民グループが法輪功迫害を発動したことで、中国の法輪功学習者や家族に巨大な苦難をもたらした。この迫害のせいで、中国社会の道徳を益々低下させ、中国人はみな被害者になってしまった。

 今回の新型肺炎は中国全土に広がり、凄まじいものである。天理は明白で、善悪には必ず応報がある。そのため、自分と家族に未来があるように行動するべきで、中国共産党が終わった後、法輪功への迫害に参与した者は、すべて正義の審判を受けなければならない。滄州地区の司法関係者は中国共産党の本質を見極めなければ、悪人の手伝いをして悪事を働くことになり、未来がない。今からでも遅くない。法輪功学習者を保護し、犯した罪を償えばその機会はまだ残されるが、ここで、中国共産党と一緒に滅亡の道を突き進まないように願うばかりである。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/24/401616.html)
 
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