内に向けて探して人心を取り除き、再び精進する
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2020年4月2日】私は大法弟子のマスコミで正社員として勤務しています。今まで仕事も忙しく、これに加えていくつかの真相を伝えるプロジェクトにも参加し、私のすべての時間を費やしました。すべてが順調にいっている最中に、武漢の疫病が突然に現れ、2020年の元日に私の体に不調が現れ、順調に回っていたすべてのことが乱れてしまいました。そこで私は悟りました。これは私に対する試練であり、どのように対処すればいいのでしょうか?  

 2020年の元日、頭痛がして全身の骨に裂けるような痛みが走り、喉が痛くて物が食べられず、水も飲めませんでした。めまいがして歩くことができず、座っていても、横になっていても、体は非常に痛かったのです。この状態が一週間続き、耐え難い日々でした。

 私は毎日苦しみに耐えながら内に向けて探し、三つのことを行ない、慈悲なる師父のご加護のもとで、学法煉功を通して、一週間後には徐々に回復しました。

 後に、武漢疫病が流行し始めていることが分かり、中国で修練していない親戚や友人のことを思い出しました。彼らが封鎖されて隔離された状態の中で生活をしていることを考えて、私はネットと携帯電話のメールで真相を伝えるプロジェクトに参加しました

 一、内に向けて探す

 私は内に向けて探して、自分には安逸心と怠る心、そして正法の終了時間に対する執着がありました。自分はマスコミの仕事に携わり、他のプロジェクトにも参加しており、とても忙しくして、中国国内への真相伝えについては積極的に参加していませんでした。真相を伝える電話やメールの送信は簡単にできるにもかかわらず、積極的にやろうとしなかったのです。私は悟りました、三つのことは行なっていますが、心に緊迫感がなく、全力で行なっていませんでした。  

 さらに内に向けて探しました。時間に余裕のある按排の中で、私は「私」(し)を見つけ、自分の生活を中心に真相伝えを按排したことで、日に日に衆生を救う仕事を怠るようになりました。

 私がさらに分かったことは、マスコミのプロジェクトの仕事に満足していたため、仕事は辞めてはいませんが、しかし形式だけに満足して、全力で行なっておらず、業務や、プロジェクトの中でも、よくできていませんでした。この形式に満足している背後には名利心が隠され、師父が求めておられる純正の心で衆生を救うレベルに達していませんでした。 

 これらの人心を見つけたとき、私は目覚めました。身体の痛みを私に体験させられたのは、マスコミの報道の中で武漢肺炎に苦しまれている衆生の苦痛を感受し、救われない衆生一人一人の苦しみを理解できて、その中で衆生を救う緊迫感を持たせるためであったと、悟りました。

 師父は経文の中でこのようにおっしゃいました。「大法弟子として、千万年待ち望んでいることとは・・・・・・。学習者としてあなたがこの世に来た唯一の真の願いとは・・・・・・。師父として、法を正す中であなたと衆生を救い済度することができるかどうかに関して、成否は今回の劫難にかかっています」 [1]

 私がこの経文で悟ったことは、すべての生命を大切にし、大法弟子の緩みや怠りによって多くの衆生が適時に救われていないのです。今後の1分1秒を大切にして、師父が私達を大切にしてくださっているように、すべての生命を大切にし、人を救う機縁を大切にし、緊迫感を持って全力で行なうべきだと悟りました。

 二、大法弟子「流れに逆らって進む」に対する悟り

 目下の正法の形勢において、私達は自分の学法が真に心に入っているかどうか、真に法を得ているかどうかを確認してみてください。新しい煉功音楽が発表されてから1年が過ぎましたが、自分の煉功が正法の進展についていけているかどうかを確認してみてください。2004年から人々に面と向かって真相を伝え始めてから16年が経ちましたが、自分の行ないはどうでしょうか? 私達に希望を託した衆生の皆さんは救われたのでしょうか?

 師父はおっしゃいました。「神から見れば、この滔々(とうとう)たる濁流の中で、波に流されず、その位置から動いていない人はすでに非常に素晴らしいのです。波に流されていない人は本当に素晴らしいのです。しかし、大法弟子は流されていないだけでなく、流れに逆らって進んでいます!」 [2]「皆さんはこの滔々たる濁流に逆らって進んでいます。しかし、よく考えればこれだけではありません! 全宇宙は淘汰の真っただ中にあり、堕落していますが、皆さんはこのような流れに逆らって進んでいます!」師父は説法の中で二度も流れに逆らって進むことをおっしゃられ、これは師父が私達に対する期待と要求であることを悟りました。

 私達はいかなる形式、いかなる環境にも動かされてはならず、正念のもとで常人ができないことを行ない、正念のもとで、奇跡を起こすのです。

 以上は最近の悟りであり、次元が限られており、不適切な所があれば。慈悲を持ってご指摘してください。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「師が法を正すことを手伝うとは何か」
 [2] 李洪志師父の経文:『2018年ワシントンDCでの説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/19/402663.html)
 
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