【明慧日本2020年4月11日】(黒龍江省=明慧記者)黒龍江省伊春市の法輪功学習者・張淑琴さん(69歳女性)は、2020年3月5日に法輪功の資料を配布した時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報されたため、連行された。現在、張さんは友好区留置場に拘禁されている。
伊春市で旅館を経営している張さんは、実際の年齢より随分若く見え、いつもニコニコしていて、トラブルに遭遇しても、おおらかな態度で人と接して決して相手とは争わない人である。
以前、張さんは他の人と共同で商売を経営したことがある。皆がそれぞれ一定の金額を投資したが、商売が不景気であることに気づいた。他の人は素早く元金を回収し、最後には多額の債務を張さん1人に背負わせた。しかし、張さんはそれを気にかけず、恨むこともなく、自分で黙々と仕事をやり続けた。誰かが自分に対して悪い事をしても、皮肉な言葉を耳にしても、張さんは構わないようにし、冷静で穏やかな態度で何事にも対処した。
1999年7.20から、江沢民グループは法輪功と法輪功学習者に対して弾圧を始めた。学習者を不当に連行して家宅捜索を行ない、拘禁し、「名誉を汚し、経済的に破綻させ、身体を消滅させる」の政策の下で、中国国内の大勢の法輪功学習者がひどい迫害を受け、多大な経済的損失をもたらした。そのような状況下で、なおも、張さんは上京して法輪功の無実を訴えたため、何度も迫害された。
2001年、張さんは伊春公安局、610弁公室の関係者らに連行され、懲役8年の実刑判決を宣告され、黒龍江省女子刑務所に拘禁された。
黒龍江省女子性刑務所で、張さんは受刑者らに苦しめられたため、隊長・張秀麗に状況を報告した。しかし、張秀麗は問題を解決してくれるどころか、張さんを宙に吊るして滅多打ちにした。さらに「お前が苦情を言ったから、吊し上げたんだ。どうすることもできないだろうが」と憎々しげに言った。
ここでは、法輪功学習者は最低限の生存保障もなく、暴力を振るわれると同時に皆の前で侮辱され、トイレに行きたくても行かせてもらえず、生理が来てもナプキンさえも与えられない。刑務所の警官らの支持を得た受刑者らは、やりたい放題で張さんさんを大いに苦しめた。このような最悪な環境下で、善良な張さんは8年間もの刑務所生活を終えて、やっと帰宅した。
だが、張さんは2020年3月5日に、法輪功の資料を配布した時に、またも連行された。