米『NY・ポスト』武漢肺炎による死者数を疑問視
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 【明慧日本2020年4月15日】米紙『ニューヨーク・ポスト』の2020年3月28日の報道によると、最近、大量の骨壺が中国武漢に運ばれたため、武漢肺炎(新型コロナウィルスが 引き起こす肺炎) に関する報道が真実であるかどうかについて、世界各地のメディアに再び疑問視されることをもたらした。武漢にある七つの葬儀場に現存している骨壺の数量から見て、武漢肺炎(中共ウイルスによる実際の死者数は中国共産党(以下、中共)の公式発表の報道数と比べてみるとかなり違うと報道した。

 また、その報道によると、武漢の各葬儀場で遺骨を受け取るために来た親族の長蛇の列ができ、山ほどの骨壺から見ると、公式に明らかにされた武漢肺炎(以下、中共ウイルス による死亡者数が、真実であるかどうかは疑問視されると報道した。

 武漢の市民が今週から中共ウィルス で死亡した家族の遺骨の受け取りを開始したため、各ソーシャルメディアや当地のメディアは、大勢の武漢市民が長蛇の列を作って並び、遺骨を受け取る写真を掲載したという。

 中共政府が公式発表した数字では、中共ウィルス による死亡者が3299人に達した。しかし、『財新』という中国メディアの報道によると、武漢にある1箇所の葬儀場だけでも、2日足らずで5000個以上の骨壺を入荷したという。

 ブルームバーグ・ニュース記者が、武漢にあるいくつかの葬儀場に中共ウイルスによる死亡人数と、受け取っていない骨つぼの数について尋ねたところ、「データがない」と答えた葬儀場もあれば、「このデータを漏洩(ろうえい)してはいけない」と答えた葬儀場もあったという。

 また、ラジオ・フリー・アジアの報道によると、火葬炉の数において計算すると、武漢でおよそ七つの葬儀場があり、約84個の火葬炉がある。そのうちの65個の火葬炉が普通に稼働したとして、1人の死者に対する火葬時間が1時間かかり、1日24時間ずっと稼働しているとすると毎日1560人を火葬することが出来るはずである。毎日、正常に死亡した200人を差し引いて、1カ月を30日として計算すると1カ月に4万800人もの人達が死亡していると推測できると報道した。

 湖北省の毛さんは、「武漢の七つの葬儀場の死者数を合わせて計算すると、1カ月で4万人もの人達が死亡したことが分かります。武漢の人口はおよそ1000万人で、一部の正常で死亡した人数の200人を差し引いたとしても、大量の骨壺の数字が発表されたことで、人々の注目を集めました。中国当局はわざとこの実際の数字を公にして、国民にこの残酷な現実をだんだんと受け入れさせるのが目的ではなかろうか」と言った。

 武漢市民政部(社会や行政事務を担当し、日本の総務省に相当する)に接近した人の話によると、中共ウィルス で死亡した人数がとても敏感な話題とされているという。しかし、武漢市政府は湖北省政府への報告の中で、中共ウイルスが一番猛威を奮ったこの1カ月間に、武漢の葬儀場で2万8000人の死者を処理したという数字が流れたことを明らかにした。「葬儀場では、毎日午前と午後を合わせて、2回くらいの死者の処理数が上に提出できず、葬儀場の間でもお互いに伝えることも出来ないので、各葬儀場は自分の所の数字しか把握できていない」と言った。

 武漢市民の陳耀輝さんは、葬儀場の従業員に接したことがあるという。陳さんは中共ウィルス が広がってから、全国各地の葬儀場の従業員は武漢に支援に来て、移動式の火葬炉を武漢まで持っていくように調達させられたと言った。「その当時は、北京八宝山公園墓地の従業員までも武漢に支援に来ており、毎日、止めることなく大勢の死者を燃やし続けた」と言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/31/403199.html)
 
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