黒竜江の教師・劉譲芳さん 懲役3年の不当判決
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 【明慧日本2020年4月2日】黒竜江省双鴨山市宝清県の法輪功学習者・劉譲芳さんは2019年12月から行方不明になった。現在の情報によると、劉さんは地元の852農場スーパーマーケットで、法輪功の資料を配布したという理由だけで身柄を拘束され、懲役3年の不当な判決を宣告された。

 迫害に加担したのは852農場公安局および派出所などである。劉さんは双鴨山市留置場で拘禁されていたが、現在の居場所はわからない。黒竜江省女子刑務所に送られた可能性が高いと言われる。

 中国共産党による法輪功への20年以上にわたる迫害において、劉さんはかつて懲役5年の不当な判決を宣告され、刑務所で残酷な拷問を受けたことがある。2016年10月11日に、劉さんは解放された。65歳の劉さんは昨年、迫害によって遅らせていた定年退職の手続き続きをしに、人事局へ行ったが拒否され、最低限の生活保障額しか許可されなかった。

 劉さんは農場小学校の元教師で、宝清県852農場第一工場に在住している。法輪功を学ぶ前に、膵臓に腫瘍があると診断されたが、1998年7月から、法輪功を学んで健康を取り戻した。

 1999年7.20、江沢民グループによる法輪功への迫害が始まって以来、劉さんは法輪功を学んで、法輪功の無実を伝えたという理由だけで、合わせて9回も身柄を拘束された。洗脳班で6カ月間拘禁され、労働教養所で2年間拘禁された。さらにジャムス西格木労働教養所で鉄の椅子に7日間座らされ、刑務所の独房に閉じ込められ、苦役な労働を強いられ働かされ、野蛮な灌食など残酷な迫害を受けた。2011年10月8日、劉さんは再び身柄を拘束され、懲役5年の不当な判決を宣告され、黒竜江省女子刑務所に入れられてひどく殴打され、手のひら大の小さな腰かけに長時間座らされ、強制労働を強いられるなどの残忍な迫害を受けた。

 劉さんの話では「ここ数年間、私が住んだいくつかの家で、多くの嫌がらせを全ての家で受けたことがあります。私は一人暮らしをしています。夜中によく窓やドアをノックされ出てみると、すぐに逃走したので、誰なのかも分かりません。私の知っている限りでは、それは1人ではなく複数の人が酒に酔って嫌がらせに来ました。私は「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になることを目指しているだけです。これすらも妨害されています。しかし、私は差別やいじめを恐れません。中華民族の真の伝統である「真・善・忍」が中国人の心に届くまで、私は進めて行きたいと思います」

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/28/403058.html)
 
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