駅での一幕
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 【明慧日本2020年4月11日】ある日、私は地方の駅から電車に乗り北京の駅で降りる少し前、車内で鉄道の警察官らに職務質問されました。

 彼らは、私の身分証明書と荷物の検査を行ない、その中の一人の警官は「手荷物の中に可燃物があるかどうかを調べただけです。ご協力有難うございました」と笑って言いました。

 終点の北京駅に到着して電車から降りた私は、地下道を通ってA出口に向かって歩いていた時、迎えに来ていた家族から電話があり「こちらから見ると、私服警察があなたを尾行しているようです」と教えてくれました。私が後ろを振り返って見るとC出口に向かう人々の中に、中年の男性3人が私を遠巻きについて来ていました。1人の男性は携帯電話を持って話しているふりをし、他の2人は何も持っていませんでした。この時私は「間違いなく私服警官たちだ」と思いました。ちょうどその時、師父の響き渡る声で「隠身術」という声が聞こえて来ました。私は直ぐに心の中で「隠身術」と繰り返し念じてから「今から私は身を隠し、邪悪な者たちに見えないようにします」と2回繰り返して念じたところ、3人の私服警官達は去っていきました。そして邪悪が見えないように師父に「私と家族が持っている荷物を覆い隠してください」と2回繰り返して念じ、発正念をして邪悪の妨害を取り除く「滅」を念じました。すると出口の駅員が私の切符を検査した時、私の切符を見て微笑んで頭を下げ、また頭を下げてそれを返してくれました。この駅員はほかの乗客には邪険な態度をとっていたのに、なぜ私だけにこんな優しかったのでしょうか。周りを見回しても、私はほかの乗客と何も変わりはありません。そうか! と、私は直ぐに納得しました。私が発正念をしたので彼の背後にある邪悪な要素を解体したからなのでした。

 私が駅を出て帰宅する間の出来事です。私の脳裏に急に白と黒の画像が正面の100メートル程の上空に映し出されました。自分の近くに黒色の土壌が現れ、その中心にはマッチ箱位の大きさの一軒屋があり、周りにはところどころに落花生の粒ぐらいの建物がありました、他は何もありません。自分に遠い画像には黒色の泥土と、見渡せない所には水らしき物がありました。画面全体の上空には圧迫感のある黒雲があり、その不気味な暗雲には光がなく、非常に荒涼としていました。画面の右隣にカラフルな画象がありました。そのカラフルな画像の光り輝く天空には、私の巨大になった体があって着ている服は今の自分と同じでした。私の体の上空には小山があり、その山は黄金色でそこに薄いピンク色がかかり、私の体もその色に覆われていました。この時、この空間での私はとても気持ちよくまた不思議に感じました。今度は、白黒画面の左側に、細長いカラフルな画像が現れ、画面の中に私がいました。青空に陽の光があり(私が着ている服とは違う)長さ約130㎝、幅約70㎝位の透明なガラスが、私の足元から緩やかに上昇し始め、私の体はガラスの枠の中を通り抜けました。実際、私の体が感じたのは、このガラス枠が体内の水分を首や目の縁まで運んで、体はとても気持ちよくなりました。この時、私は宙に浮き、足は地面から離れていました。この瞬間に周りにいた人々や家族は私を見て感動し涙を流しました。私も溢れ出そうな涙を我慢して、繰り返し何度も師父に感謝しました! カラフルな二つの画面は、はっきりと鮮明で透明な色はとても美しかったのです。もちろん、師父が私にこの一切を見せてくださったのは、ただの偶然ではなかったと思います。

 かつて私が見た他の空間の画像は、煉功している時か、発正念の時だったのです。しかし今回は真昼間に目を開けたまま、照り付けられた強い光の中でこの画面が見えたのです。この画像は私の脳裏に残り続け、13日後の午後3時38分に消えました。

 この度の私の帰郷では、私服警官や鉄道警察官など多くの妨害がありましたが、師父のご加護の下で私は無事に家に辿り着くことができました。

 この文章を書いた目的は、慈悲で偉大なる師父はいつでも私たちの身近にいてくださり、私たちを見守っておられるという事を、皆さんに知って頂きたかったのです! 奥深く限りなく無辺である大法は不思議です! 本当に不思議です!

 弟子は歓喜の涙を押さえ、心から語り尽くすことのできない、師父への感謝を申し上げます!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/1/403242.html)
 
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