広東省珠海市の林武勇さん 不当に拘禁される  
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 【明慧日本2020年3月9日】広東省珠海市(しゅかい-し)の法輪功学習者・林武勇さん(63歳男性)は、2019年7月12日に身柄を拘束され、2020年1月15日に不当に開廷された。珠海市香洲区第二留置場で残酷な迫害を受け、胃病で病院に送られた。現在、家族との面会を禁じられている。

 2019年7月12日、珠海市の七つの派出所は一斉に動き出し、法輪功学習者を連行して家財を押収した。その内の金源さん、王志軍さん、朱清さん、張育珍さん、李柳広さん、李建清さん、林武勇さんの7人は身柄を拘束された。

 当日、私服の警官らは、コミュニティーの警備員と一緒に林さんの自宅を訪ねた。警官らはドアの前で身を隠し、警備員にノックをさせた。林武勇さんと丁亦吟さん夫妻はコミュニティでの評判が良く、警備員もよく分かっていた。しかし、警官らに指図され、止むを得ずインターホンを押した。丁さんは内側のドアだけを開けて、外側の鉄のドアをロックしたままで用事を聞いた。警備員は、下の住民から水漏れのクレームがあるから見に行ってもらいたい、と嘘をついた。丁さんはおかしいと思いつつも、ドアを開けた途端に7、8人の警官らが部屋に侵入して来た。

 当時、林さんは散髪して帰って来てから、すぐに警官らに押さえつけられた。その後、家宅捜索され、パソコン2台、法輪功の書籍50冊あまり、携帯電話2台などの私物を押収され、林さん夫妻2人も身柄を拘束された。当日の深夜2時頃、丁さんは息子により保釈されたが、李さんは続けて拘禁された。

 8月19日、珠海市公安局香洲支局は2人に逮捕令状を発付し、林さんを香洲区第二留置場に拘禁し、家族との面会を禁止した。

 2020年1月5日、林さんに対して香洲区訴訟サービスセンターで開廷された。3月2日まで、林さんの情報は全くなかった。

 3月2日の夜8時頃、家族は弁護士に電話をかけて、初めて林さんの胃に異常があり、留置場から漢方院珠海病院に送られて、治療を受けさせていることがわかった。しかし、家族はその他の情報を一切知らず、とても心配している。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/5/402023.html)
 
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